オイルNG?CPUグリスの清掃に使うべきものとは
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
PCを自作する人も、メンテナンスでCPUクーラーを交換する人も、必ず通る工程のひとつが「古いグリスの除去」です。
見た目は地味な作業ですが、使う溶剤や方法を間違えると冷却性能に悪影響を与えたり、最悪パーツを傷める可能性もあるため軽視はできません。
今回はCPUグリス清掃に使えるアイテムと注意点、そして最適な選択肢をわかりやすく解説します。
清掃の基本は「アルコールティッシュ」から
CPUの取り外しやクーラーの交換時に避けて通れない「グリスの清掃」。最も手軽な方法として挙げられるのはアルコールティッシュです。
手に入りやすく、ウェットタイプで使いやすい上、揮発性も高い。拭いたあとの乾燥も早いという利点があります。
初心者でも扱いやすく、清掃に特別な道具を用意しなくてもすぐ始められるのが魅力です。コンビニやホームセンターで入手できますしね。
ただし、製品によってはアルコール濃度が低いため、グリスをしっかり落とせないことも。また、ティッシュの繊維がCPUやヒートシンクの表面に残る可能性があるので、仕上げには乾いた布で軽く拭き取るひと手間をかけると安心です。
ライターオイルやパーツクリーナーも使えるが注意点あり
次に人気なのが、ライターオイルやパーツクリーナーを使った方法です。
ライターオイルはCPUグリスに含まれる油分に反応しやすく、拭き取りやすいというメリットがあります。
また、パーツクリーナーは電子部品向けに設計されており、スプレータイプで広範囲に使いやすく揮発性が高いため残留物も少ないのが特徴です。
とはいえ、注意点もあります。これらは石油系溶剤を含むことが多く、プラスチック部品やゴムパーツに悪影響を与えるリスクがある点です。
また、完全に乾燥させないままグリスを塗布してしまうと、油分が残り冷却効率が下がる恐れもあります。
使用する場合は、必ず「電子機器に対応している」ものか確認し、拭き取り後に十分な乾燥時間を確保しましょう。
やっぱり安心なのは専用グリスクリーナー
安全性と確実性を求めるなら、CPUグリスの清掃には専用のグリスクリーナーを使うのが最もおすすめです。
グリスの成分に対して最適化された溶剤を使用しており、コアやヒートスプレッダを傷めずに効率よくきれいにできます。中には静電気防止処理が施されたものもあり、基板へのダメージリスクを最小限に抑えてくれます。
さらに乾燥も早く、拭き取り後に再塗布しても密着性が損なわれにくいという特長もあります。清掃作業がスムーズに行えるだけでなく、次に塗るグリスの性能を最大限に引き出す意味でも、やはり専用品は信頼できます。
なぜ「オイルNG」なのか?見えないリスクに要注意
冒頭で「オイルNG」としたのは、後から塗るグリスがうまく密着しない可能性があるためです。
グリスの役割は、CPUとヒートシンクの微細な隙間を埋めて熱伝導を助けることにあります。しかし、表面にわずかでも油分が残ってしまうと、熱の移動効率が落ち、冷却性能が下がるリスクが出てきます。
また、溶剤の選択を誤ると長期的に見て腐食や絶縁不良を引き起こすこともあるため、すぐに問題が出ないから安心とは言えません。
清掃は“性能の土台”になる工程
CPUグリスの清掃は、単なる「前準備」ではなくPC全体のパフォーマンスに直結する重要なステップです。
安価に済ませたい場合でも、できれば電子部品対応のクリーナーを選び、慎重に作業するのがベスト。もし少しでも不安があるなら、最初から専用のグリスクリーナーを使いましょう。
愛機を長く快適に使いたいなら、ぜひこだわってみてください。