ハイエンド!G-Tune NEXTGEAR i660PA1-SP3 性能レビュー
GTX1080Tiと他のグラボのベンチマークスコアを比較!
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BTOメーカー各社から続々とGTX1080Ti搭載ゲーミングPCが販売開始されています。G-TuneからはNEXTGEARシリーズのZ270のモデルが一番乗りでした。GTX1080と比較してどれくらい高性能なのか気になるところです。
今回はそのNEXTGEAR i660PA1-SP3をレビューしていきます。詳細は後述しますがハイスペックゲーミングPCの理想形とも言えるパーツ構成と性能です。
NEXTGEAR i660PA1-SP3はこんな方におすすめ!
最強性能のゲーミングPCが欲しい!
ゲーミングPCをできるだけ長く使いたい!
最新ゲームを中心にプレイしたい!
NEXTGEAR i660PA1-SP3のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-7700K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1080Ti 11GB | 16GB PC4-19200 |
ストレージ | チップセット |
480GB SSD + 3TB HDD | インテル Z270 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
DVDスーパーマルチドライブ | 700W 80PLUS BRONZE |
なんというか理想を詰め込んだようなゲーミングPCです。グラフィックボードはGTX1080Tiなのでハイエンド、その他のパーツも高速だったり高性能だったりとハイスペックな仕様のものが採用されています。
このようなハイエンドゲーミングPCの用途としては最新ゲームが筆頭でしょう。でも「ミドルスペックよりも長く使える」というメリットも忘れてはいけません。実際ミドルスペックより2倍ものグラフィック性能を持っているので、2倍長持ちすると言っても過言ではないでしょう。(実際はもっと長持ちするはずです)
ただ1つだけカスタマイズの余地があるとしたら電源ユニットです。700Wでも足りてはいますが、もっと電源効率を向上させて熱も抑えたいので、私なら700W 80PLUS GOLDか850W 80PLUS PLATINUMに変更します。
ストレージの速度
ではSSDとHDDがどれくらいの速度なのか検証していましょう。使用したソフトはCrystalDiskMarkです。
SSDの速度
SSDは「KINGSTON SUV400S37480G」でシーケンシャルリードは554MB/s、シーケンシャルライトは510MB/sです。安定感があります。
HDDの速度
HDDは「SEAGATE ST3000DM008」でシーケンシャルリードは197MB/s、シーケンシャルライトは191MB/sです。
NEXTGEAR i660PA1-SP3の外観
次にNEXTGEAR i660PA1-SP3の外観や接続端子のレビューをしていきます。
正面はアクリルっぽい素材でピカピカしています。下の部分と両脇に吸気口があります。
横開きするとDVDドライブが現れます。
大きな吸気口はメッシュになっていてワンプッシュで取り外せます。掃除がしやすい素晴らしい設計だと思います。
上部に排気口はありません。私はここにヘッドセットを置くことが多いです。
ぶれていますが手前に電源ボタンがあります。そしてマルチカードリーダー、USB3.0が2つ、USB2.0が2つ、マイク入力、スピーカー出力があります。
左側も吸気口です。
開けてみました。左下が電源ユニット、右下がストレージのシャドウベイです。
CPUファンはCOOLERMASTER製です。メモリは8GB x 2のデュアルチャネルで、メモリスロットは2つ空いています。
GeForce GTX1080Tiは定番のFounders Editonです。裏側にファンが1つあります。
拡張スロットはPCI Express ×4、PCI Express ×1が3つ空いています。マザーボードは「Z270-S01」と記載されています。これはおそらくMSIのOEMです。G-Tuneを始めとしたユニットコムグループ用みたいです。
シャドウベイはスライド式ですが各ドライブがネジで固定されています。
右側は何もありません。だから私はNEXTGEARを使う時は右の壁に寄せています。左の壁に寄せてしまうと吸気口を塞いでしまうからです。
背面には排気のリアファンが1つ搭載されています。
マザーボードの接続端子はPS2、USB3.0が4つ、USB2.0が2つ、LANポート、サウンド関連です。Z170と特に変わっていないように見えます。
GeForce GTX1080Tiの映像出力端子はHDMI、DisplayPortが3つです。DVIはないのでご注意ください。
NEXTGEAR i660PA1-SP3の温度
下記ベンチマークソフトで1時間以上負荷をかけながら温度を計測しました。CPUのCore i7-7700Kは最大79度、SSDは最大35度、HDDは最大33度、グラフィックボードのGTX1080Tiは最大84度まで上がりました。
NEXTGEAR i660PA1-SP3のベンチマークスコア
では最後にNEXTGEAR i660PA1-SP3の性能をベンチマークスコアとともにご紹介します。どれも解像度は1920×1080に設定しています。
FF14ベンチマーク
DX11 最高品質 | DX11 高品質 |
---|---|
21810 | 22101 |
DX11 標準品質 | DX9 最高品質 |
27337 | 24045 |
FF14ベンチマークはすべて20000越えです。もう溜め息が出るレベルでハイスペックです。DirectX11 + 最高品質の設定ではGTX1060 6GBが12500、GTX1070が16500、GTX1080が18000なのでGTX1080Tiの素晴らしさがよくわかります。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
85174 | 99885 | 115113 |
PSO2ベンチマークは歴代1位のスコアが出ました。グラフィックボードだけでなくCPUとメモリのおかげでもあります。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は21590です。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは62012です。やはりトップクラスです。GTX1060の2倍以上ですからコスパ抜群です。
3DMARK TimeSpy(DirectX 12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
8312 | 9209 | 5358 |
3DMARK TimeSpyの評価は「上位9%」です。DirectX12を使用した最新ゲームもばっちりです。
3DMARK FireStrike(DirectX 11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
20463 | 28176 | 13845 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位2%のパソコン」です。グラフィックスコアはやはりGTX1060 6GBの2倍以上です。これだけ高性能なら長く使えるゲーミングPCとして大活躍してくれます。
最新ゲームをプレイしたい人はもちろん、パーツの交換をすることなくできるだけ長くゲーミングPCを使い続けたいすべての人におすすめのゲーミングPCです。
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