第1回日本eスポーツリーグ決勝大会を観戦しに行ってきました
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「日本eスポーツリーグ」はこれまでになかった新しい形式のゲーム大会です。普通だと1つのゲームで優勝者や優勝チームを決めるわけですが、日本eスポーツリーグは地方各地にチームを作り、複数のゲームの勝敗で勝者を決める大会です。
日本eスポーツリーグの第1回は6チームで競い、リーグ戦の上位2チームが決勝に進む形式です。そして2017年1月22日に「東京アニメ・声優専門学校」でオフライン決勝が開催されました。
なお今回はJeSPAオフィシャルスポンサーである「GALLERIA Gamemaster」のサードウェーブデジノスに誘われて行ってきました。
オフライン決勝はオンラインリーグ1位通過の「CYCLOPS OSAKA」と2位通過の「東京ヴェルディ」の戦いです。
ゲームタイトルは「FIFA17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」「オーバーウォッチ」です。それぞれの勝敗を1ポイントとし、ポイントの多いほうが優勝となります。
ふと選手や実況者の席を見たところ、使用されているのはGALLERIA GamemasterのゲーミングPCでした。
ミニタワーの「GALLERIA Gamemaster GA JeSPA モデル」とスリム型の「GALLERIA Gamemaster GL JeSPA モデル」の種類でした。
FIFA17
初戦はFIFA17です。CYCLOPS OSAKAの黒豆選手は予選リーグ無敗の実力者です。
こちらは東京ヴェルディのKEN選手です。
1試合目は黒豆選手がバイエルン・ミュンヘンを、KEN選手がレアル・マドリードを選択。先制点はKEN選手が取るも、追いつき引き離しを繰り返す目を離せない展開に。
FIFAシリーズはまったく知らないのですが、オフラインモードのせいなのかPKやコーナーキックの方向が丸見えなのが気になりました。
最終的に黒豆選手が一気に逆転し、4-2で勝利しました。普通のサッカーの試合を見ているような感覚で楽しむことができ、会場はとても盛り上がっていました。
2試合目は黒豆選手がユベントス、KEN選手がマンチェスター・シティを選択(同じチームは選べないルールです)。1試合目で2点差を付けられてしまったため、KEN選手は大差での勝利が必須になります。
0-0のまましばらく膠着していましたが、黒豆選手が先制点をゴール。もうあとがないKEN選手はウルトラアタッキングで逆転に賭けます。しかし黒豆選手はディフェンスを固めるのではなく冷静にアタッキングでのカウンターを狙い、さらに2点を追加します。そのまま終了し、3-0で黒豆選手が勝利しました。
大会を通して一度も負けることがなかった黒豆選手は第2回への意欲を見せていました。
BLAZBLUE CENTRALFICTION
2つ目のゲームタイトルはBLAZBLUE CENTRALFICTIONです。CYCLOPS OSAKAが勝利すると優勝が決まります。
CYCLOPS OSAKAからはアークシステムワークスの格ゲーを中心にプレイし、国内外のあらゆる大会で優勝実績を持つ「どぐら」選手が出場します。
東京ヴェルディからはTeam:GODSGARDENからレンタル移籍中のソウジ選手です。ソウジ選手も同じくアークシステムワークスの格闘ゲームのトッププレイヤーです。
どぐら選手はアズラエルを、ソウジ選手はアラクネを選択。ルールは10試合先取でキャラ変更は負けたタイミングでできるのですが、最後まで変更はありませんでした。また、リーグ戦上位だったCYCLOPS OSAKA側に予め1ポイントが入るため、どぐら選手からすると9先となります。
序盤はどぐら選手のペースで試合が進みます。烙印ゲージを物ともしない強気な攻めと暴れで押し切ってました。途中に4連勝を重ね、6-2と差を広げます。
今後は逆に暴れを読んだソウジ選手がバックステップや暴れ潰しで烙印中のダメージをしっかり取ったり、空中投げを何度も決めて8-6まで迫ります。
さらに読み合いは進み、暴れ読みで烙印中に慎重な攻めを見せるソウジ選手に対し、どぐら選手が烙印を完璧なガードで防ぎ切る等、攻めだけでなく守りの上手さを見せて最終的にどぐら選手が10-7で勝利しました。
どぐら選手の勝利によりCYCLOPS OSAKAの優勝が決定しました。
オーバーウォッチ
最後はオーバーウォッチです。優勝はすでに決まってしまいましたが、東京ヴェルディは一矢報いることができるでしょうか。
こちらはCYCLOPS OSAKAです。左側にもう1人います。
東京ヴェルディはUnsold Stuff Gamingからレンタル移籍中のメンバーです。予選リーグでは全勝どころか1ラウンドも落としていません・・・。そういえば、大会が始まる前に控え室にお邪魔させて頂いたところ、オーバーウォッチのメンバーは歓談していてとてもリラックスした様子でした。(もちろん私は選手に話しかけるようなことはせず、USGのマネージャーの方と少しお話ししただけです。)
ルールはBO5で、最初に選択されたマップはDORADOです。東京ヴェルディが凄まじい勢いで攻め立てて、キルログはほとんど東京ヴェルディ側のが並んでいました。
私がいた場所からはあまり良く聞こえませんでしたが、どうやら報告量が非常に豊富で密な連携が取れている様子でした。東京ヴェルディが3:14で攻めきり、きっちり守って1ラウンド目は勝利。D.Vaを操るvador選手のULTで4killが印象的でした。
2マップ目はハリウッド。1マップ目とは違ってハラハラする展開に。後半CYCLOPS OSAKAはオーバータイムまで持ち込み、あと少しだけペイロードを進められれば・・・とまで行ったのですが、ギリギリのところで守りきった東京ヴェルディが勝利しました。
3マップ目はキングスロウです。東京ヴェルディが終始圧倒していました。予選リーグ全勝した実力がそのまま出た印象です。オフライン慣れしているのも要因のひとつかもしれません。
表彰式
ということでオーバーウォッチは東京ヴェルディが勝利したものの、最終成績は2-1でCYCLOPS OSAKAが優勝となりました。
また、特別賞の表彰があり、例えば「GALLERIA -Gamemaster- 特別賞」としてCYCLOPS OSAKA Ryoya選手が表彰されていました。写真はサードウェーブデジノス 桑園さんが贈呈している様子です。賞品としてGALLERIAのゲーミングPCを贈呈されていたため、観客から「なにそれ羨ましい」といった声が聞こえてきましたw
他にも特別賞がいくつかあり、以下のような結果になりました。
GALLERIA -Gamemaster- 特別賞 | CYCLOPS OSAKA Ryoya選手 |
BitCash 特別賞 | CYCLOPS OSAKA どぐら選手 |
毎日新聞社 特別賞 | 東京ヴェルディ KEN選手 |
最初から最後まで満遍なく楽しむことができる素晴らしい大会でした。第2回の開催も発表され、どうやら競技タイトルやチームが増えるそうです。今後の展開が気になるところです。次回も是非観に行きたいと思います。