ダブル水冷!G-Tune NEXTGEAR i640GA6-DL-GPB 性能レビュー
通常より8800円安いゲームPCバンク限定モデル!
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ゲーミングPCにとって熱は大敵です。温度が上昇すると「性能が下がる」「ゲームがカクカクする」「電源が落ちる」「壊れる」などの危険性が高まります。夏の暑い日にオンラインゲームをやっていて、カクカクしてしまう人は多いのではないでしょうか。
ゲーム中の熱暴走を防ぐには、特にCPUとグラフィックボードの温度を低下させることが大切です。今回レビューするNEXTGEAR i640GA6-DLはCPUだけでなくグラフィックボードにも水冷ユニットを搭載した「ダブル水冷モデル」です。
NEXTGEAR i640GA6-DL-GPBはこんな方におすすめ!
ゲーミングPCの熱暴走を防ぎたい!
ハイスペックなゲーミングPCが欲しい!
簡単に掃除できるデスクトップのほうがいい!
NEXTGEAR i640GA6-DL-GPBのスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1 64bit | Core i7-4790K(水冷) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX970 4GB(水冷) | 16GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
240GB SSD + 1TB HDD | INTEL Z97 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 700W(80PLUS BRONZE) |
G-Tuneには「NEXTGEAR i640GA6-DL」というダブル水冷モデルがあります。でもこれはゲームPCバンクのオリジナルモデルとして240GB SSDを追加したものです。NEXTGEAR i640GA6-DL-GPBの「GPB」はゲームPCバンクの略です。通常価格より8800円安くなっています。
一般的に水冷PCとはCPUに水冷クーラーを搭載したものを指します。グラフィックボードのGeForce GTX970までも水冷にしているのは非常に珍しく、G-Tune以外で見た記憶がありません。
水冷にばかり目が行ってしまいますが、全体として結構ハイスペックなパーツ構成です。Core i7-4790K + メモリ16GB + GTX970の組み合わせは、私自身とても気に入っています。
水冷クーラーを搭載したCPUとグラボの温度
水冷クーラーを選ぶ人は、温度の低下・安定を期待しているはずです。では実際にどれくらいの温度で収まるのでしょうか。性能をレビューする際に1時間ほどベンチマークソフトを動作させ続けて、温度がどれくらい上昇するのか計測してみました。
FF14ベンチマークや3DMARKを1時間動作させたので、「オンラインゲームを1時間プレイする」よりも負荷がかかっています。部屋の温度は28度くらいでした。使用した温度計測ツールはHWMonitorです。
最初の温度が25度前後、最大で60度前後です。以前、似たような構成の空冷PCで温度を計測したら65度を越えていたので(しかも今より涼しい時期)、水冷クーラーの効果が出ていると思います。
GeForce GTX970は最初が27度、最大で47度です。とても安定しています。ゲーム系ベンチマークソフトでグラフィックボードに負荷をかけたのに、これしか温度が上がらないなら夏場も安心ではないでしょうか。
SSDとHDDの速度
私はこれまで何度も何度も「SSDは必須」だと書いてきました。だからこそ今回のオリジナルモデルにはSSDを搭載してもらいました。私はSSDにはOSだけでなくブラウザや主要ソフトもインストールするので、経験から120GB、180GBでは足りないと実感してます。だから240GBをチョイスしました。
SSDはやはり高速ですね。”Seq Q32Ti”のReadで500MB/sはSSDとしては平均的です。逆に面白い結果になったのがWriteです。”4K Q32Ti”や”4K”のWriteが妙に高い数値になっています。
こちらはHDDの速度です。SSDが桁違いの速さだとわかります。
NEXTGEAR i640GA6-DL-GPBの外観
次にNEXTGEAR i640GA6-DL-GPBの外観や接続端子のレビューをしていきます。
何度もレビューしたので今更説明不要かもしれませんが、NEXTGEARシリーズのデスクトップです。私はゲーム用も仕事用もNEXTGEARを使っています。
正面は開く構造になっています。正面は吸気口なので、たまに掃除しましょう。
吸気口の部分は取り外し可能です。さらに細かく分解して掃除することもできます。
上部に電源ボタンや接続端子があります。私はマウスやUSBメモリに使用しています。
マルチカードリーダー、USB3.0が2個、USB2.0が2個、マイク端子、ヘッドホン端子です。マウスとキーボードに使ったとしてもまだ2つ余ります。
左側は吸気口です。うっすらと水冷のパイプが見えます。
黒くて太いパイプに水が流れています。水を循環させてCPUとグラフィックボードを冷やしています。
G-TuneはZOTACのグラフィックボードを採用することが多いのですが、これはMSI製です。
水冷のおかげでCPUがコンパクトになっています。水冷のメリットの一つに掃除が簡単になることがあります。空冷の場合、ファンやファンの奥にホコリが溜まりやすくなります。でも水冷ならシンプルな構造になっているので、エアダスターでプシューっとやるだけでホコリを簡単に取り除けます。
ちなみに水冷だからといって無音になるわけではありません。外部の空気を取り込んで循環液を冷やすため、空冷と同じくらいの音が発生します。
マザーボードの接続端子はUSB3.0が4個、USB2.0が2個、PS2、LANポート、サウンド関連です。
GeForce GTX970の接続端子はDVI、HDMI、DisplayPortが3個です。
NEXTGEAR i640GA6-DL-GPBのベンチマークスコア
温度が安定すると性能も安定します。GeForce GTX970の性能をベンチマークスコアで確かめてみましょう。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
11171 | 12745 | 18851 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
13688 | 14073 | 20469 |
FF14ベンチマークは一番重い「DirectX 11 + 最高品質」の設定でも「非常に快適」です。GeForce GTX960だと「とても快適」になってしまうので、GTX970の性能の高さが現れています。
PSO2ベンチマークは最高画質(設定5)で85156、標準画質(設定3)で125601です。GTX960の2倍近いスコアが出ました。やはりGTX970はコスパがいいですね。
ドラクエ10は18705でした。余裕の最高評価です。
MHFは24695です。
3DMARKの評価では「上位20%のパソコン」です。上位20%なら間違いなくハイスペックです。空冷よりも高額になってしまうものの、いつでも動作を安定させたいガチゲーマーの方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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