電源付きPCケースはお得か?2024年モデルで検討
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自作PCを始めるにあたって、最初のハードルとなるのが「パーツ選び」です。
CPUとグラボは意外とすんなり決まるのですが、ケースや電源は基準がないので選びにくいんですよね。こうしたPCパーツ選定の手間を削減してくれるのが「電源付きPCケース」。
最近では珍しい存在になりましたが、電源付きPCケースは初心者にもおすすめのパーツです。今回は2024年発売の電源付きPCケースを紹介します。
COOLER MASTER
クーリングソリューションやPCケースの有名メーカーであるCOOLER MASTERからは、以下2製品がリリースされました。
TD500 MAX TD500V2-MGNN85-SL0(53000円前後)
基本サイズはATXですが、Mini-ITXまで対応可能な万能ケースです。前面にファン3機を搭載可能で、冷却能力や拡張性は一級品ですね。
このケースには「GX II Gold 850W ATX3.0 MAX ver.」という電源が搭載されています。
ATX3.0対応で 12VHPWRケーブル搭載、80Plus認証Goldなので品質も十分です。またセミファンレス仕様や10年保証など、ハイグレードな電源ですね。
単体で18000円ほどの電源なので、総額5万円超えでも仕方ないのかなと。ケース自体もよくできているので、ミドルレンジ~ハイエンド仕様まで幅広く使える組み合わせですね。
Ncore 100 MAX(57000円前後)
Mini-ITX対応のケースで、コンパクトでありながら850Wの電源を搭載しています。しかも珍しいSFX電源の「V SFX Gold 850W ATX 3.0」。
SFX電源で850Wはレアだと思うのですが、こちらも80Plus認証Goldで品質に不安はないですね。ATX3.0でSFX電源とのことで、単体での価格は22000円程度。
柱型の特徴的なケースですが、コンパクトでハイエンドなPCが欲しい方には良い組み合わせですね。しかしちょっと高い…。
Fractal Design
先進的なデザインで機能性も確保するPCケースメーカー「Fractal Design」のHTPCライクな製品です。
Node 202 Black w/ Anode SFX Bronze 450W(25000円程度)
横置きを想定した平たく長い筐体に、450Wの電源が付属しています。対応フォームファクターはMini-ITX。
搭載されている電源は「Anode SFX Bronze 450W」で、80Plus認証Bronze。グレード的には必要十分なので、ミドルレンジ構成なら検討したいです。
価格的にも手が出しやすいですね。
400W以上の電源を搭載した組み合わせは希少
2024年発売で、なおかつゲーミングPCに使えそうな組み合わせとしてはこの3つかなと思います。
正直なところ、電源付きのPCケースは「容量不足」であることが多く、ゲーミングPC用としては頼りないです。
COOLER MASTERのように850W電源搭載の組み合わせはレア中のレアですね。また、年々選択肢が少なくなっている気がします。
私としては電源+PCケースの組み合わせは「楽でいいな」と考えているので、もっと増えてほしいですね。初心者の場合はパーツ選択の労力も減りますし、予算の都合さえつけば悪くない選択肢です。
また、「ケースと電源だけをリフレッシュしたい」という場合にも便利。ぜひ参考にしてみてください。