メモリ容量と用途の関係性をざっくりまとめ
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あなたのPCのメモリ、何GBでしょうか?私はここ10年ほど16GBで安定しています。しかし、32GBは必要!という方も増えてきて、時代が変わったなと感じるようになりました。
そこで、8GB、16GB、32GB、64GBの各メモリ容量について、その主な用途と、それぞれでプレイ可能なゲームの例をざっくり紹介します。
軽作業+軽量ゲーム中心「8GB」
8GBのメモリは、基本的なパソコン作業に適しています。ウェブブラウジング、メールのやり取り、Microsoft Officeなどのオフィスソフトを使用した文書作成や、Photoshopを使用した基本的な写真編集などなら余裕ですね。
ゲーミング用途であれば「マインクラフト」や「シムズ4」「ドラクエ10」のような比較的軽いゲームも楽しむことができますが、複数のアプリケーションを同時に使うと、パフォーマンスに影響が出ることがあります。
カジュアルなFPSなら余裕「16GB」
16GBのメモリでは、8GBに比べてより広範な用途に対応できます。ブラウザのタブを常時10個以上ひらいたり、複数のアプリを同時に起動していても、快適に作業することが可能です。
また、「フォートナイト」、「オーバーウォッチ」、「レインボーシックス シージ」などの中量級レベルのゲームを快適にプレイできますし、1080pのビデオ編集や、Photoshopでの複雑な画像編集作業にも向いています。
現在(2023年12月時点)のゲーミングPCであれば、16GBあたりが最も多そうですね。私もこの容量が一番しっくりきています。ただし、Windows11の次に予定される12では足りなくなりそうです。
ハイエンド構成の鉄板になるか?「32GB」
32GBのメモリを搭載したPCは、さらに高度なプロフェッショナル作業に対応します。4Kビデオ編集、大規模なグラフィックデザイン、複雑な3Dモデリングなどがスムーズに行えることが特徴。
このあたりからクリエイター向けになるわけですが、ゲーミング用途ならば「サイバーパンク2077」や「レッド・デッド・リデンプション2」のような高スペックを要求する最新ゲームも楽しむことができるでしょう。
また、大規模なデータベース操作やプログラミングのコンパイル作業にも適しています。
配信、動画編集も同時にこなすなら「64GB」
64GB以上のメモリを備えたPCは、専門的なワークステーションレベルの作業に最適です。高度な動画編集、複雑な科学計算、VR開発など要求の高い作業をスムーズにこなせます。
また、複数の高性能ゲームを同時に実行するような特殊なケースや、VRゲームなどにも対応可能です。サーバーとしての運用にも適しており、複数の仮想マシンや高負荷なサーバーアプリケーション運用も問題なしのレベルです。
もちろん、64GBレベルになるとCPUもグラボもハイエンドであることは前提ですので、メモリだけの力でありませんが…。64GB構成はBTOでも徐々に一般化しつつあるので、2~3年後には結構普及しそうですね。
ゲーム用途で64GBを使い切るとなると、MODが多数組み込まれた重量級の3Dゲームを複数同時起動+Androidエミュレーターを起動+動画編集くらいになりそうです。まあこのくらいの使い方ならそこそこいそうですね。
当面は32GBを最大値で問題なし
Windows10からはブラウジングだけでも10GB程度使用することがあるので、8GBは除外したほうが良さそうです。
私は2年後にメインマシンの更新を予定していますが、そのときには32GB搭載モデルにしようと考えています。メモリはかなり安くなった上に永久保証が当たり前になりましたので、盛れるだけ盛っても無駄になりませんからね。