「欲しいときが買い時」なパーツ/周辺機器の代表格は?
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「ゲーミングPCは欲しい時が買い時」という言葉をよく聞きますが、実際には価格変動が激しいパーツがいくつもあり、それに伴ってPCの価格も上下します。
しかし、PCパーツの中でも、「いつ買っても損にならない」といった性質のものは存在します。こうしたパーツに先行投資することで、無駄なく快適なゲームライフが送れるでしょう。
今回は、「欲しいときが買い時」になりやすいPCパーツ/周辺機器を紹介します。
実は価格があまり変わらない「モニター」
意外に感じるかもしれませんが、PC用モニターは値崩れしにくい周辺機器の代表格です。
ゲーマーであるがゆえに、次々に登場するゲーミングモニターに目を奪われ「移り変わりが激しい」と感じるかもしれません。
確かに最近は次々に新モデルが出るのですが、いわゆる「定番」や「鉄板」と呼ばれるようなモデルは数年に1度しかモデルチェンジせず、価格もあまり変わりません。
例えば、EIZOの「FlexScan」などは、モデル刷新されるまでに4~5年の時間がかかることがあります。また、発売から暫くたっても価格はほとんど変わりません。
逆に、昨今の半導体不足や円安の影響を受けてなのか、微妙に値上がりすることも。
2020年に発表されたEIZO初のウルトラワイドモニター「EV3895」ですが、発売時の価格が約19万円、2023年8月時点の価格は最安値で175000円ほどです。
また、最安値以外を見ると185000円ほどなので、3%ほどしか値下がりしていません。3年で3%なので、節約効果はほとんどなく、まさに「欲しい時が買い時」と言えますね。
もう少し安いモニターでも評価の高いものは値崩れしません。私が2020年の冬に購入した作業用の31.5インチモニター「iiyama ProLite XB3270QS-2」は、購入当時の価格が約36000円でした。
こちらは2023年8月現在、価格は最安値で33000円台、通常は36000~37000円のようです。なのでこちらもほとんど値崩れしていないですね。
このようにモニターはCPUやグラボのように陳腐化しないので、いつ買っても良く、実は気楽に選べる周辺機器なのです。
電源も値崩れしにくい
モニターの次に価格が安定しているパーツといえば、電源ですね。
「電源は同じ中身で名前だけ変更される」といったパターンが多く、定番や高評価の電源を購入しやすいのです。
中身があまり変わらないゆえに価格変動も小さく、こちらも買い時を探る必要がないパーツといえます。ただし、品質面のチェックは必須です。
最近は5年~10年の長期保証が当たり前になったので、品質面の心配はあまりいりませんが、やはり大陸製の無名メーカーは警戒しますね。
とはいえ、BTOメーカーや電気街のPCショップで定番商品を買っておけば、まず損をすることはないと思います。
PCケースは値崩れしにくいが在庫も切れやすい
最後の「欲しい時が買い時」なパーツは、PCケースです。こちらも値崩れはしにくいですね。ケースは頻繁に買い替えませんし、技術的な陳腐化も起きにくいので、メーカーも安売りする理由がないのでしょう。
ただし、大量に製造・販売するような性質のパーツではないので、すぐに在庫が切れがち(製造終了)です。なので、価格変動とは別の意味で「欲しい時が買い時」かもしれません。
特に攻めたデザインや特殊な機能を持つケースは、ものの数か月で製造しなくなることもあるので、ピンときたものがあるならばすぐに買ってしまうことをおすすめします。