キーボードのチャタリングが無事完治!解決方法を解説します
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突然襲ってくるキーボードの不具合「チャタリング」。チャタリングは外観上、全く問題ないキーボードや購入後間もないキーボードにも発生することから、実は「難問」のひとつです。
先日、ついに私のメインキーボードにもチャタリングが発生しました。正確にいうとチャタリング以外の症状もあったのですが、ここではそれを含めて対策を共有したいと思います。
チャタリングで変換候補の不具合が突然発生
原因ははっきりと特定できていないのですが、一ヶ月ほど前から文字入力ツールの「変換候補」の挙動がおかしくなりました。
具体的には、変換をかけたタイミング(スペースを押したタイミング)で、変換候補のうち「上から2番目」が選択されるようになったのです。
これが非常に不便で、常に変換候補の1番目に選択し直すか、文字を入力し直すかの2択でした。
そのうち、徐々に変換候補の選択もうまくいかなくなりました。2番目から1番目に変更しようとしてカーソルキーの上矢印を押すと、たまに反応しない。
また、エクセルファイルを開いてセルを移動しようとすると、すぐに反応することもあればしないこともある。さらに、数字キーの4と7が明らかに「チャタって」いました。
つまり、1回の打鍵で数字が2回入力されているのです。この段階でキーボードの故障を疑い、一旦PCから取り外して色々と対策してみました。
チャタリングの不具合対策でやったこと
結論からいうと、チャタリングについては次の4つを実行しました。
- 不具合が起こっていたキー(スペース、エンター、数字キーの4および7)のキーをとりはずして清掃
- キーボード型のUSB端子を清掃
- キーボードをPCから取り外し、30分ほど放置してキーを連打
- PC側の接続部分を別のUSBポートに変更
この内容でチャタリングを見事収まりましたね。チャタリングは、キーボード内部の静電気を除去したり、清掃したりすることで解決することがあります。
私の場合、キーにハードウェア的な不具合は無いと考えていましたので、徹底した静電気の除去と清掃でなんとかなるかなと。
静電気の除去は、「電源を切って可動部を動作させる」という極めてアナログな手法ですが、これが最も効果的かもしれません。
あとはUSB接続部分の対策ですね。これは念のため程度。エクセルのセル移動も数値の2度入力も治り、少なくともチャタリングについては問題がなくなりました。
また、不具合対策については下記を実行しました。
- Microsoft IMEからGoogle 日本語入力への切り替え
- Google日本語入力において、一般タブで「選択候補のショートカット」を「なし」に変更
- サジェストタブですべてのチェックボックスをオフに
- サジェストの最大候補数を1に変更
これでなんとか不具合はおさまり、動作が安定するようになりました。
入力不具合は無料で治ることが多い
このように、今回のチャタリング・不具合対策では一切お金がかかっていません。
正直なところ、キーボードの買い替えも考えたのですが、買い換えは「新しいキーボードに手が馴染むまでの手間」が発生するため、できるだけ回避したかったのです。
使い慣れて手に馴染んだメカニカルキーボードは、もはや体の一部ですから、チャタリング・不具合対策は覚えておいて損はないと思いますよ。