備えあれば憂いなし!ゲーミングPCの雷対策
投稿日:
更新日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
災害は忘れた頃にやってきます。特に災害の中でもどこに落ちるか予測できない落雷は一発でゲーミングPCを破壊することもあり、落雷対策は被害を軽減・予防できるため非常に重要です。そこで今回はゲーミングPCを落雷の被害から守る周辺機器についてご紹介します。
まずはコンセント周りから対策
雷ガード・耐雷サージ機能付きのAOタップを導入しておきましょう。ゲーミングPCだけでなくルーターなどネットワーク機器も対策済みAOタップを使えばネット回線も守ることが出来ます。建物を直撃するような落雷には無意味ですが、もっとも事例が多い野外の電柱・配電線に落ちた雷が誘導雷となって建物内のコンセントへ到達するケースでは効果を発揮します。
製品によって耐えられる誘導雷の強さが異なり、「最大サージ電圧」という項目で記載されています。最大サージ電圧が大きいほど体制が強く、購入する際は仕様表をチェックして購入しましょう。
持ち家ならブレーカーへ追加工事をする方法もあり
ゲーミングPCだけでなく他の家電も誘導雷から守るにはOAタップを全て入れ替える方法がありますが戸建て住宅の場合、全てのOAタップを入れ替えるコストは高くついてしまいます。
そこでブレーカーに落雷対策製品を取り付けて全てのコンセントを一括して対策する方法のほうが安上がりなケースもあるため、近くの電気工事会社へ見積もりをとってみることをお勧めします。
アレスタや避雷器と呼ばれる製品をブレーカーの空きスペースへ使いすることで被災時は避雷器が犠牲になる代わりに家全体の家電製品を対策済みAOタップよりも強力に守ることが出来ます。
光ファイバーや電話線からも誘導雷はやってくる
雷と聞くとコンセントだけを想像しがちですが、電気と同じ電柱を使い地域全体へ行き渡っている光ファイバーと電話線からも誘導雷はやってきます。特に有線LANケーブルで接続することが一般的なゲーミングPCの場合、終端装置やルーターを経由することでLANポートに誘導雷が到達しマザーボードや関連パーツへ致命的な被害をもたらします。
そこでLANポートにも落雷対策用のLAN専用雷ガードをルーターのWANポートへ設置することがお勧めです。誘導雷がルーターを破壊することでゲーミングPCへ被害が及ばないケースもありますが1000円~2000円の出費でルーターを守ることが出来れば被害後もゲームプレイを続行できますので積極的に導入しましょう。
ASUSのゲーミングルーターならWANポートを2つ設定することができ、万が一誘導雷で一つ目のWANポートが使用不能になっても二つ目のWANポートへ差し替えて使用し続けることも可能です。
アースは万能ではない
ゲーミングPCのコンセントにアースが付いているものが多数ありますが、実際にアースと接続しているユーザーはほとんどいないのではないでしょうか。ノイズや静電気対策としてもアースは有効ですが、地表に落ちた雷がアースを伝い逆流雷となってくるケースもあるため安易にアース接続することは控えましょう。
まとめ
落雷対策製品は購入しなければならない数が多いと大きな出費になってしまいますが不要なトラブルを避け、被災後も変わらない生活・変わらないゲームプレイを続ける上で必要なことです。
また雷対策製品の導入と合わせて火災保険もチェックしておくといざ被災したときに困らずに済みます。落雷は季節を問わずいつでも起こりうるためまだ対策が出来ていない場合は早めの対策でゲーミングPCを守りましょう。