新ケース!G-Tune NEXTGEAR i680SA1-e-sports 性能レビュー
NEXTGEARのケースが新しくなりました!
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2018年7月にG-TuneのNEXTGEARシリーズが新しくなりました。これまでのように新シリーズが出るのではなく、PCケース自体が変更となり、今までとはまったく違う見た目になっています。
今回はPCケースの紹介をしつつ、NEXTGEAR i680シリーズのなかでもコスパの優れた「NEXTGEAR i680SA1-e-sports」の性能をレビューしていきます。
NEXTGEAR i680SA1-e-sportsはこんな方におすすめ!
15万円以下のデスクトップゲーミングPCが欲しい!
使い勝手の良いデスクトップを使いたい!
パソコン初心者に優しいPCだと嬉しい!
NEXTGEAR i680SA1-e-sportsのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-8700 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1060 3GB | 8GB(PC4-19200) |
ストレージ | チップセット |
240GB SSD + 2TB HDD | インテル Z370 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
なし | 500W 80PLUS BRONZE |
本来のシルバーモデルよりもきちんとしたスペックになっています。CPUは定番のCore i7-8700、メモリ8GB、ストレージはSSD + HDDになっています。G-TuneはHDDだけしか搭載していないゲーミングPCが多いので、SSD + HDDのこちらのほうが絶対におすすめです。いちいちカスタマイズに頭を悩ませる必要がなく、パソコン初心者にとても優しいゲーミングPCです。
このまま購入するのもいいですけど、私ならメモリ16GBにして、電源ユニットを500W 80PLUS GOLDか700W GOLDにします。メモリは16GBのほうが何かと快適ですし、プレイできるゲームが増えます。
電源ユニットは80PLUS GOLDのほうが高級で温度を低くできます。700Wにすれば将来的にハイスペックグラボに交換することが可能です。これらのカスタマイズしたとしても税込み16万円くらいなので本当にコスパが良いですね。
NEXTGEAR i680SA1-e-sportsの外観
次にNEXTGEAR i680SA1-e-sportsの外観や接続端子のレビューをしていきます。
以前のNEXTGEARよりもとてもシンプルになりました。横開きのアクリルパネルがなくなって、光学ドライブへのアクセスがしやすくなっています。先日レビューした「NEXTGEAR-MICRO im610BA1-TV」ととても似ていますが、NEXTGEARのほうが一回り大きいです。
電源を入れるとG-Tuneのロゴがほんのり赤く光ります。さり気ない感じでちょうどいいです。
一番上に光学ドライブのスロットがあります。でもこのモデルに光学ドライブは搭載されていません。オプションで追加可能です。
旧NEXTGEARシリーズと同様に上部に排気口はありません。実はこの新ケースはゲーマーの意見を反映させています。G-TuneがスポンサードしているGODSGARDENの生配信でプロゲーマーや視聴者へのアンケートを取っていました。1年くらい前の話ですね。
私はそのアーカイブ動画を見ていたので、NEXTGEARの新ケースを見て「あ、あの時のアンケートが活かされてる!」とすぐに気付きました。事実、NEXTGEAR i680シリーズの公式紹介文には「ゲーマーの要望をカタチにした!!」と書かれています。
上部のこの位置にインターフェイスが配置されているのはとても珍しいです。USB3.0が4つ、マイク入力、スピーカー出力、HDMI出力、マルチカードリーダーです。前の方にUSB3.0がたくさんあるのは高評価です。HDMI出力はVRデバイスとの接続を想定しているそうです。
ただサウンド端子はどちらが入力か出力かがわかりません。公式サイトにも説明がありません。わかるようにデザインをどうにかして欲しかったです。
左側にもG-Tuneのロゴがあります。透明なガラスパネルに変更できます。格好良くなるだけでなく左側を開けやすくなるメリットがあります。
開けてみました。底面から吸気し、背面から排気するエアフロー設定です。インシュレーターの高さがあまりないので、絨毯の上に直接置くのはやめたほうがいいでしょう。フローリングなら問題ありません。
PCケースが変わってもパーツに変更点は特にありません。CPUクーラーはいつも通り人気のCOOLERMASTER製です。
GeForce GTX1060 3GBはZOTAC製です。
底面の外側にはマグネット式のフィルターが装着しています。簡単に取り外すことができ、水洗いまでできる優れものです。ケースファンの追加ができるかと思ったのですが、カスタマイズ画面にケースファンの項目はありませんでした。
拡張スロットはPCI Express x16(x4として動作)、PCI Express x1が3つ空いています。M.2スロットもあるのでなかなか高い拡張性です。
3.5インチのスロットはスライド式です。
右側です。
背面です。HDMIケーブルが飛び出ています。
グラボのHDMI端子に接続すると、上部のHDMIを使えるようになります。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB3.0が4つ、USB3.1が2つ、LANポート、サウンド関連があります。
GTX1060の映像出力端子はDVI-D、HDMI、DisplayPortが3つです。
NEXTGEAR i680SA1-e-sportsの温度
ベンチマークソフトを1時間動作させたところ、CPU(Core i7-8700)は最大73℃、SSDは最大36℃、HDDは最大34℃、GTX1050は最大81℃まで上昇しました。CPUが驚くほど低温度です。新しいPCケースのほうが冷却性能が高く、静音性にも優れていると感じます。
NEXTGEAR i680SA1-e-sportsのベンチマークスコア
NEXTGEAR i680SA1-e-sportsの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
3721 | 6057 | 8155 |
FF15ベンチマークは低品質で「快適」という評価になるのですが、別に快適ではありません。カクカクしてます。グラボとメモリが推奨スペックに達していないので仕方がありません。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
11600 | 12703 | 16421 |
FF14ベンチマークは最高画質でも一番良い評価です。FF14くらいの重さのMMORPGをプレイするにはちょうどいいゲーミングPCです。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
48684 | 94704 | 121398 |
PSO2ベンチマークは設定5のスコアが伸びました。GTX1060 6GBなら設定6で50000を越えるはずです。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は21607です。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは26587です。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
4116 | 3895 | 6079 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位59%の評価でした。DirectX12を採用したゲームはメモリ16GBを推奨したものばかりです。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
10781 | 12109 | 17754 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位32%のパソコン」です。15万円以下でこのクラスのゲーミングPCが買えるとは・・・。本当にコスパの良いデスクトップです。最新ゲームはちょっと無理でも、それ以外のほとんどのゲームは快適にプレイできる性能です。
実は現在自宅で旧NEXTGEARのゲーミングPCを使っているのですが、新しいNEXTGEARに買い替えたくなってきました。それくらいおすすめできる素晴らしいゲーミングPCです。
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