夢のGTX780Ti SLI!G-Tune NEXTGEAR i840PA4 性能レビュー
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SLIとはグラフィックボードを複数枚搭載することを意味します。普通は1枚ですが、2枚搭載することで飛躍的に性能を向上できます。
多くの人は「SLIは興味あるけど、コスパがどうなのか不安だから手を出さない」という状態ではないでしょうか。今回はハイスペックグラフィックボードとして人気のGeForce GTX780Ti SLIを搭載したG-Tune NEXTGEAR i840PA4をレビューしていきます。
あまりにも衝撃的なベンチマークスコアを記録したので、是非最後まで読んでみてください。
NEXTGEAR i840PA4はこんな方におすすめ!
超ハイスペックなゲームPCが欲しい!
今後何年間もオンラインゲームを最高画質でプレイしたい!
GeForce GTX780Ti SLIに興味がある!
NEXTGEAR i840PA4のスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1 Pro 64bit | Core i7-4820K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX780Ti 3GB 2枚組 | 32GB |
HDD | チップセット |
2TB HDD | INTEL X79 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 1200W |
冒頭でご紹介したとおり、NEXTGEAR i840PA4はGeForce GTX780Tiを2枚搭載しています。でもグラフィックボードだけではありません。CPUはCore i7-4820K、メモリは32GBですから、全体的にハイスペックです。
GTX780Tiが1枚なら電源は700Wあれば充分です。しかし2枚搭載となると話は別です。そのためNEXTGEAR i840PA4の電源は1200Wとなっています。
全体的に超ハイスペックなのはわかるのですが、このままだとHDDが足を引っ張りそうですね。NEXTGEAR i840PA4を買う予算があるなら、256GB SSDを追加しておくべきでしょう。これだけで全体の動作が爆速になります。
NEXTGEAR i840PA4の外観
次にNEXTGEAR i840PA4のケースや接続端子、ファンについてレビューしていきます。
G-Tuneのデスクトップケースは3種類あることは、これでのレビューで何度か触れてきました。ここまでハイスペックだとMASTERPIECEかな?と思ったのですが、NEXTGEARでした。
私はMASTERPIECEよりもNEXTGEARのデザインのほうが好きです。見た目も好きですし、ホコリが入りにくいところが特に気に入っています。
ホコリが入りにくくするために、普段は前面が塞がっています。DVDドライブを操作するときにはカパッと開ける必要があります。でも私はDVDを使うことなんてほとんどないので、そこまで手間だと感じません。むしろホコリが入らないメリットのほうが遥かに大きいと思います。
カバーの下に穴が空いているので、エアフローが阻害されるということはありません。
前面が塞がっているため、上部に接続端子が搭載されています。USB3.0が2個、USB2.0が2個、ヘッドホン、マイク、マルチカードリーダーです。最近のゲーミングデスクトップとしては一般的な構成です。
背面を見てみましょう。グラフィックボードが2枚刺さっていることがわかりますね。どちらもGTX780Tiです。
GTX780Tiの接続端子はDVIが2個、HDMI、DisplayPortです。これが2つあるわけですから、6画面のマルチディスプレイにすることも可能です。
NEXTGEAR i840PA4のベンチマークスコア
いよいよ待望のベンチマークスコアをレビューしていきます。今回もFF14ベンチマーク、PSO2ベンチマーク、ドラクエ10、MHF、3DMARKを使用するのですが、1つだけ注意すべきことがあります。
それはドラクエ10とMHFのベンチマークソフトはSLIに対応していません。だからGTX780Tiを1つだけ使ったスコアになっています。3DMARKのスコアが最も参考になると思います。
最高品質で16268!歴代最高スコアです!さすがはSLIといったところでしょうか。でも標準画質だと20834と思ったよりも伸びませんでした。FF14ベンチマークソフト側の問題でしょう。
PSO2ベンチマークは最高画質設定で58195でした。確かに非常に高いスコアです。正直に書いてしまうと70000を超えると思っていました。ウィンドウモードにするとスコアが下がったりするので、これもPSO2ベンチマーク側の問題ですね。後述の3DMARKのスコアが一番信頼できます。
標準画質だと130116でした。30000点越えれば充分ハイスペックですから、素晴らしい性能だとわかります。
ドラクエ10は前述の通り、SLI非対応です。それでも16121で最高評価の「すごく快適」を獲得しました。
MHFもSLI非対応ですが、歴代3位のスコアです。
さて、SLIにしっかり対応した3DMARKのスコアです。FireStrikeの14468は、過去にレビューしてきたスコアの2倍近い数値です。まさにモンスターマシンです。一瞬、見間違いかと思ったほどのスコアです。
さらに評価は上位2%!これまでレビューしてきた最高ランクが上位11%くらいだったはずです。上位2%なら究極のゲームPCと言っても過言ではありません。
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