2019年版!ドスパラ ガレリア ゲームマスター GX70R7 性能レビュー
GAMEMASTERのRTX2070搭載最新モデル!
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ドスパラのGALLERIA GAMEMASTERシリーズは不定期にリニューアルします。そしてRTX20シリーズが発売されたことによりある意味2019年版がリリースされました。おそらくCPUが変更になるまではこのままでしょう。
最新版である「GALLERIA GAMEMASTER(ガレリアゲームマスター) GXF」を今回はレビューします。通常のガレリアシリーズとはかなり違うので、細かいところまで評価してみました。
ガレリア ゲームマスター GX70R7はこんな方におすすめ!
ゲーミングPC買うならPCケースを格好良くしたい!
最新ゲームも遊べる性能のデスクトップが欲しい!
ゲームの動作サポートや24時間サポートで安心したい!
ガレリア ゲームマスター GX70R7のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-8700 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX2070 8GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
500GB SSD + 1TB HDD | インテル H370 |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | DELTA 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE / GPS-650JB) |
典型的なRTX2070搭載ゲーミングPCです。GXの意味はおそらくミドルタワーで、R7がRTX2070だと思います。真ん中の70はなんでしょうね、わかりません。パーツ自体はガレリア XFに似ています。ただしメモリは16GBに増量されています。
ここで当然ガレリアシリーズとガレリアゲームマスターって何が違うの?という疑問が生じると思います。その辺りについては「GALLERIAシリーズとガレリアゲームマスターの違いを比較」の記事にまとめています。
ガレリアシリーズとは違いカスタマイズがほとんどできない点は要注意です。ストレージの容量アップもできません。
ストレージの速度
ガレリア ゲームマスター GX70R7のストレージはSSDとHDDの組み合わせです。どれくらいの速度の違いがあるのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDは「Crucial MX500シリーズ」で、シーケンシャルリードが554MB/s、シーケンシャルライトが510MB/sです。2.5インチではなく小型のM.2 SSDです。
HDDは「TOSHIBA DT01ACA100」でシーケンシャルリードが188MB/s、シーケンシャルライトが186MB/sです。
ガレリア ゲームマスター GX70R7の外観
次にガレリア ゲームマスター GX70R7の外観や接続端子のレビューをしていきます。
ゲーミングPCらしいデザインですが決して派手ではありません。程よい高級感が漂っています。
前面には電源ボタン、USB3.0が4つ、マイク入力、スピーカー出力、DVDスーパーマルチドライブがあります。USB3.0端子が4つもあるのは珍しいです(多くのデスクトップはUSB3.0が2つだけか、USB3.0 2つとUSB2.0 2つの組み合わせです)。
日本eスポーツ協会JESUの公認PCです。
上部は塞がっています。そういえば前面にも通気口はありませんでしたね。
左側は透明なアクリルパネルです(フィルム貼ったままです)。電源を入れてもパーツが光るわけではないため、やはり派手さはありません。光らせるようなカスタマイズも見当たりません。
上のほうにある2つの突起を引っ張ると「カチッ」と音がして、サイドパネルが外れます。ネジを取り外すよりも遥かに簡単で、これは嬉しい仕組みです。
内部の設計もガレリアシリーズのPCケースとは大違いです。電源ユニットは左上に隠れていて、右上に3.5インチドライブが収まっています。また、2つのストレージシャドウベイもあります。上にHDDが搭載されていて、その下は空いています。
CPUクーラーはサイドフロー、メモリは8GB x 2の16GBです。
CPUクーラーの下にM.2 SSDがあります。
グラフィックボードは「PALIT GeForce RTX 2070 GamingPro」です。
拡張スロットはPCI Express x1が3つ、PCI Express x4が1つ空いています。
2つの吸気用ケースファンがあります。横から空気を取り込んで、背面に排気するエアフロー設計です。一般的には正面から取り込んで背面に流すのでとても珍しいと思います。「このエアフロー設計で本当に大丈夫なのかな?」と心配しましたが、実際にパーツの温度を計測したらまったく問題ありませんでした。温度に関しては後述します。
底面は吸気口になっていて、メッシュが取り外せます。メンテナンスしやすい仕組みです。
右側です。
意外なことにリアケースファンはありません。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB2.0が2つ、USB3.0が2つ、USB3.1が2つ、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。前面と合わせるとUSB端子は合計10個です。これだけあれば困ることはありません。
RTX2070の映像出力端子はUSB Type-C、HDMI、DisplayPortが3つです。
ガレリア ゲームマスター GX70R7の温度
1時間程度ベンチマークソフトを動作させながら各パーツの温度を計測しました。CPU(Core i7-8700)は最大70℃、HDDは最大34℃、SSDは最大69℃、RTX2070は最大67℃まで上がりました。SSDの温度がやや高めです。M.2 SSDは上昇しやすいですね。でもグラボは普通よりも低温です。
ガレリア ゲームマスター GX70R7のベンチマークスコア
ガレリア ゲームマスター GX70R7の性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
9448 | 12220 | 15548 |
FF15ベンチマークは高品質だと「とても快適」、標準品質以下だと「非常に快適」という評価になりました。どの画質でもサクサク動かせる性能です。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
17151 | 18059 | 21058 |
FF14ベンチマークはすべての設定で「非常に快適」です。GTX1080以上のスコアが出ています。ちなみにGTX1060だと11000くらいなので、RTX2070のほうが性能もコスパも優れています。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
101315 | 101991 | 143150 |
PSO2ベンチマークもとても高いスコアが出ました。RTX2070が高性能なのもありますが、それ以上にCore i7-8700が効いています。近年のゲームはグラボだけでなくCPUの性能も大切です。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は22084です。ほぼ限界のスコアです。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは51282です。Core i7-8700 + GTX1080のスコアを越えています。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
8587 | 8827 | 7442 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位17%」の評価でした。GTX1060の2倍くらいのスコアです。メモリ16GBのおかげで最新ゲームも遊べます。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
20039 | 23554 | 18612 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位6%のパソコン」です。RTX2070は一般的にハイスペックにカテゴライズされるグラフィックボードです。それなのに上位6%って凄いですよね。ほとんどハイエンドの評価です。
Apex Legendsのような新しいゲームもカバーできる性能なので、非常に使い勝手の良いゲーミングPCです。性能も見た目も重視したい方におすすめです。
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