G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5320GA2 性能レビュー
13万円で買える格安のGTX1050搭載ノートPC!
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
最新世代のグラフィックボードを搭載しつつ格安なゲーミングノートPCが欲しい場合、GTX1050搭載モデルが第一候補になります。GTX1050搭載ゲーミングノートPCは小型な物が多いのですが、G-Tuneには定番の15インチモデルがあります。
ある程度カスタマイズしても15万円以下に収まるので、ゲーミングPCとしてだけでなくクリエイター向けPCとしても活用できます。今回はそんなノートPCであるG-Tuneの「NEXTGEAR-NOTE i5320GA2」をレビューしていきます。
NEXTGEAR-NOTE i5320GA2はこんな方におすすめ!
15万円以下の格安ゲーミングノートPCが欲しい!
重いオンラインゲームはプレイしない!
大きさと使いやすさのバランスが良い15インチにしたい!
NEXTGEAR-NOTE i5320GA2のスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-7700HQ |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1050 2GB | 8GB PC4-19200 |
ストレージ | チップセット |
256GB M.2 SSD + 500GB HDD | モバイル インテル HM175 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6型 フルHDノングレア(1920×1080) |
NEXTGEAR-NOTE i5320シリーズにはいくつかのモデルがあります。今回レビューしているNEXTGEAR-NOTE i5320GA2よりも安いブロンズモデルもあるのですが、ストレージが240GB SSDしかないのでおすすめしません。
一方で同じゴールドモデルにはメモリ16GB、256GB M.2 SSD + 1TB HDDとパーツが強化されたものもあるので、予算に余裕があるならそちらのほうがおすすめです。
ただ、GTX1050でプレイするゲームはメモリ16GBなんて必要としません。もしもクリエイター的な使い方をするなら別ですがゲーミングPCとしてなら8GBで十分です。だからこのモデルを基本としつつ、HDDを1TBに増やすのが一番ちょうどいいと思います。
ストレージの速度
CrystalDiskMarkでSSDとHDDの速度を計測してみました。
SSDの速度
SSDは「Hynix 256GB M.2 SC300」で、シーケンシャルリードは508MB/s、シーケンシャルライトは326MB/sです。シーケンシャルライトがやや遅いですが普段使用にはまったく問題ありません。
HDDの速度
HDDは「東芝 MQ01ABF050」で、シーケンシャルリードは111MB/s、シーケンシャルライトは117MB/sです。
NEXTGEAR-NOTE i5320GA2の外観
次にNEXTGEAR-NOTE i5320GA2の外観や接続端子のレビューをしていきます。
G-Tuneでは唯一のデザインです。他のシリーズには赤いV字はなかったはずです。海外製のゲーミングノートPCっぽくて格好良いですね。
内側は特に変わっていないように見えます。
キーボードは107キー、キーピッチ約18mm、キーストローク約1.8mmです。
あ、WASDがちょっと変わりました。GTX1060搭載の「NEXTGEAR-NOTE i5540SA1」にはWASDキーに赤い印が付いていたのですが無くなっています。キー配置自体は一緒です。
青っぽく見えますが液晶からの反射のせいです。実際にはもっと白っぽく光っています。
電源ボタンはキーボードの中央奥に配置されています。その他マクロキーの類はありません。
左側には電源端子、LANポート、mini-DisplayPort出力が2つ、HDMI出力、USB3.0 Type-C、USB3.0、マルチカードリーダーがあります。
右側にはマイク入力、スピーカー出力、USB2.0、USB3.0があります。
後ろ側は写真右側が排気口になっています。
NEXTGEAR-NOTE i5320GA2の重さ
本体だけの重量を計測したところ2.389kgでした。15インチのゲーミングノートPCのなかで若干軽いほうです。
ACアダプターと電源ケーブルを含めると2.963kgです。
NEXTGEAR-NOTE i5320GA2のベンチマークスコア
では最後にゲームがどれだけ快適に遊べるか、ベンチマークスコアをご紹介します。どのベンチマークソフトも1920×1080に設定しています。
FF14
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
6451 | 7315 | 10363 |
FF14ベンチマークは最高品質だと「とても快適」、高品質や標準品質だと「非常に快適」でした。最高品質だと明らかにフレームレートが下がっていたので、多少画質を下げたほうが快適に遊べます。とはいえGTX10シリーズで一番安いグラフィックボードでもFF14を十分楽しめるのは素晴らしいですね。
PSO2
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
12285 | 15015 | 21740 |
PSO2ベンチマークはノートPCだとスコアが下がる傾向があります。でも60fpsで遊ぶなら問題ないスコアです。
ドラクエ10
ドラクエ10は14115でした。GTX960MやGTX965Mより高いスコアです。
MHF
MHFは13500です。GTX1060搭載ノートPCなら23000くらい出ます。
3DMARK TimeSpy
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
1862 | 1711 | 3732 |
3DMARK TimeSpyは「上位81%」という厳しい評価になりました。それもそのはずGTX1050だとDirectX12のTimeSpyの推奨スペックを下回っているからです。どうやらビデオメモリが足りないみたいです。DirectX12の最新ゲームをプレイしたいならGTX1060やGTX1070をおすすめします。
3DMARK FireStrike
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
5518 | 6066 | 10563 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位72%のパソコン」です。格安のエントリーモデルらしい結果になりました。GTX1060搭載ゲーミングノートPCなら9000ちょっとくらいになります。
重いゲームをプレイするのは無理ですが、比較的軽い3Dゲームをするなら大丈夫です。そして何よりも安いですから、15万円以下のゲーミングノートPCを探している人にはおすすめです。
★G-Tune 期間限定セールでゲーミングPCが安い!★