ドスパラ ガレリア タイタン BK ZX 性能レビュー
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GeForceシングルコア最強グラフィックボード「GTX TITAN BLACK」を搭載したゲームPCを入手しました。その名も「ガレリア タイタン BK ZX」です。
旧製品であるGTX TITANとの違いや、これまで最強だったGTX780Tiと比較しながら詳しくレビューしていきます。PCケースは大体いつも通りなので、ベンチマークスコアに注目です。
ガレリア タイタン BK ZXはこんな方におすすめ!
超ハイスペックPCを使いたい!
シングルコア最強グラボに興味津々!
新しいオンラインゲームは必ずチェックする!
ガレリア タイタン BK ZXのスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1 Pro 64bit | Core i7-4770K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX TITAN BLACK 6GB | 8GB |
HDD | チップセット |
120GB SSD + 3TB HDD | INTEL Z87 Express |
光学ドライブ | 電源 |
ブルーレイドライブ | 860W |
ドスパラのゲームPCにしては非常に珍しいパーツ構成です。ガレリアシリーズはグラフィックボードだけが変わって、他のパーツは最小構成であることが多いのです。
もちろんBTOですからカスタマイズ画面で自分でメモリやSSDを変更するのですが、このガレリア タイタン BK ZXはちょっと違います。このパーツ構成で完成形と言えます。
CPUとメモリはオンラインゲーム目的ならこれで充分です。そして意外と重要なSSDが予め組み込まれています。さらにDVDマルチドライブではなく、読み書き可能なブルーレイドライブが搭載されています。
そして電源は人気のSeasonic製で、上位規格の80PLUS PLATINUMです。なんだかもう完璧に思えてきます。もしもカスタマイズするならSSDの容量を増やしたり、ファンを高級なものにするくらいでしょうか。
GTX TITAN BLACKとは?
ちょっと前までGeForce GTX TITANというグラフィックボードがありました。当時はシングルコア最強でした。しかし最強の座は長く続きませんでした。GeForce GTX780Tiが発売されたのです。
なんとGTX780TiはGTX TITANよりも安くて高性能だったのです。これではもうGTX TITANの存在価値がありません。次第に市場から消えていき、BTOメーカーも扱わなくなっていきました・・・。
でもGTX TITAN BLACKにパワーアップして帰ってきました。今度はGTX780Tiよりもハイスペックです。シングルコア最強の座を取り戻したのです。
ガレリア タイタン BK ZXの外観
次にガレリア タイタン BK ZXの外観や接続端子のレビューをしていきます。
ガレリアシリーズで最もスタンダードなPCケースです。大きさは207(幅)×520.7(奥行き)×450.2(高さ)mmです。大きくもなく小さくもないといったところでしょうか。
ブルーレイドライブが搭載されています。ブルーレイの読み込み・書き込みに対応。もちろんDVDマルチドライブの機能も備わっています。なんだかんだブルーレイドライブがあったほうが便利です。
正面の接続端子はUSB3.0が2個、SDカードリーダー、ヘッドホン端子、マイク端子です。すぐ横に電源ボタンとリセットボタンがあります。
通気口は上部に2つ、左に2つ、右に1つです。全部吹出口のはずです。正面から空気を取り込んで背後や左右に排出するエアフロー設計です。電源は上に配置されていると思いましたが下にありました。
インテル Z87 Express チップセット搭載 ATX マザーボードの接続端子を見ていきましょう。USB3.0が4個、USB2.0が2個、PS2が2個、LANポート、サウンド関連です。
GeForce GTX TITAN BLACKの接続端子はDVIが2個、HDMI、DisplayPortです。意外と普通ですね。他のグラフィックボードと同じです。最大2画面出力まで対応しています。
ガレリア タイタン BK ZXのベンチマークスコア
GeForce GTX TITAN BLACKは本当にシングルコア最強なのか、ベンチマークスコアで確認してみましょう。今回のレビューではGTX780Tiとの比較に重点を置きます。
使用するベンチマークソフトはFF14ベンチマーク、PSO2ベンチマーク、ドラクエ10、MHF、3DMARKの5種類です。掲載している画像はどれも「最高画質+解像度1920×1080」の設定です。
FF14は最高品質で15289でした。8000越えれば最高評価なのに2倍近いスコアです。超ハイスペックだとわかります。標準画質だと25494でした。常時60fpsを維持できるはずです。タイタンの攻撃にも素早く反応できるようになりますね。
PSO2ベンチマークは最高画質設定で70842でした。70000越えもスゴイですね。PSO2の場合は30000越えがハイスペックの基準だと思っているので、とんでもないハイスコアです。標準画質は134074でした。
ドラクエ10は18964でした。GeForceグラフィックボードの中では歴代1位のスコアです。
MHFは26745でした。こちらは歴代3位のスコアです。MHFにはオーバースペックかもしれませんが、アクション性の高いゲームこそ高いフレームレートを維持することを重視すべきです。
3DMARKのFireStrikeは9610です。一番信用度の高い3DMARKでシングルコア歴代1位のスコアを叩き出しました!3DMARKの評価では上位11%のパソコンです。やはり超ハイスペックですね。
ガレリア タイタン BK ZXの評価
GTX780Tiを搭載していて似たような構成のガレリア XG 780Tiと比較してみましょう。
ガレリア タイタン BK ZX | ガレリア XG 780Ti | |
---|---|---|
FF14 | 15289 | 15780 |
PSO2 | 70842 | 74245 |
ドラクエ10 | 18964 | 18504 |
MHF | 26745 | 27081 |
FireStrike | 9610 | 9554 |
3DMARK評価 | 上位11% | 上位17% |
意外にもFF14とPSO2ではGTX780Tiを搭載したガレリア XG 780Tiが優っています。GTX TITAN BLACKはそんなに高性能ではないのでしょうか?いいえ、そんなことはありません。
一番信頼度の高い3DMARKの総合評価では圧倒的にガレリア タイタン BK ZXが勝っています。これより上位なのはおそらくSLI構成のゲームPCです。1枚構成なら優秀なことは間違いありません。
ただ、ガレリア XG 780Tiと価格を比較すると約5万円の差があります。コスパ重視ならガレリア XG 780Tiをおすすめします。逆に少しでも高性能を目指すならガレリア タイタン BK ZXを選ぶ価値はあると思います。
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