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HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT 性能レビュー

最近、HP(ヒューレット・パッカード)がゲームPCに力を入れ始めています。HPといえば法人向けパソコンというイメージがありましたが、いつの間にかゲームPCが増えてきています。

実は以前、とあるパソコンイベントに行った際にHPの社員さんと少しお話をしたのですが、今後さらにゲームPC充実させたいとのこと。販売ページを見ながら「こんな感じにしたほうがいいと思いますよ」と感想を述べたらすぐに反映していたので、本気度が強く伝わってきます。

さて、今回のレビューはHPの最新ゲームPCです。HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTはGeForce GTX770を搭載しています。でもミドルスペックと思いきや、他のパーツが相当ハイスペックです。

ENVY Phoenix 810-290jp/CTはこんな方におすすめ!

普段使いも超便利なゲームPCが欲しい!
ブルーレイ再生やテレビ視聴もしたい!
ゲームをサクサク動かしたい!

ENVY Phoenix 810-290jp/CTのスペック

*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。

OS CPU
Windows8.1 64bit Core i7-4960X EE(水冷)
グラフィックボード メモリ
GeForce GTX770 2GB 16GB
HDD チップセット
256GB SSD + 2TB HDD インテル B85 Express
光学ドライブ 電源
ブルーレイディスクドライブ 500W

ENVY Phoenix 810-290jp/CTの価格と詳細はこちら

ゲームPCの常識を破壊しています。GTX770搭載なら、CPUはCore i7-4790を標準搭載にしているのが一般的です。しかしENVY Phoenix 810-290jp/CTは最高性能のCore i7-4960X EEを搭載しています。しかも水冷です。

他のもSSDを256GB、ブルーレイディスク、TVチューナーなどカスタマイズとして考えられるものをすべてぶち込んでいる印象を受けます。GTX770ならオンラインゲームは十分快適です。でも「普段使いも超快適にしたいんだ!」というHPの想いが伝わってくるデスクトップです。

現在、HP ENVY Phoenix 810-290jp/CTは3種類あるようですが、上記のスペックはどれにも当てはまりません。一番近いのは「東京生産 i7 GTX770搭載モデル」です。ただ、今回レビューするモデルは、メモリが32GBではなく16GBです。

ENVY Phoenix 810-290jp/CTの外観

次にENVY Phoenix 810-290jp/CTの外観や接続端子のレビューをしていきます。

前面の光沢感がゲームPCらしくて良いですね。大きさはデスクトップゲームPCとしては普通だと感じました。

正面のカバーを下にカシャンと降ろすと接続端子が現れます。上にあるのはDVDドライブとブルーレイドライブです。

接続端子はUSB2.0が4個とメディアカードリーダーです。メディアカードリーダーは非常に多くの種類に対応していて、コンパクトフラッシュ 、マイクロドライブ 、スマートメディア 、SDカード、SDHCカード、SDXCカード、メモリースティックなど大抵のものが使えます。

上部はすっきりとしたデザインになっています。通気口はありません。右側に電源があります。

上部にも接続端子があります。USB3.0が2個、マイク端子、ヘッドセット端子です。ここを一番多様すると思うのですが、正面からは見えない位置にあるので、ちょっと挿しにくそうです。

左側には大きく「HP」と刻印されています。小さな通気口が2つあります。

右側は下のほうが透明になっており、内部がよく見えます。

背面はとてもシンプルですね。

マザーボードの接続端子はUSB3.0が2個、USB2.0が4個、LANポート、サウンド関連です。パソコン全体のUSB端子は合計12個もあります。ただし、PS2端子はありません。

GTX770の接続端子はDVI-I、DVI-D、HDMI、DisplayPortです。

地上デジタルとBSも視聴できます。テレビチューナーが付いているゲームPCは初めて見ました。

もちろんテレビリモコンもセットで付いています。

電源を入れると内部が赤く光ります。

正面も色が変わります。カッコイイ!

ENVY Phoenix 810-290jp/CTのベンチマークスコア

普段使いに便利だということは伝わったと思います。でもENVY Phoenix 810-290jp/CTはゲームPCです。ゲームPCとしてどれだけの性能を持っているかが重要です。

そこでいつものようにベンチマークスコアを計測しました。高性能なCPUがどれだけ影響するのか検証してみましょう。使用したベンチマークソフトはFF14、PSO2、ドラクエ10、MHF、3DMARKです。解像度は1920×1080の設定です。

FF14ベンチマークは最高品質で11111、標準品質で20242でした。どちらも最高評価の「非常に快適」です。やはりGTX770は高性能ですね。

PSO2ベンチマークは最高画質で39675、標準画質で72289です。過去のGTX770搭載ゲームPCと比較するとほとんど一緒です。予想通りCPUはベンチマークスコアに影響を与えないようです。

ドラクエ10は18823です。GTX770だと安定して18000を越えてきますね。

MHFは19499でした。充分過ぎるほど高いスコアです。

3DMARKの評価では「上位31%のパソコン」です。過去にレビューしたGTX770搭載デスクトップも同じく上位31%という評価でした。

つまりGTX770搭載のゲーム用パソコンとしての性能に申し分ありません。ブルーレイやTVチューナー、そしてSSDが入っていることを考えると、普段使いも重視したい方におすすめです。

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管理人 うらみん

格ゲーに飽きて2002年頃からオンラインゲームに参入。主にFPSとMMORPGをプレイしています。FPSでは大会で優勝し、海外クランと対戦したことがあります。RTSは下手糞です。

パソコンをカスタマイズするのが好きなので、趣味で当サイトを運営しています。ドスパラ、G-Tune、パソコン工房、エイリアンウェア、HP、フロンティアなどのゲーミングPCを使用した経験があります。

ゲーミングPCの選び方で迷ったら、Twitterで気軽に質問してください(╹◡╹)

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