歴代1位の性能!G-Tune MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CL 性能レビュー
CPUとGTX980を瞬時にオーバークロックできるハイエンドPC!
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普通のゲーミングPCは一定の性能で動いています。これを定格と呼びます。でも定格以上の性能を引き出すこともできます。それをオーバークロックと呼びます。ただしオーバークロックするには知識と手間が必要です。
しかしG-TuneのMASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLは誰でも簡単にCPUとグラフィックボードを瞬時にオーバークロックできるゲーミングPCです。オーバークロックのやり方や効果をレビューしていきます。
MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLはこんな方におすすめ!
超高性能なデスクトップゲームPCが欲しい!
オーバークロックに興味がある!
すべてのオンラインゲームをヌルヌル動かしたい!
MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLのスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1 64bit | Core i7-4790K(水冷) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX980 4GB | 16GB DDR3 |
HDD | チップセット |
2TB HDD | INTEL Z97 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 700W(80PLUS BRONZE) |
GeForce GTX980を搭載したハイスペックゲームPCです。このままでもすべてのゲームがサクサクになるくらい高性能です。でも前述の通りMASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLにはオーバークロックの機能があります。
CPUの動作周波数は通常4.00GHzです。ターボブースト有効時は4.20GHzです。オーバークロックすると4.60GHzまで向上します。同様にGTX980のブースとクロックは1216MHzです。オーバークロックすると1242MHzです。
数値上は小さな変化に見えますが、実際にベンチマークを計測してみると劇的に向上することもありました。「え?GTX980ってこんなに高性能だったのか!」と驚くほどです。
MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLの外観
次にMASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLの外観や接続端子のレビューをしていきます。
MASTERPIECEシリーズはG-Tuneの最上位デスクトップです。NEXTGEAR-MICROやNEXTGEARと比べると本体が大きくて重いです。
正面上部には接続端子とDVDドライブがあります。マルチカードリーダー、USB3.0が2個、USB2.0が2個、マイク、ヘッドセットです。多くのデスクトップゲームPCはSDカードリーダーしか搭載していませんが、MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLはメモリースティックやマルチメディアカードにも対応しています。
正面中央に電源ボタンとオーバークロックボタンが搭載されています。「OC」と書かれたボタンをポチッと押すだけでCPUとグラフィックボードのオーバークロックが完了します。
オーバークロックONにすると赤く光ります。OFFにすると光りません。
上部は奥側に排気口があります。CPUの熱を吐き出しています。
左側は大きな通気口があります。
右側には小さな通気口があります。
背面はこんな感じです。
マザーボードの接続端子はUSB3.0が4個、USB2.0が2個、PS2、LANポート、サウンド関連です。
GeForce GTX980の接続端子はDVI-I、DisplayPortが3個、HDMIです。
MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLのオーバークロック
普通にオーバークロックをしようと思ったら、BIOSを立ち上げてクロック数を引き上げます。そして設定を保存して再起動します。ただし、パーツや冷却環境によって可能なクロック数が異なるため、知識がない人には大変です。
そこで一部のBTOメーカーはオーバークロックを誰でもパソコンを販売しました。でも「CPUだけオーバークロック」のように限定されていたり、「再起動が必要」など手間がかかるものばかりでした。
私の知る限り、「再起動不要」で「CPUとグラフィックボードの両方をオーバークロックできる」ゲーミングPCはG-Tuneだけです。開発には相当苦戦したと、以前G-Tuneの方が話してくれました。
オーバークロックされているかどうかは、プリインストールされているソフトウェアから確認できます。通常時は「OG GENIE -OFF-」と表示されています。
本体のOCボタンを押すとすぐにオーバークロック状態になり「OG GENIE -ON-」と表示されます。
MASTERPIECE i1460PA3-DOC-CLのベンチマークスコア
先に結論を書いてしまうと、オーバークロック状態でベンチマークスコアを計測したところ、歴代最高記録を更新しました。まさかここまで高性能になるとは予想していませんでした。
まずはオーバークロック状態でのスコアをご紹介します。すべて1920×1080の最高画質設定で計測しました。
FF14ベンチマークは最高品質で16748、標準品質で30381です。初の30000越え!最高品質も歴代1位です。FF14がカクカクすることなどありえません。
オーバークロックの効果が最も顕著に現れたのがPSO2ベンチマークです。最高画質(設定5)で114228、標準画質(設定3)で187912です。最高画質で10万を越えたのは初めてなのに、まさかの11万オーバーです。本当に恐ろしくハイスペックです・・・。
ドラクエ10は20468です。20000を越えるのはかなり珍しいです。
MHFは28393です。
3DMARKの評価では「上位4%のパソコン」です。もうハイスペックではなくハイエンドを呼ぶに相応しいゲーミングPCです。FireStrikeのスコアは歴代1位です。グラフィックボード1枚搭載のデスクトップとしては間違いなく最上位だとわかりました。
通常時とオーバークロックのベンチマークスコアを比較
最後にオーバークロックによりどの程度性能がアップしたのかをご紹介します。
ベンチマークソフト | 通常時 | オーバークロック |
---|---|---|
FF14 最高品質 | 16047 | 16748 |
FF14 標準品質 | 28760 | 30381 |
PSO2 設定5 | 99552 | 114228 |
PSO2 設定3 | 168113 | 187912 |
ドラクエ10 最高品質 | 19660 | 20468 |
MHF | 27599 | 28393 |
3DMARK FireStrike | 10924 | 11545 |
10%前後向上していますね。CPUもオーバークロックしているため、オンラインゲーム以外で活躍する場面も多いでしょう。オンラインゲームやあらゆる作業を高速化したい方におすすめです。