約1.2kgの軽さ!ガレリア GWL250YF 性能レビュー
GeForce MX250搭載の激安ゲーミングノートPC!
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ドスパラから超軽量のゲーミングノートPCが発売されました。しかも税抜10万円台という安さも兼ね備えています。それが今回レビューする「ガレリア GWL250YF」です。
とはいえGeForce GTXシリーズやRTXシリーズではなく、GeForce MX250というグラフィックボードが搭載されています。ゲーミングノートPCとしてきちんと使えるのか性能を検証してみました。
ガレリア GWL250YFはこんな方におすすめ!
とにかく軽量なゲーミングノートPCが欲しい!
できるだけ小型なノートPCにしたい!
重いゲームはプレイしない!
ガレリア GWL250YFのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i5-8265U |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce MX250 | 8GB(PC4-19200) |
ストレージ | チップセット |
256GB NVMe SSD | モバイル インテル チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 14.1インチ 1920×1080 |
一般的なゲーミングノートPCはCore i7 CPU + GeForce GTXシリーズ、あるいはGeForce RTXシリーズです。だからCore i5-8265U + GeForce MX250は格段に性能が劣ります。
とはいえCore i5-8265Uは4コア、8スレッド、定格1.6GHz、最大3.9GHzと意外と高性能です。少なくとも軽いゲームをプレイするだけなら、CPUの性能にまったく問題はありません。メモリが8GBなのもいいですね。
ストレージに関しては256GBではちょっと厳しい印象です。しかもカスタマイズで増設できません。だからメインとなるゲームだけインストールして、他のゲームはこまめにアンインストールしたほうがいいです。
ストレージの速度
ガレリア GWL250YFのストレージは256GB NVMe M.2 SSDです。どれくらいの速度が出るのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDは「東芝 KBG30ZMV256G」で、シーケンシャルリードが1533MB/s、シーケンシャルライトが821MB/sです。激安ゲーミングノートPCにも高速なNVMe SSDを採用してくれるのは嬉しいです。
ガレリア GWL250YFの外観
次にガレリア GWL250YFの外観や接続端子のレビューをしていきます。
全体の寸法は322(幅)×222(奥行き)×15.95(高さ) mmです。ここまで小型なゲーミングノートPCは久々に見ました。
内側も外側もシルバーっぽい色合いです。
テンキーがない代わりに各キーが大きいです。カコカコと押下が明確で好みのキーボードでした。
左側にWindowsキーがあって、Fnキーは右側です。使う頻度を考えると私は逆の配置よりも良いと思います。
ゲーミングノートPCらしく、電源を入れたらキーボードバックライトが白く光ります。青っぽく見えるのは液晶からの反射のせいです。
電源ボタンです。よく見ると奥にWEBカメラがあります。
液晶の最大解像度は1920×1080、リフレッシュレートは60Hzです。
左側には電源端子、HDMI出力、USB3.1 Type-C、スピーカー出力があります。
右側にはSDカードリーダー、USB3.1 Type-C、USB3.1が2つあります。
後ろ側には何もありません。
ガレリア GWL250YFの重さ
ノートPC本体のみの重さは1.208kgです。普通のBTOノートパソコンとして非常に軽量です。15.6インチのゲーミングノートPCが2.0~2.6kgくらいですから、約半分の重さしかありません。
ACアダプターとケーブルを含めると1.527kgです。頻繁にノートPCを持ち運ぶ人にとてもおすすめです。なお、バッテリー駆動は最大10時間です。
ガレリア GWL250YFの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i5-8265U)の温度は平均57℃、最大82℃でした。予想よりも高い温度です。
GeForce MX250の温度は平均74℃、最大86℃でした。
ガレリア GWL250YFのベンチマークスコア
ガレリア GWL250YFの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 514 cb | 1158 cb |
シングルコア | 161 cb | 403 cb |
Core i5-8265Uの性能です。マルチスレッドのスコアはCore i7-9750Hの半分以下です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
1247 | 1877 | 2694 |
FF15はとても重いのでさすがに無理です。画質を落としても関係ありません。つまり最先端の重いゲームをプレイしたい人にはおすすめできません。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
3881 | 4473 | 8695 |
正直言うとFF14でも無理だと思っていました。でも標準画質にすれば「非常に快適」の最高評価を獲得できました。画質さえ落とせば思ったよりも多くのゲームを快適に遊べるようです。
FF14:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
4066 | 4643 | 8686 |
FF14:漆黒のヴィランズも同様の結果です。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
5553 | 14900 | 21729 |
PSO2ベンチマークは設定3以下ならサクサク動きます。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは7999です。GTX1050の約半分のスコアです。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
1268 | 1155 | 2872 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位97%の評価でした。つまり下から3%です。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
3492 | 3861 | 8642 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位90%のパソコン」です。GTX1060 6GBに比べて3分の1程度のスコアです。普段はWEBブラウジングや動画視聴を中心として、カジュアルなゲームもプレイするような用途におすすめです。
税込み12万円以下で購入できるのは確かに嬉しいです。でもがっつりゲームをプレイしたいならRTX2060搭載の「ガレリア GCR2060RGF-E」をおすすめしたいです。
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