インテルと共同設計!ガレリア GCR1660TGF-QC-G 性能レビュー
約20万円で買える超軽量ゲーミングノートPC!
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先日お伝えしたようにドスパラとインテルが共同設計したゲーミングノートPCが発売されました。ひとつはRTX2070 MAX-Qを搭載したハイスペックモデルで、もうひとつはもっと安いGTX1660Ti搭載モデルです。
RTX2070 MAX-Q搭載モデルは少し前にレビューしたので、今回はGTX1660Ti搭載の「ガレリア GCR1660TGF-QC-G」をレビューしていきます。やはり軽量なのはありがたいです。
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gはこんな方におすすめ!
最軽量級のゲーミングノートPCが欲しい!
約20万円の予算でゲーミングノートPCを買いたい!
144Hz液晶でゲームをヌルヌルにしたい!
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-9750H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1660Ti 6GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe M.2 SSD | モバイル インテル HM370 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6インチ 1920×1080 144Hz |
RTX2070 MAX-Q搭載の「ガレリア GCR2070RGF-QC-G」との違いは、グラフィックボード、ストレージ、価格の3つです。グラフィックボードはゲームの快適性に直結し、ストレージは容量とパソコン全体の動作に影響します。
グラフィック性能に関しては下の方でベンチマークスコアをご紹介します。ストレージに関してはガレリア GCR1660TGF-QC-Gが512GB NVMe SSDなのに対し、ガレリア GCR2070RGF-QC-Gが1TB NVMe SSDです。
ストレージの容量は多いに越したことはありません。特にゲーミングPCの場合、大容量のPCゲームをインストールすることになりますから1TB以上あったほうがいいです。しかしガレリア GCR1660TGF-QC-GはSSD変更やHDD追加をできません。ここは非常に残念です。
ストレージの速度
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gのストレージは512GB NVMe M.2 SSDです。どれくらいの速度が出るのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDはINTEL製で、シーケンシャルリードが1679MB/s、シーケンシャルライトが984MB/sです。NVMeの割には遅いです。
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gの外観
次にガレリア GCR1660TGF-QC-Gの外観や接続端子のレビューをしていきます。
外観や接続端子はガレリア GCR2070RGF-QC-Gとまったく一緒です。そのためほとんど割愛します。知りたい人は「ガレリア GCR2070RGF-QC-Gのレビュー」をご覧ください。
LEDライトの色は変更可能です。
ひとつハマったのが電源の設定です。写真左側のボタンを押すとPerformance、Balanced、Battery Saverの3つを切り替えられます。最初ベンチマークスコアを計測したら本来の半分のスコアしか出なくて、「なぜ!?」と混乱し原因究明に時間を要しました。
そしてやっとこのボタンが原因だと気付きました。Battery Saverの設定になっていたためグラフィック性能が制限され、ベンチマークスコアも低くなってしまっていたのです。
ボタンを押してPerformanceに変更したところ通常の性能に戻りました。「ボタンの両側が光っているとPerformance」と覚えておいてください。
液晶の最大解像度は1920×1080です。ゲーミングPCには1920×1080がベストです。
液晶のリフレッシュレートが144Hzなのも共通しています。動きの激しいゲームをするなら144Hz液晶を選んだほうがいいです。
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gの重さ
ノートPC本体のみの重さは1.892kgです。これより軽いゲーミングノートPCシリーズって他にあるんですかね。少なくとも私は知りません。しっかりした性能なのに軽量というのは大きな価値があります。
ACアダプターとケーブルを含めると2.711kgです。ACアダプターのサイズはガレリア GCR2070RGF-QC-Gと同じです。
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i7-9750H)の温度は平均75.2℃、最大93℃でした。ゲーミングノートPCのCPUは高い温度になりやすいです。
GeForce GTX1660Tiの温度は平均66.8℃、最大75℃でした。RTX2070よりも低い平均温度です。
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gのベンチマークスコア
ガレリア GCR1660TGF-QC-Gの性能をベンチマークソフトで評価しました。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1211 cb | 2857cb |
シングルコア | 186 cb | 435 cb |
Core i7-9750Hの性能です。現在販売されているゲーミングノートPCのCPUはほぼ全部Core i7-9750Hです。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
5957 | 8001 | 9936 |
FF15ベンチマークは軽量品質なら快適に遊べます。画質を上げてしまうとカクついていました。ガレリア GCR2070RGF-QC-Gよりも17.4%低いスコアです。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
13010 | 13487 | 16245 |
平均91fps | 平均98fps | 平均137ps |
FF14ベンチマークはガレリア GCR2070RGF-QC-Gよりも10%程度低いfpsです。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
40851 | 48528 | 76912 |
PSO2ベンチマークはなぜかガレリア GCR1660TGF-QC-Gのほうが高いスコアになりました。相変わらず謎なベンチマークソフトです。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは33514です。ガレリア GCR2070RGF-QC-Gよりも11%低いスコアです。そこそこ軽いゲームなら10%くらいの差で、重いゲームだと性能差が大きくなるようです。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
5710 | 5599 | 6439 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位51%の評価でした。やはり重いゲームをプレイしたいならガレリア GCR2070RGF-QC-Gをおすすめします。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
13841 | 15640 | 15725 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位28%のパソコン」です。ガレリア GCR2070RGF-QC-Gより6万円も安いことを考えると、ガレリア GCR1660TGF-QC-Gのほうがコスパは良いです。激重なゲームをプレイしないならガレリア GCR1660TGF-QC-Gをおすすめします。
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