ドスパラ ガレリア GCR2070RNF-E 性能レビュー
17.3型の144Hz液晶を採用したRTX2070搭載ノートPC!
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現在ドスパラはガレリアシリーズのノートPCを9モデル販売しています。そして2番目に高性能で高額なのが今回レビューするガレリア GCR2070RNF-Eです。2070はRTX2070を、RNFは17インチモデルを表しています。
ガレリア GCR2070RNF-Eの性能をご紹介しつつ、購入する際にはどんなカスタマイズをするのがおすすめかも解説していきます。
ガレリア GCR2070RNF-Eはこんな方におすすめ!
ハイスペックなゲーミングノートPCが欲しい!
17インチの大画面でゲームをプレイしたい!
144Hz液晶でゲームをヌルヌルにしたい!
ガレリア GCR2070RNF-Eのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-9750H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX2070 8GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe M.2 SSD | モバイル インテル HM370 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 17.3インチ 144Hz対応フルHD液晶 |
ちょっと前まで「ガレリア GCR2070RNF」が販売されていて、新モデルの「ガレリア GCR2070RNF-E」にアップグレードされた形です。メモリ8GBから16GBに、120Hz液晶から144Hz液晶になり、順当に強化されました。
性能アップしただけでなくコスパまで良くなったのですが、ひとつだけ不満があります。それはストレージ容量です。512GB NVMe SSDは確かに高速です。でも容量が足りません。
容量と安さを重視するなら1TB HDDを追加してください。速度と軽量を重視するなら1TB SSDを追加するのがおすすめです。それ以外は特にカスタマイズする必要はありません。
ストレージの速度
ガレリア GCR2070RNF-Eのストレージは512GB NVMe M.2 SSDです。どれくらい速度の違いがあるのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDの速度
SSDは「PHISON PS5012-E12S-512G」で、シーケンシャルリードが3448MB/s、シーケンシャルライトが2411MB/sです。現在販売されているSSDではトップクラスの速度です。読み込みだけでなく書き込みも高速なのが素晴らしいです。
ガレリア GCR2070RNF-Eの外観
次にガレリア GCR2070RNF-Eの外観や接続端子のレビューをしていきます。
BTOゲーミングノートPCはほぼ100%黒色です。
全体の寸法は397(幅)×268.5(奥行き)×27.5(高さ) mmです。旧モデルより一回り小型になりました。
テンキーはありますが、マクロキー等はありません。SHIFTキーが大きいのは地味に嬉しいです。Windowsキーは右側にあります。
ゲーミングキーボードを製造・販売しているSteelSeries製のキーボードです。
キーボードにはLEDバックライトが搭載されていて、レインボーに光ります。
電源ボタン、ファンコントローラー、タッチパッドのON/OFFボタンがあります。タッチパッドの有効・無効をするに切り替えられるのは嬉しいです。
最大1920×1080のノングレア液晶です。17インチだと15インチに比べて明らかに大きいです。ゲームのやりやすさや迫力に大きな違いが出ます。また、リフレッシュレートは60Hzではなく144Hzです。アクション性の高いゲームをプレイすると60Hzと144Hzの違いはすぐにわかります。絶対に144Hzのほうが楽しいですし有利です。
なお、ドスパラのゲーミングノートPCは144Hz液晶採用モデルが非常に多いです。例えば15.6インチで軽量な「ガレリア GCF2070GF-E」やRTX2060搭載の「ガレリア GCF2060GF-E」も144Hz液晶です。
デフォルトの設定で144Hzになっています。60Hzには切り替えることも可能です。でもむしろこのほうがいいです。というのも最近海外のFPS配信を見たら、144Hz液晶を使っているのに、60Hzのまま1年間プレイしていたことにやっと気付いた配信者がいました。最初から144Hzになっているほうがユーザーに優しいです。
左側にはLANポート、HDMI出力、mini-DisplayPort出力、USB3.1 Gen2、USB3.2 Gen2 Type-C、マイク入力、スピーカー出力があります。USB3.2端子は初めて見ました。
右側にはSDカードリーダー、USB3.1 Gen1が2つ、電源端子があります。
後ろ側に接続端子等はありません。
ガレリア GCR2070RNF-Eの重さ
ノートPC本体のみの重さは2.491kgです。17インチのゲーミングノートPCとしてはかなり軽量な部類です。旧モデルより300gくらい軽くなりました。
ACアダプターとケーブルを含めると3.497gです。4kgを越える17インチがあることを考えると軽いですよね。ただし持ち運びやすさを重視するなら15インチで軽量な「ガレリア GCR2070RGF-QC-G」がおすすめです。
ガレリア GCR2070RNF-Eの温度
各種ベンチマークソフトを動作させたところ、CPU(Core i7-9750H)は平均72.4℃、最大97℃でした。Core i7-9750Hはいつもこんな温度です。Core i7-8750Hの頃から変わっていません。
RTX2070の温度は平均67.9℃、最大75℃でした。とても安定しています。
ガレリア GCR2070RNF-Eのベンチマークスコア
ガレリア GCR2070RNF-Eの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1264 cb | 2660 cb |
シングルコア | 186 cb | 440 cb |
Core i7-9750Hの性能です。Core i7-8750HのCINEBENCH R15のスコアは、174 cb / 1119 cbだったため、Core i7-9750Hのほうがやや高性能です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 低品質 |
---|---|---|
7980 | 10375 | 12776 |
FF15ベンチマークは標準品質以下なら問題なくプレイできる評価です。メモリ16GBになった影響か、旧モデルよりスコアが伸びました。明らかにコスパが良くなっています。
FF14:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
14743 | 15172 | 17497 |
平均111fps | 平均118fps | 平均150fps |
FF14ベンチマークは最高画質でも「非常に快適」の評価です。GTX1660Ti搭載デスクトップと近いスコアです。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
42325 | 47815 | 77407 |
PSO2ベンチマークはゲーミングノートPCとしては珍しく4万を越えました。Core i7-9750Hが強く影響しています。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは44935です。RTX2060 + Core i7-8700搭載デスクトップと同等のスコアです。RTX2070はデスクトップ版とノート版で性能が違います。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
7534 | 7809 | 6281 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位35%の評価でした。ゲーミングノートPCの平均スコアを大きく上回りました。重いゲームをノートでプレイしたいならこのガレリア GCR2070RNF-Eが最適です。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
17331 | 20185 | 16061 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位16%のパソコン」です。GTX1070搭載ノートPCより14%、RTX2060搭載ノートPCより30%高いスコアです。快適に遊べるゲームが増えるのはもちろん、144Hz液晶をしっかり活かせる性能です。
TPS、FPSをプレイするなら144Hz液晶をおすすめします。確実に勝敗に影響します。ゲーム体験や勝利、上達にこだわるゲーマーにおすすめしたいゲーミングノートPCです。
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