GTX1060搭載の17インチ!ドスパラ ガレリア GCF1060NF 性能レビュー
SteelSeries製のキーボードを採用したノートPC!
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2018年4月頃にドスパラのゲーミングノートPCがリニューアルしました。グラフィックボードはこれまで通りGTX10シリーズなのですが、CPUが第7世代のCore i7-7700HQから第8世代のCore i7-8750Hに切り替わりました。
それだけでなくノートPC本体も色々と変更点があります。かなり良いゲーミングノートPCに仕上がっていると感じます。今回はGTX1060搭載モデルのガレリア GCF1060NFをレビューしていきます。
ガレリア GCF1060NFはこんな方におすすめ!
ノートでも120Hzのサクサクを堪能したい!
予算20万円以内に収めたい!
SteelSeries製のキーボードを使いたい!
ガレリア GCF1060NFのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-8750H |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1060 6GB | 8GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
250GB SSD + 1TB HDD | モバイル インテル HM370 チップセット |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 17.3 インチ 非光沢ワイド リフレッシュレート120Hz LEDバックライト液晶ディスプレイ |
GTX1060を搭載した17インチって結構珍しいです。どうしても最近は15インチが多いですからね。大画面でゲームをプレイしたいなら17インチのほうが楽しめます。ただ当然サイズは大きくなるので、持ち運びやすさでは15インチに負けてしまいます。
とはいえこの17インチ液晶は凄いです。一般的なゲーミングノートPCの液晶はリフレッシュレートが60Hzです。つまり1秒間に60回描画する性能です。しかしこのガレリア GCF1060NFの液晶は最大120Hzです。2倍も細かく描画されるわけですから、ゲームの映像がヌルヌル・サクサクになります。
FPSを始めとした対戦ゲームでは120Hzが威力を発揮してくれます。私はFPSをプレイしていて60Hz(60fps)だと重いと感じます。実際デスクトップゲーミングPCと組み合わせる液晶モニターとして人気なのは144Hzのような高リフレッシュレート対応の製品です。それをわざわざ外部ディスプレイに繋がなくてもノートPC単体で味わえるのは素晴らしいことです。
SSDとHDDの速度
ガレリア GCF1060NFのストレージはSSDとHDDの組み合わせです。どれくらいの速度の違いがあるのかCrystalDiskMarkで計測してみました。
SSDは「SKhynix HFS256G39TND-N210A」で、シーケンシャルリードが540MB/s、シーケンシャルライトが261MB/sです。書き込み速度が全体的にやや遅いですが、普段遣いには書き込み速度が重要なので問題ないでしょう。
HDDは「HGST HTS541010B7E610」でシーケンシャルリードが135MB/s、シーケンシャルライトが128MB/sです。
ガレリア GCF1060NFの外観
次にガレリア GCF1060NFの外観や接続端子のレビューをしていきます。
全体のサイズは419(幅)× 294(奥行き)× 34(高さ) mm です。
17インチなのでそこそこ大きいです。
テンキー付きの日本語キーボードです。マクロキー等はありません。
実はこのキーボード、SteelSeries製です。SteelSeriesといえばゲーミングデバイスで非常に有名なメーカーです。個人的にはSteelSeries、Razer、Logitechが三大ゲーミングデバイスメーカーだと思っています。
そんなSteelSeriesのキーボードが搭載されているのでPCゲーマーとしては嬉しいですよね。実際にキーに触ってみると、旧モデルとは感触が少し違うように感じました。
ただしキー配置は特に変わっていません。左側にWindowsキーがないのも旧モデルと一緒です。
キーボードのLEDバックライトは起動時に赤く光ります。
起動が完了してデスクトップが表示されるとレインボーに光ります。もちろん設定で変更可能です。
その他の物理ボタンはファンコントローラー、液晶ON/OFF、電源の3つです。
120Hz液晶は反射もめっちゃ少ないです。これは本当に良い液晶ですね・・・。
左側にはKensingtonLock取付け口、LANポート、USB3.0が2つ、HDMI出力、mini-DisplayPort出力、USB3.0 Type-C、マイク入力、スピーカー出力があります。
右側にはUSB2.0、SDカードリーダー、電源端子があります。光学ドライブはありません。
後ろ側には排気口があるだけです。
ガレリア GCF1060NFの重さ
ノートPC本体のみの重さは2.905kgです。公式のスペック通りです。
ACアダプターとケーブルを含めると3.609kgです。17インチのゲーミングノートPCのなかでは軽量な部類です。トータル5kg越えの製品なんかもあります。
ガレリア GCF1060NFの温度
1時間程度ベンチマークソフトを動作させながら各パーツの温度を計測しました。CPU(Core i7-8750H)は最大94℃、HDDは最大35℃、SSDは最大48℃、GTX1060は最大75℃まで上がりました。CPUは一時的にとはいえ90℃を越えてしまいました。気になるようならファンコントローラーの機能を活用しましょう。
ガレリア GCF1060NFのベンチマークスコア
ガレリア GCF1060NFの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
10925 | 11979 | 14535 |
FF14ベンチマークはすべての設定で「非常に快適」です。Core i7-7700HQ搭載モデルよりもスコアが伸びています。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
30649 | 30363 | 49217 |
Core i7-7700HQ + GTX1060に比べると1.5倍のスコアになりました。Core i7-8750Hはかなり良いCPUかもしれません。でもなぜか設定5より設定6のほうが低くなっています。たまに見られる現象ですがPSO2ベンチマーク側の問題でしょう。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は17991です。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは26473です。GTX1060搭載ゲーミングノートPCで25000を越えたのは初めてだと思います。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
3947 | 3727 | 5942 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位59%」の評価でした。ゲーミングノートPCの平均スコアに近いですね。重いゲームをするなら画質を落とす必要があります。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
10518 | 11834 | 16986 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位31%のパソコン」です。ミドルスペックゲーミングPCらしいスコアが出ました。これならほとんどのゲームで120fps出せるはずです。少なくとも余程重いゲームでない限りは60fpsを下回ることはないでしょう。
ノートPCなのに大画面で120Hzを堪能できると考えるとワクワクします。PCゲームのなかでもアクション製の高いタイトルをがっつり楽しみたい方におすすめのゲーミングノートPCです。
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