NEW ALIENWARE AURORA スプレマシー VR 性能レビュー
エイリアン オーロラ R7のハイスペックモデル!
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ALIENWARE AURORAシリーズがリニューアルしました。前世代のR6から大幅なモデルチェンジです。R4まではAlienwareシリーズの最高性能デスクトップゲーミングPCという位置付けでしたが、現在のR7はArea-51がハイエンド、Auroraがハイスペックという位置付けに見えます。
Alienware Auroraの最上位モデルであるスプレマシーがどれくらいの性能なのかをレビューしていきます。
NEW ALIENWARE AURORA スプレマシー VRはこんな方におすすめ!
最新のハイエンドゲーミングPCが欲しい!
動画編集や画像編集など色々な作業を快適にしたい!
爆速SSDですべての動作をサクサクにしたい!
NEW ALIENWARE AURORA スプレマシー VRのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-8700K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1080Ti 11GB | 16GB(PC4-23400) |
ストレージ | チップセット |
512GB PCIe SSD + 2TB HDD | インテル Z370 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
Tray-load Blu-Ray ドライブ | 850W EPA ブロンズ PSU 液体冷却 シャーシ |
Core i7-8700K + メモリ16GB + GTX1080Tiという典型的なハイエンドゲーミングPCです。超高性能なのですが最近はこのパーツ構成がとても人気です。重いゲームが増えているからかもしれません。
しかもメモリは一般的なPC4-19200やPC4-21300ではなく、さらに高速なPC4-23400です。HyperXを使っていること等からもパーツへのこだわりが垣間見えます。同様のハイエンドゲーミングPCのなかでも高速、高耐久なので非常におすすめです。
SSDとHDDの速度
Alienware Auroraはスタンダードとプレミアムより上位モデルであるプラチナ、スプレマシーにPCIe SSDが搭載されています。どれくらいの速度なのか計測してみました。
シーケンシャルリードは3209MB/sでした。これまでレビューしたSSDの中でトップクラスの速度です。普通のSATA SSDより6倍も高速です。NVMe SSDは速度がどんどん向上していますね。シーケンシャルライトは1693MB/sと読み込みに比べて半分の速度ですがそれでもSATA SSDより3倍も高速です。
HDDの速度がこちらです。シーケンシャルリードは197MB/sです。普通のHDDです。
NEW ALIENWARE AURORA スプレマシー VRの外観
次にNEW ALIENWARE AURORA スプレマシー VRの外観や接続端子のレビューをしていきます。
まずAlienware Aurora R7最大の特徴はミドルタワーなことです。R4まではフルタワーでした。あまりにも重くてダンボールから取り出すのに苦労したことをよく覚えています。つまり以前よりもコンパクトになりました。
正面右上にエイリアンウェアのロゴがあります。これが電源ボタンです。
上部は排気口です。移動しやすいように取っ手のようなものが付いています。Alienware Auroraは底面の作りがしっかりしていて、床や机にフィットしてズレにくくなっています。だからちょっと移動させたい時にこの取っ手が役立ちます。(少し持ち上げて移動、という動作がしやすかったです)
上部の手前にUSB3.1が3つ、USB3.1 Type-C、ヘッドホン出力、マイク入力があります。前面にUSB3.1が揃っているゲーミングPCは初めて見ました。まさに次世代のゲーミングPCです。USB3.1のうち2つは充電に使用できます。この位置からすると床置きを前提とした設計のようです。
左側は大きな吸気口があります。
左側のケースパネルは取り外せます。ここから案内図に従って電源ユニットの部分をグイッと開くと各パーツをカスタマイズできる状態になります。
グラフィックボードはどのメーカーの製品なのかよくわかりませんでした。拡張スロットは2つ空いていてSLIにすることも可能です。
SSDを簡単に増設できます。
右側には光らせる装飾があるだけです。
電源を入れるとこんな感じで光ります。
電源ボタンも光ります。光の色は20色から選択可能です。
背面です。サイドパネルの開け方がちょっと特殊で、背面のネジをひとつ取り外してスイッチを引っ張ります。
マザーボードのバックパネルにはS/PDIFデジタル出力の同軸とオプティカル、USB2.0が6つ、USB 3.1 Gen1 Type-Aが3つ、USB 3.1 Gen2 Type-A、USB 3.1 Gen2 Type-C、LANポート、サウンド関連があります。
こんなにたくさんのUSB端子を備えたゲーミングPCはなかなかありませんよ。しかもUSB3.1がたっぷりあるのでUSBメモリや外付けストレージの高速伝送を実現できます。
GTX1080Tiの映像出力端子はHDMI、DisplayPortが3つです。
NEW ALIENWARE AURORA スプレマシー VRのベンチマークスコア
隙のないパーツ構成、使い勝手の良いインターフェイスと素晴らしいゲーミングPCです。あとは性能さえ良ければ完璧です。各種ゲーム用ベンチマークソフトで性能を計測してみました。解像度はどれも1920×1080です。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 軽量品質 |
---|---|---|
5173 | 5321 | 5260 |
FF15ベンチマークは変な結果になりました。画質を落としてもスコアがまったく上がりません。通常なら軽量品質で最高評価の「非常に快適」になるはずです。うーん、他のベンチマークソフトは正常だったのでFF15ベンチマーク側の問題でしょう。
FF14ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
17255 | 17603 | 20082 |
FF14ベンチマークはGTX1080Ti搭載ゲーミングPCのなかではやや低いスコアです。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
93423 | 109355 | 130562 |
PSO2ベンチマークは最高画質で10万に迫る勢いです。GTX1060搭載ゲーミングPCだと5万前後になることが多いので、ほとんど2倍の性能です。さすがハイエンドゲーミングPCです。
ドラクエ10ベンチマーク
ドラクエ10は23236です。おそらく歴代最高のスコアです。まだ伸びる余地があるとは思いませんでした。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは64817です。CPUが高性能だとスコアが伸びやすいです。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
8661 | 9110 | 6772 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyは上位12%の評価でした。4KゲーミングPCの基準を大幅に上回っています。最新の重いゲームだろうとサクサク動かせる性能です。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
22151 | 26172 | 20699 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位2%のパソコン」です。まさしくトップクラスの性能です。これより上位なのはGTX1080 SLIやGTX1080Ti SLIだけでしょう。あらゆるゲームが快適に遊べるだけではありません。超高性能ということはミドルスペックやハイスペックよりも長く使えることを意味しています。だから使う年数を考えるとコスパ抜群なのでおすすめです。