VR Readyモデル!NEW ALIENWARE 13 OLED VR 性能レビュー
高性能・小型・静音を兼ね備えたゲーミングノートPC!
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「VR Ready」という言葉があります。これはOculus RiftやHTC Viveを遊べる性能をクリアしていることを意味しています。VR推奨スペックと言い換えてもいいでしょう。
そんなVR ReadyモデルのゲーミングノートPCがエイリアンウェアにあります。しかも13インチという小型です。今回は「NEW ALIENWARE 13 OLED VR」をレビューしていきます。
NEW ALIENWARE 13 OLED VRはこんな方におすすめ!
VRゲームが遊べるくらい高性能なノートPCが欲しい!
持ち運びに便利な小型ノートを選びたい!
ノートだからこそ液晶の綺麗さにこだわりたい!
NEW ALIENWARE 13 OLED VRのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 Home 64bit | Core i7-7700HQ |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1060 6GB | 16GB PC4-19200 |
ストレージ | チップセット |
512GB PCIe SSD | 不明 |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | QHD(2560×1440) 有機EL(OLED)ディスプレイ |
13インチのゲーミングノートPCってほとんどありません。あったとしても性能が低いものばかりですが、NEW ALIENWARE 13 OLED VRだけはGTX1060搭載とかなり高性能に仕上がっています。
グラフィックボード以外に関してもCore i7-7700HQにメモリ16GBとハイスペックゲーミングノートPCでよく採用されているパーツ構成です。しかしその分価格が高くなっています。
あと特徴的なのが液晶です。一般的にゲーミングノートPCの液晶は反射が少ないノングレアが多いのですが、このモデルはピカピカしたグレアタイプで表示がとても綺麗に見えます。高解像度の有機ELなのも大きく影響しています。
ストレージの速度
SSDのシーケンシャルリードは1612MB/s、シーケンシャルライトは625MB/sです。SATA SSDではなくPCIe SSDなのでシーケンシャルリードは約3倍も高速です。ただ、HDDが搭載されていないので、可能なら512GBから1TBに増やしたいところです。
NEW ALIENWARE 13 OLED VRの外観
次にNEW ALIENWARE 13 OLED VRの外観や接続端子のレビューをしていきます。
13インチということでとても小さいです。寸法は高さ22mm、幅330mm、奥行き269 mmです。片手で簡単に持てるサイズです。
開いてみてもやはり小ぶりな印象を受けます。全体的にコンパクトですね。
キーボードはテンキーやマクロキーがありません。
キー配置は普通のノートPCです。キーストロークは2.2mmとやや深めです。
電源を入れるとこのようにキーボードバックライトが光ります。タッチパッドは触ったときだけじわっと光ります。
右奥にあるエイリアンウェアのロゴが電源ボタンです。
グレア液晶なのでかなり反射します。綺麗に見えるメリットがある反面、反射が邪魔に感じたり目が疲れやすかったりするデメリットがあります。
左側にはUSB3.0、マイク入力、スピーカー出力があります。
右側にはUSB3.1 Type-C、USB3.0があります。DVDスーパーマルチドライブは非搭載で追加することもできません。
背面はこんな感じで、後ろの部分が出っ張っています。
後ろ側にはLANポート、mini-Displayport出力、HDMI出力、Thunderbolt、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、電源端子があります。常時接続するタイプの端子が全部後ろにまとまっているのは高評価です。
NEW ALIENWARE 13 OLED VRの重さ
今回のレビューからノートPCの重量を計測することにしました。ノートPC本体だけでなくアダプタも含めた重さをご紹介したほうが読者のためになると考えたからです。
まずNEW ALIENWARE 13 OLED VR本体だけの重さは2.448kgでした。ゲーミングノートPCの中では軽量な部類です。
アダプタとケーブルも含めた重さは3.238kgでした。
NEW ALIENWARE 13 OLED VRの温度
ベンチマークソフトを1時間動作させた後のCPU(Core i7-7700HQ)とグラフィックボード(GTX1060 6GB)の温度をご紹介します。CPUは最大80度、グラフィックボードは最大79度でした。平均よりも低い温度に収まっています。
あとレビュー準備していて驚いたのが静音性です。アイドル状態だとほぼ無音です。本当にびっくりするほど静かでした。ベンチマークソフトを動作させればもちろんファンの音がするのですが、それでも今まで触ったゲーミングノートPCのなかでは歴代No.1の静音性だと感じました。
NEW ALIENWARE 13 OLED VRのベンチマークスコア
では最後にNEW ALIENWARE 13 OLED VRの性能をベンチマークスコアとともにご紹介します。どれも解像度は1920×1080に設定しています。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 |
---|---|
11303 | 12609 |
DX11 標準品質 | DX9 最高品質 |
16075 | 13153 |
VR Ready認定モデルですからFF14はさすがに余裕ですね。すべての設定で「非常に快適」の評価でした。
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
22446 | 24895 | 36576 |
PSO2ベンチマークも問題ありません。GTX1060搭載デスクトップよりもスコアが低いのはCPUが原因です。(デスクトップ用CPUだとスコアが2倍以上に伸びます)
ドラクエ10は17470です。
MHFベンチマークは23836です。GTX1060搭載ノートの平均くらいです。
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
9733 | 11515 | 10369 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位31%のパソコン」です。グラフをよく見ると、「Gaming PC(HTC Vive/Oculus Rift min spec)」のスコアを越えていることがわかります。これこそがVR Readyの証でしょう。
これだけ高性能なのに13インチという小型で、静音性もばっちりなゲーミングノートPCは他にありません。持ち運びを重視したゲーミングノートPCを探している人におすすめです。