パソコンには最初からインストールされているソフトウェアがいくつかあります。これをプリインストールソフトウェアと呼びます。メーカー製PCだと無駄なソフトが大量にプリインストールされていてうんざりしますが、BTOパソコンだと最小限に抑えられています。

今回はBTOメーカー「フロンティア（Frontier）」にプリインストールされているソフトウェアをご紹介します。デスクトップ画面を見るとドスパラやG-TuneのゲーミングPCよりも多くのソフトウェアがあるように見えます。しかしこれはデスクトップにショートカットがあるか、ないかの話です。プリインストールソフトウェアの数自体にはそこまでの差はありません。

なお、デスクトップゲーミングPCをレビューした時に調べたものなので、モデルや時期によって異なると思います。

ソフトウェア	説明
CyberLink Media Suite 10	マルチメディアコンテンツの管理、再生、編集、記録、共有などができるソフトウェアセット。デスクトップ画面にはMediaShow 6、Power2Go 8、PowerDVD 12がありました。
Kingsoft Office 2016	Microsoft Officeの代替ソフト的な存在。Kingsoft Writer、Spreadsheets、Presentationの3種類が使えますが30日無料体験版です。
Microsoft OneDrive	Microsoftのクラウドストレージ。フロンティアとか関係なく、Windows10にプリインストールされています。
Realtek High Definition Audio Driver	音声を再生・録音するためのドライバ。
Vulkan Run Time Libraries	NVIDIAのドライバと一緒にインストールされるライブラリ。VulkanはOpenGLやDirectXと似たようなもの。
インテル マネジメント・エンジン・コンポーネント	Intel Management Engine Interface等のドライバをまとめたもの。詳細は不明。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー	ストレージのパフォーマンス向上や低消費電力のためのドライバ。
ウイルスバスタークラウド	セキュリティソフト。90日期間限定版です。
トレンドマイクロ Airサポート	ウイルスバスタークラウドに付属しているサポートサービスです。

そこまで多くないですね。むしろシンプルな部類です。でもデスクトップには「PCソフト120本使い放題」なんてものがあって、BTOパソコンとしては珍しいと思います。このソフトウェア群の内容は調べ忘れてしまったので、今度レビューする機会があったらちゃんと記録しておいて、この記事を更新する予定です。

フロンティアの評価・評判とおすすめゲーミングPC