マウスコンピューターカンファレンス2013に参加しました
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2013年7月5日に都内で開催されたマウスコンピューターカンファレンス2013に参加してきました。参加者は抽選で選ばれた30人程度だったため、とても小規模でしたがその分普段は聞くことのできない最新情報を仕入れることができました。
また、実機が10機種以上展示されていて、私はマウスコンピューターのゲームPCブランドである「G-Tune」のデスクトップやノートパソコンを実際に触ることができたのが良かったです。ベンチマークスコアを計測したり写真を撮ったりすることができたため、今後レビューしていきたいと思います。
ではマウスコンピューターカンファレンス2013がどのような内容だったのかご紹介します。
実機の展示
最初は実機の展示に注目しました。マウスコンピューターは個人向けのパソコンだけでなく、法人向け、クリエイター向けなど幅広いモデルを販売しています。しかし私はゲームPCにしか興味がなかったため、G-Tuneモデルだけしか見ませんでした。
G-Tuneモデルは全部で6機種展示されていました。デスクトップが3台、ノートパソコンが3台ありました。ラインナップは以下のとおりです。
MASTERPIECE i1550SA11
OS | CPU |
---|---|
Windows8 Pro 64bit | Core i7-3820 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX780(3GB) | 32GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
2TB HDD | インテル X79 Express |
光学ドライブ | カードリーダー |
DVDスーパーマルチドライブ | マルチカードリーダー |
NEXTGEAR i630SA1-SP2
OS | CPU |
---|---|
Windows8 64bit | Core i7-4770K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX770(2GB) | 16GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
2TB HDD | インテル X87 Express |
光学ドライブ | カードリーダー |
DVDスーパーマルチドライブ | マルチカードリーダー |
NEXTGEAR-MICRO im520BA12
OS | CPU |
---|---|
Windows8 64bit | Core i3-3220 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX650(1GB) | 4GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
500GB HDD | インテル B75 Express |
光学ドライブ | カードリーダー |
DVDスーパーマルチドライブ | マルチカードリーダー |
NEXTGEAR-NOTE i780BA1
OS | CPU |
---|---|
Windows8 64bit | Core i7-4700MQ |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX770M(3GB) | 8GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
500GB HDD | インテル HM87 Express |
光学ドライブ | ディスプレイ |
DVDスーパーマルチドライブ | 15.6型 フルHDノングレア液晶 |
NEXTGEAR-NOTE i980BA1-SP
OS | CPU |
---|---|
Windows8 64bit | Core i7-4700MQ |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX780M(4GB) | 16GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
1TB HDD | インテル HM87 Express |
光学ドライブ | ディスプレイ |
DVDスーパーマルチドライブ | 17.3型 フルHDノングレア液晶 |
NEXTGEAR-NOTE i1100BA1
OS | CPU |
---|---|
Windows8 64bit | Core i7-4700MQ |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX780M(4GB)2枚組 | 16GB PC3-12800 |
HDD | チップセット |
500GB HDD | インテル HM87 Express |
光学ドライブ | ディスプレイ |
DVDスーパーマルチドライブ | 17.3型 フルHDノングレア液晶 |
デスクトップは格安モデルからハイスペックモデルまで揃っていました。実際にベンチマークを計測したところ、格安モデルでもかなり良いスコアが出て驚きました。まさかCore i3でもPSO2やFF14など最新オンラインゲームで「快適」という結果が出るとは思いもしませんでした。
ノートパソコンは全体的にハイスペックですね。まさにゲームPCとして完璧な構成です。グラフィックボード2枚組の構成のモデルもあり、デスクトップに匹敵する性能です。マウスコンピューターのゲームPCへのこだわりと直に感じることができました。
講演
マウスコンピューターの社員の方が最新のパソコン業界の動向や最新機種の紹介、今後の展望などをたっぷりお話してくれました。位全部で6講演くらいあったような気がしますが、やはり私はゲームPC関連のものにしか興味を持てず、2講演くらいしか聞いていませんでした。それ以外の時間はずっとG-TuneのゲームPCを触って楽しんでいました。
その2講演とはG-TuneへのこだわりとNVIDIAの特別講演でした。BTOは好きなパーツを自分で選んでオリジナルパソコンを作れるだけの存在だと思ったら大間違いです。G-Tuneはケースやエアフローに大きなこだわりを持っていることがわかりました。というのも、パソコンの大敵であるホコリをシャットアウトするためにケース前面にメッシュパネルを搭載しているのです。しかも、そのメッシュは簡単に取り外すことができ、自分でパパっと洗えます。
こういう細かい仕組みはBTOメーカーにとってお金も手間もかかります。しかしG-Tuneは格安のデスクトップモデルにもこの仕組みを搭載しています。パソコンのエアフローは前面だけでなく、少し浮かせて下からも空気を取り込む設定になっています。マウスコンピューターの方はこういうこだわりを熱く語ってくれました。他の参加者は「???」みたいな顔をしていましたが、私は「すごい!ゲームPCを欲しがるユーザーのことを本気で考えてくれてる!」と独りで興奮していました。
NVIDIAの講演ではGTX780、GTX770、GTX760はそれぞれ旧世代と比較して、どれくらい性能が向上しているのかを解説してくれました。私は正直そこまで変わっていないのではないかと勘違いしていたのですが、実際には1.3倍や1.5倍など大きく性能が上がっていることをお話してくださり、やはりゲームPCには最新グラボを選んだほうがお得なのだと納得できました。
感想
過去に何度かパソコンイベントやカンファレンスに参加したことはあったのですが、ここまで濃い内容は初めての経験でした。以前からマウスコンピューターのG-Tuneはデスクトップだけでなくノートパソコンにも力を入れる良いブランドだと認識していましたが、それだけでは不十分でした。
マウスコンピューターは本当にゲーマーのことを理解しています。何人もの担当者とお話しましたが、ご自身もオンラインゲームをプレイしていて、ユーザー目線でパソコンを設計していることがわかったのです。特に格安モデルでもその辺のミドルスペックに負けていないベンチマークスコアを叩きだしたのは、間違いなくマウスコンピューターの努力の賜物でしょう。
是非来年もカンファレンスに参加させて頂きたいと思います。