G-TuneとゲームPCバンクのコラボモデルが刷新しました。もう第9弾だか第10弾だか忘れてしまいました。旧バージョンとPCケースは同じなのですが、CPUやグラボが新しくなりました。

もちろん普通に販売されているG-TuneのゲーミングPCよりもさらに安くなっています。RTX2080搭載ゲーミングPCを買おうとしている人には非常におすすめです。

NEXTGEAR i690GA2-GPBはこんな方におすすめ！

ハイエンドゲーミングPCを通常価格よりも安く買いたい！
パーツ全体のバランスが取れたゲーミングPCにしたい！
他のプレイヤーよりも有利な環境を手に入れたい！

NEXTGEAR i690GA2-GPBのスペック

＊この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。

OS	CPU
Windows10 Home 64bit	Core i7-9700K（8コア/最大4.90GHz）
グラフィックボード	メモリ
GeForce RTX2080 8GB	16GB PC4-19200
ストレージ	チップセット
480GB SSD + 3TB HDD	INTEL Z390 Express
光学ドライブ	電源ユニット
なし	700W（80PLUS GOLD）

NEXTGEAR i690GA2-GPBの価格と詳細はこちら

G-Tuneには「NEXTGEAR i690GA1-SP」というRTX2080搭載デスクトップがあります。それに比べるとメモリ容量は同じで、CPUやストレージ、電源ユニット等が異なります。

試しに同じパーツ構成にカスタマイズしてみたら27万円を越えました。つまりコラボモデルのほうが3万円以上も安いので、RTX2080搭載ゲーミングPCを買うならG-Tuneの通常モデルよりもコラボモデルのほうがおすすめです。

カスタマイズの余地があるとすれば光学ドライブです。必要か不要かは議論が分かれるところですよね。頻繁に使うなら始めから搭載しておいたほうがいいです。今のところ使う予定がないなら、あとから外付けを買えばOKです。

ストレージの速度

SSDの速度

SSDは「KINGSTON SUV500 480GB」でシーケンシャルリードは540MB/s、シーケンシャルライトは495MB/sです。読み込みも書き込みも高速です。

HDDの速度

HDDは「SEAGATE ST3000DM008」でシーケンシャルリードが191MB/s、シーケンシャルライトが189MB/sです。最近のデスクトップゲーミングPCに搭載されているHDDは大体これくらいの速度です。

NEXTGEAR i690GA2-GPBの外観

次にNEXTGEAR i690GA2-GPBの外観や接続端子のレビューをしていきます。

ハイスペック、ハイエンドならやはりNEXTGEARです。NEXTGEAR-MICROだとチップセットやCPUがミドルスペックです。Z390やCore i7-9700Kのほうがあらゆる面で高性能です。また、拡張性が高いのでパーツを自分で追加・交換する方におすすめです。

光学ドライブ搭載っぽく見えますが、初期構成では非搭載です。右側が電源ボタンです。

以前のNEXTGEARシリーズと同様に上部は塞がっています。物を置きたい需要に応えたそうです。

上部の手前にはUSB3.0が4つ、マイク入力、スピーカー出力、HDMI出力、マルチカードリーダーがあります。

左側も塞がっています。上のほうにある2つのネジを取り外すと、パネルを開けられます。

驚くほどすっきりしています。左上が電源ユニット、右上が3.5インチストレージベイです。

CPUクーラーはトップフローです。カスタマイズでサイドフローに変更できるのですが、CPUの温度を計測したところこのままでOKだと判断します。

ZOTAC GeForce GTX 1080 Ti Blowerです。G-TuneのグラフィックボードはMSI、ZOTAC、ELSAが多いです。ちなみにマザーボードはMSI製でした。

拡張スロットはPCI Express ×1が3つ、PCI Express ×16（x4として動作）が空いています。

右側と底面から吸気します。

マザーボードのバックパネルはPS2、USB3.0が4つ、USB3.1が2つ、LANポート、サウンド関連です。高速なUSB端子が豊富ですね。

NEXTGEAR i690GA2-GPBの温度

ベンチマークスコアを計測しながら、各パーツの温度を計測してみました。CPU（Core i7-9700K）、HDD、SSD、グラフィックボード（RTX2080 8GB）の最大温度をご紹介します。

CPUは最大74℃、SSDは最大38℃、HDDは最大34℃、グラフィックボードは最大86℃です。CPUが低温度に収まっていて素晴らしいです。明らかにPCケースのおかげです。

NEXTGEAR i690GA2-GPBのベンチマークスコア

RTX2080はハイスペックに属するグラフィックボードです。GTX900シリーズはもちろん、GTX1060やGTX1070Tiをも圧倒する性能を持っています。では具体的にどれくらいの性能なのかベンチマークスコアを見てみましょう。

FF15ベンチマーク

高品質	標準品質	軽量品質
10232	13188	15917

FF15ベンチマークは高品質だと「とても快適」、標準品質以下だと「非常に快適」の評価です。最強に重いゲームもサクサク動かせることがわかりました。

FF14ベンチマーク

最高品質	高品質	標準品質
18023	18580	21666

いやはや凄まじいスコアが出ました。FF14ベンチマークは18000越え安定です。GTX1080Ti搭載ゲーミングPCよりも高いスコアで、全体でもトップクラスです。これなら4Kでも60fps出そうです。

PSO2ベンチマーク

設定6（最高画質）	設定5（高画質）	設定3（標準画質）
112771	118128	143492

PSO2ベンチマークは最高画質でも110000越えです。歴代レビューでもトップクラスのスコアです。144Hzモニターを活かせるので、PSO2をヌルヌル動かしたい人に嬉しい性能です。

ドラクエ10ベンチマーク

ドラクエ10は22573です。

MHFベンチマーク

MHFは54650です。RTX2070だと45000くらいなので、RTX2080は凄まじくハイエンドです。

3DMARK TimeSpy（DirectX12）

総合スコア	Graphics score	CPU score
9574	10069	7492

DirectX12のTimeSpyは上位10%の評価です。グラフィックスコアはGTX1060 3GBの2倍以上です。単純に「最新ゲームがヌルヌル」というのもありますが、それ以上に「高性能だから長く使える」というメリットを強調したいです。

3DMARK FireStrike（DirectX11）

総合スコア	Graphics score	Physics score
22138	26443	18592

3DMARKの評価では「上位3%のパソコン」です。予想通りハイスペックを越えてハイエンドだと証明されました。このゲーミングPCでサクサク遊べないゲームなんてありません。通常よりずっと安いので、ハイエンドゲーミングPCを安く購入したい人におすすめです。

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