LEVEL∞ Lev-15FX076-i7-SE 性能レビュー
GTX965MはGTX960Mよりどれくらい高性能なのか比較!
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
LEVEL∞(レベルインフィニティ)というゲーミングPCブランドがあります。ドスパラのガレリア、マウスコンピューターのG-Tuneと同じようにiiyamaからLEVEL∞が登場しました。
本来iiyamaは液晶モニターのイメージが強いですが、最近はパソコン本体にも力を入れています。今回はパソコン工房で販売されているLEVEL∞のゲーミングノートPC「Lev-15FX076-i7-SE」のレビューをしていきます。
Lev-15FX076-i7-SEはこんな方におすすめ!
ミドルスペックゲーミングノートPCが欲しい!
GTX960Mよりもう少し高性能なほうが嬉しい!
使い勝手や携帯性に適した15インチを選びたい!
Lev-15FX076-i7-SEのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-6700HQ(定格2.60GHz) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX965M(2GB) | 8GB(DDR3L-1600) |
HDD | チップセット |
500GB HDD | モバイル インテル HM170 |
光学ドライブ | 液晶モニター |
DVDスーパーマルチドライブ | 15.6型 フルHD(1920×1080ドット) |
一般的なミドルスペックゲーミングノートPCのようなパーツ構成ですが、1つだけ特徴的なものがあります。それはグラフィックボードです。現在ゲーミングノートPC用グラフィックボードはGTX960M、GTX970M、GTX980Mの3つが人気です。
しかしLev-15FX076-i7-SEに搭載されているのはGTX965Mです。GTX965Mは名前からわかるようにGTX960Mの後継上位版です。GTX960Mよりも性能がアップしているため、「GTX960Mだと60fps出るかちょっと不安・・・」という方におすすめです。
他のパーツで気になるのはストレージでしょうか。私はSSDに慣れてしまったので、HDDしか搭載されていないパソコンはどうしても遅く感じます。SSDはどんどん値下がりしているので、カスタマイズで是非追加しましょう。
Lev-15FX076-i7-SEの外観
次にLev-15FX076-i7-SEの外観や接続端子のレビューをしていきます。
パソコン工房が過去に販売していたゲーミングPCは「あまりゲーミングらしさがないデザイン」という印象でした。でもLEVEL∞になってデザインが一新され、ゲーミングらしさが強調されました。でも決してゴテゴテしてはいないので、調度良い格好良さだと思います。
LEVEL∞のロゴはサイバー感があって好きです。
外側も内側も黒色で統一されています。
キーボードを見た瞬間、私は気付きました。「あ、これG-Tuneのと一緒だ」と。WASDの赤矢印やファンクションキーの青い刻印等、G-Tuneを完全に一緒です。
それもそのはず、G-Tune、iiyama、パソコン工房はユニットコムグループです。それぞれ会社自体は違いますが、工場は同じ場所にあるので流用できるものはそのまま使っているのでしょう。
控えめな青白いキーボードバックライトも一緒です。
キー配置は普通です。ただ、テンキーを搭載しているせいか、各キーがちょっと小さいと感じました。
トラックパッドのクリック部分はカチッと浅く押しこむタイプです。
電源ボタンは中央奥にあります。
製品詳細ページには記載されていませんでしたが、ノングレア液晶です。おそらくiiyama製の液晶でしょう。
左側のインターフェイスはUSB3.0が2個、スピーカー出力、マイク入力、S/PDIFアウト、DVDドライブです。同じユニットコムグループであるG-TuneはDVDドライブをほぼ搭載しないのに、Lev-15FX076-i7-SEにはしっかりDVDドライブを搭載しているのがなんだか面白いです。
右側のインターフェイスはSD(HC/XC)/MMC対応カードリーダー、USB3.0、D-sub出力、LANポートです。
背面が排気口です。
背面のインターフェイスはUSB3.0、HDMI出力、mini-DisplayPort出力、電源端子です。USB3.0は合計4個あります。マウスに1個使っても3つ余るので充分でしょう。
Lev-15FX076-i7-SEのベンチマークスコア
ではGTX965Mがどれくらいの性能なのか検証していきます。いつもと同じゲーム用ベンチマークソフトを使います。今回はGTX960Mとの比較もしてみます。
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
---|---|---|
7392 | 10063 | 13578 |
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
5696 | 8116 | 11438 |
FF14ベンチマークはDirectX11 + 最高品質だけ「とても快適」、それ以外の設定だと最高評価の「非常に快適」になりました。FF14をプレイするのにぴったりなゲーミングノートPCですね。GTX960Mに比べると15~30%程度高いスコアです。
設定5 | 設定3 | 設定1 |
---|---|---|
20682 | 35577 | 72355 |
PSO2ベンチマークは良いスコアが出ました。標準画質である設定3なら余裕でヌルヌルです。GTX960Mと比較すると約16%高性能です。でも最低画質の設定1はGTX960Mのほうが高いのでちょっと謎です。
ドラクエ10は14057です。GTX960Mだと13000程度なのでやはりGTX965Mのほうが優秀ですね。
MHFは12282でした。
3DMARKの評価では「上位55%のパソコン」です。ミドルスペックなのにゲーミングノートPCの平均値を大きく上回りました。これはかなりコスパが良いですね。さすが上位後継版です。GTX960MよりややハイスペックなノートPCが欲しい方におすすめです。