HP Pavilion Gaming 15-ak000 性能レビュー
GTX950M搭載の格安ゲーミングノートPC!
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2015年にHPがゲーミングノートPCに力を入れ始めました。その筆頭がOMENシリーズです。今までにないようなデザイン、薄さで注目を浴びていました。でも残念ながらOMENシリーズは終了してしまったそうです。
代わりに登場したのがPavilion Gamingシリーズです。見た目も性能も全然違います。高性能というよりは安いゲーミングノートPCとして売り出しています。今回はそんな最新のノートPC「Pavilion Gaming 15-ak000」をレビューしていきます。
Pavilion Gaming 15-ak000はこんな方におすすめ!
とにかく安いゲーミングノートPCが欲しい!
軽いオンラインゲームをプレイしている!
ブルーレイのアニメや映画を見たい!
Pavilion Gaming 15-ak000のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-6700HQ(4コア/2.60GHz-3.50GHz) |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX950M 4GB | 8GB DDR3L-1600MHz |
HDD | チップセット |
128GB M.2 SSD + 1TB HDD | インテル HM170 Express |
液晶 | 最大解像度 |
15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ | 1920×1080 |
HP Pavilion Gaming 15シリーズには「Pavilion Gaming 15-ak022TX」と「Pavilion Gaming 15-ak000」の2種類があります。両者の違いはSSD、光学ドライブ、最大メモリ搭載量です。
M.2 SSDが搭載されているのはPavilion Gaming 15-ak000だけです。Pavilion Gaming 15-ak022TXにはDVDドライブ、Pavilion Gaming 15-ak000にはブルーレイドライブが搭載されています。そしてどちらもメモリ量は8GBですが、Pavilion Gaming 15-ak000は16GBまで増やせます。
初期構成ならゲーミングノートPCとしての快適性にはほとんど違いがありません(SSDによる差は多少あります)。どちらもGeForce GTX950M 4GBを搭載しています。普通ならビデオメモリ2GBなので若干高性能です。価格差は2万円なので予算に合わせて選べばいいと思いますが、私はSSD搭載のPavilion Gaming 15-ak000をおすすめします。
Pavilion Gaming 15-ak000のSSD速度
シーケンシャルリードが528.3MB/sです。「500MB/s越えてれば充分」という人が多いので、まずまずの速度でしょう。ただ、シーケンシャルライトはちょっと低めです。インストールやコピーの速度に影響する部分です。
こちらはHDDです。HDDの速度に比べたらSSDのほうがずっと高速です。
Pavilion Gaming 15-ak000の外観
次にPavilion Gaming 15-ak000の外観や接続端子のレビューをしていきます。
外側は黒で統一されています。
でも中身は緑色です。これは光っているのではなくグラデーションがかった緑色がキーボードとその手前に配色されています。電源を入れるとキーボードバックライトが緑に光るので、もっと綺麗な感じになります。
15インチですがテンキーも搭載されています。
キー配置は普通です。違和感なく使えます。キータッチはやや軽めでした。
トラックパッドは全体を押せるタイプです。右下が右クリック、左下が左クリックになっています。
電源ボタンは左奥にあります。
WEBカメラは約92万画素です。
ノングレア液晶の中では反射の度合いは普通です。
左側には電源端子、LANポート、USB3.0が2個、ブルーレイドライブがあります。
右側にはマイク&ヘッドホン端子、USB3.0、排気口、セキュリティロックケーブル用スロットがあります。マイク端子とヘッドホン端子が1つになっているので要注意です。あと排気口が右側にあるのは評価を下げざるを得ません。暖かい風がマウスを持つ右手に当たる可能性があるからです。
後ろ側には何もありません。
Pavilion Gaming 15-ak000のベンチマークスコア
そういえばGeForce GTX950Mに触るのは初めてです。ノート用のGTX900Mシリーズでは一番低性能・低価格やグラフィックボードです。しっかりオンラインゲームが動くのか、GTX960Mとくらべて性能はどうなのかについてレビューしていきます。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
2692 | 3716 | 5281 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
3499 | 4870 | 8530 |
FF14ベンチマークは最高品質だと「やや快適」、高品質だと「快適」になりました。でもやや快適や快適は全然サクサクではありません。明らかにカクカクしていました。だから唯一「非常に快適」の評価を得たDirectX 9の標準品質の設定ならFF14をまともにプレイできます。
PSO2ベンチマークは設定5(最高画質)で6765、設定3(標準画質)で12288です。GTX960Mに比べると半分以下のスコアです。設定2か3がおすすめです。
ドラクエ10は8483です。ドラクエ10くらい軽いMMORPGならGTX950Mでも余裕です。
MHFは5745です。
3DMARKの評価は「上位82%のパソコン」です。GTX960Mに比べて約32%低いスコアです。エントリークラスのスコアなのでやはりあくまでも軽いオンラインゲーム用のゲーミングノートPCです。しかしかなり安いので予算が少ない人は候補に入れてみてはいかがでしょうか。