HP（ヒューレット・パッカード）のノートパソコンでオンラインゲームがプレイできるのか検証してみます。今回はGeForceグラフィックボードを搭載した「ENVY 17-j100/CT 東京生産 フルHD・カスタムモデル」のレビューをしていきます。

ENVY 17-j100/CTはこんな方におすすめ！

ドラクエ10をノートパソコンでプレイしたい！
17型の軽量ノートパソコンが欲しい！
軽いオンラインゲームを遊びたい！

ENVY 17-j100/CTのスペック

17型のノートパソコンなので画面が大きく、ゲームが見やすいと感じました。しかも箱から取り出した時に、大きいのに軽量で驚きました。17型のノートパソコンは重いのが普通なのに、こんなに軽いとは・・・。

CPUはゲーミングノートPCで一番人気のCore i7-4700MQを搭載。メモリは4GBと一般的です。グラフィックボードはGeForce GT740Mです。ちょっと気になるのはGTXシリーズではない点です。GTXシリーズと比較すると性能が落ちることは間違いありませんが、ビデオメモリは2GBもあるので、軽いオンラインゲームをプレイするなら充分ですね。

液晶はノングレア（非光沢）が採用されています。オンラインゲームをプレイするのにピカピカと反射するのは見づらいだけですから、ノングレア液晶になっているのは高評価です。

ENVY 17-j100/CTの外観

次にENVY 17-j100/CTの外観や接続端子のレビューをしていきます。

色はシルバーで統一されています。メタリックな質感でスタイリッシュなデザインだと思います。背面側には接続端子はありません。

左側はマルチカードリーダー、USB3.0が2個、LANポート、HDMI出力端子があります。こうやってみると薄型だとわかりますね。17型のノートパソコンって大抵は重くて分厚いのに、ここまで薄型で軽量なら持ち運びに苦労することはなさそうです。

右側にもUSB3.0が2個が搭載されています。そしてサウンド関連、DVDドライブがあります。USB端子はトータルで4個ですね。ノートパソコンとしては多いほうです。ゲーミングマウスと外付けHDDで塞いだとしても、2個余るのはいいですね。

HP ENVY 17-j100/CTはリープモーション搭載モデルと非搭載モデルがあります。リープモーションとは手を触れなくてもパソコンを踏査できる画期的な仕組みです。今回のレビューでは非搭載モデルを使っています。ゲームPCにリープモーションは不要ですからね。

トラックパッド（タッチパッド）はMacBookと同じような操作性でした。タップやスクロールの操作性が抜群です。他社のWindowsノートパソコンよりもずっと使いやすかったです。

キーボードのWASD周辺はこんな感じです。ノートパソコンとしては一般的な配置です。キータッチは軽快で、オンラインゲームにも向いていると思います。ちなみに、fnキーやWindowsキーが邪魔だと思う場合は、フリーソフトでゲームの時だけ無効にすることをおすすめします。

ENVY 17-j100/CTのベンチマークスコア

HP ENVY 17-j100/CTはハイスペックなゲーミングノートPCではないため、ノートPCに適切な設定でベンチマーク計測を実施しました。解像度は1280×720で、画質は標準やノートPC用の項目を選択しました。

普段ならFF14、PSO2、3DMARKのベンチマークを選ぶところですが、3DMARKのエラーが発生してしまったため、代わりにドラクエ10とMHFベンチマークを使いました。

FF14は5299と思ったよりも高いスコアが出ました。これなら余裕でFF14をプレイできますね。やはりFF14はグラフィックボードよりもCPUの性能が重要なのでしょう。

PSO2ベンチマークは3996でした。標準設定だったのですが結構カクカクしていました。もっと設定を落とせば、この2倍以上のスコアになるはずです。

モンスターハンターフロンティアオンラインは2777です。5000以上は欲しいところなので、PSO2と同じようにもうちょっと設定を落としたほうが良さそうです。

ドラクエ10では6264で「快適」と評価されました。標準画質でなく最高品質での設定でも高いスコアが出たので、ドラクエ10くらい軽いオンランゲームに適していることがわかります。

ENVY 17-j100/CTの評価