フロンティア FRGBZ170/LEN 性能レビュー
冷却性・拡張性抜群のフルタワーデスクトップ!
投稿日:
※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
フロンティアのゲーミングPCには4種類のPCケースがあります。その中でも一番大きいのがGBシリーズのフルタワーです。大きいだけでなくケースファンの数が多かったり、底面も吸気口になっているなどエアフローの設計がしっかりしているデスクトップです。
今回はそんなGBシリーズでGeForce GTX980を搭載したFRGBZ170/LENのレビューをしていきます。ちなみに製品名の読み方はFRがフロンティア、GBがGBシリーズ、Z170がチップセットです。その後のLENはよくわかりません。G3やG4なんて名前がついたゲーミングPCもあったので、搭載パーツの違いによるモデル名でしょう。
FRGBZ170/LENはこんな方におすすめ!
暑さに強いデスクトップゲーミングPCが欲しい!
青く光る格好良いデザインが好き!
ハイスペックPCでどのゲームもサクサクにしたい!
FRGBZ170/LENのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1/10 64bit | Core i7-6700K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX980 4GB | 16GB DDR4-2133 |
HDD | チップセット |
250GB M.2 SSD + 2TB HDD | インテル Z170 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 850W ATX電源(80PLUS GOLD) |
最新パーツてんこ盛りです。発売されたばかりのZ170チップセットにCore i7-6700K、そしてDDR4の16GBメモリです。これからのハイスペックPCのスタンダードになること間違いありません。でもSSDはPCI Express x4接続のものではありません。ちょっと意外です。
電源は850Wで充分です。むしろ他のメーカーよりもかなり余裕を持たせています。各社の似たようなパーツ構成のゲーミングPCを調べてみたところ、700W 80PLUS BRONZEが多かったです。容量だけでなく80PLUSも上位規格になっている辺りにフロンティアの素晴らしさが現れています。
FRGBZ170/LENのSSD速度
M.2 SSDは高速ですね。現在一般的なSSDが500MB/sくらいですから、50%弱も高速です。インストールや基本動作は明らかにサクサクでした。でも起動だけはそこまで早くありませんでした。
HDDの速度がこちらです。もう全然違います。
FRGBZ170/LENの外観
次にFRGBZ170/LENの外観や接続端子のレビューをしていきます。
すごく・・・大きいです・・・。高さは約53cmもあります。机の上に置くのではなく、下や横に置くことをおすすめします。それにしてもフロントファンが大きいですね。空気をぐいぐい吸い込んでくれそうです。
DVDドライブ、接続端子、電源ボタンは上の方に配置されています。やはり床置きを前提をしたデザインです。
接続端子はDVDドライブの上にあります。カパッと開ける必要があります。前面のUSB端子が縦になっているのってBTOゲーミングPCでは初めて見ました。
上部は手前に電源ボタン、その奥に排気口があります。なんと20cmファンが3個も設置されています。メインの排気口なので物を乗せたりしないようにしましょう。
左側はアクリルになっていて内部が丸見えです。ちなみに電源を入れると内部が青く光ります。いかにもゲーミングPCって感じです。
右側には何もありません。
底面にも大きな通気口があります。足場を高くすることで空気の通り道を作っています。排熱に関してはこれまでレビューしたゲーミングPCの中でNo.1です。暑い日でも大活躍してくれそうです。
空きスロットはPCI Express x16が2つ、PCI Express x1が3つ、PCIが1つです。拡張性の高いゲーミングPCです。
背面の接続端子はUSB3.1が2個、USB3.0が2個、USB2.0が2個、PS2、LANポート、サウンド関連です。USB3.1はUSB3.0より1.5~2倍程度高速で、SSD並の転送速度(500MB/s)を実現しています。
GeForce GTX980の接続端子はDVI-I、HDMI、DisplayPortが3個です。
電源を入れるとこのように内部が青く光ります。
上から見るとこの通り。もう少し暗い部屋ならもっと綺麗に見えます。
FRGBZ170/LENのベンチマークスコア
M.2 SSDにUSB3.1とあらゆる動作が早いことはわかりました。ではゲーミングPCとしてはどうでしょうか。GeForce GTX980の性能を検証してみましょう。各種ベンチマークソフトを使用してみました。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
13417 | 15176 | 22408 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
16672 | 17173 | 25123 |
FF14ベンチマークはどの設定でも非常に高いスコアが出ました。GeForce GTX960の標準画質のスコアを最高画質で出せています。つまり最高画質でもヌルヌル・サクサクです。
PSO2ベンチマークは最高画質(設定5)で118574、標準画質(設定3)で206419です。歴代のGTX980搭載PCで1位のスコアです。ほとんどのGTX980は10万に届きません。CPUやメモリの影響が大きいのかもしれません。
ドラクエ10は19778です。20000に届きそうな勢いです。ここまで高いスコアは久々です。
MHFは29448です。こちらもトップクラスです。
3DMARKの評価は「上位12%のパソコン」です。やはり他のGTX980搭載PCよりも高いスコアです。最新パーツの性能をしっかり発揮している印象です。サクサク感を追求したい方におすすめです。