マインクラフトの影MODとチャンクの重さを検証!グラボ別fpsとおすすめゲーミングPC
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マインクラフトは60fps以上で遊びたい!
マインクラフトがここまで世界的に人気が出るとは思いもしませんでした。今や大人だけでなく小学生もマインクラフトで遊んでいるそうです。でもマインクラフトって設定やMODによって重さが大幅に変わるため、意外とハードルの高いゲームです。
一般的にPCゲームの重さを決定するのは画質と解像度です。でもマインクラフトはMODとチャンクで一気に重くなります。バニラでやるなら格安のゲーミングPCで充分ですが、影MODのような重いMODを入れるならハイスペックPCがおすすめです。
マインクラフトのグラボ別ベンチマーク
チャンク(chunks)とは「どこまで遠くが見えるか」を設定できる項目です。デフォルトは16になっています。チャンクの数値を高くすれば遠くまで見えるようになるので、村やバイオームの発見が用意になります。しかし重くなってしまいます。
ではどれくらい重くなるのか検証してみましょう。解像度は1920×1080まで引き伸ばして、ビデオ設定は以下のように設定しました。検証に用いたゲーミングPCはCPU:Core i7-8700K、メモリ:16GB、グラボ:GeForce RTX2060、RTX2070、RTX2080、RTX2080Tiです。(グラボは今後増やします)
フレームレートはMSI Afterburnerで計測しています。垂直同期がオンのままだと60fpsまでしか出ないので、オフにした上で最大フレームレートを250fpsに設定しました。Minecraftでは60fps以上出せるようにするのがおすすめです。60fps未満だとカクカクに感じます。
チャンクの数値別ベンチマーク
チャンク8だとこの範囲しか見えませんが・・・
チャンク32だと遥か遠くまで見渡せます。もう別世界ですね。
グラボ | chunks | 平均fps |
---|---|---|
RTX2080Ti | 12 |
233
|
RTX2080Ti | 16 |
223
|
RTX2080Ti | 20 |
208
|
RTX2080Ti | 24 |
161
|
RTX2080Ti | 28 |
89
|
RTX2080Ti | 32 |
74
|
バニラでチャンクの数値を上げると異常に重くなります。RTX20シリーズ最強性能を持つRTX2080Tiですら、大幅にフレームレートが落ち込みます。ただ60fps以下になることはありませんでした。また、チャンク32くらいになるとグラフィックボードの性能差があまり関係なくなるのかもしれません。RTX2060でも同じようなfpsでした。
チャンクの数値が上がるに従ってCPUやメモリの使用率も増えるのですが思ったほどではありません。メモリは約6.5GB使用していました。ただし、大きな自動罠を製造したり、大規模MODを入れたりすると、必要となるメモリ容量も増えるので人によってはメモリ16GBにしたほうがいいです。
影MODの重さを検証
マインクラフトで最も人気のあるMODは影MODです。バニラのままだと味気ないため、臨場感を出すためにライティングを調整するMODを入れる人が大勢います。ただ、影MODをいっても種類は様々です(調べるとたくさん出てきます)。
そこで今回は影MODとして最もメジャーな「SEUS Renewed 1.0.0」を使用しました。マインクラフトのバージョンは1.13.2です。
設定はこんな感じです。デフォルトのままやってみました。
やはり影MODはいいですね。臨場感が全然違います。
グラボ | chunks | 平均fps |
---|---|---|
RTX2080Ti | 12 |
192
|
RTX2080 | 12 |
150
|
RTX2070 | 12 |
130
|
RTX2060 | 12 |
105
|
やはり影MODを入れるとバニラよりもかなり重くなります。しかしRTX2060でも60fps以上で安定していますから、そこまで高額なゲーミングPCは必要ありません。
それに身も蓋もないことを言ってしまうと、Optifineで軽量化すればもっともっとサクサクになります。エントリーモデルのゲーミングPCでも余裕なくらいです。「軽量化MODとかよくわからないし面倒くさい!」という人はこのベンチマーク結果を参考にしてください。
マインクラフトにおすすめのゲーミングPC
今のところBTOメーカーから正式にマインクラフト推奨PCは販売されていないようです。MODやバージョンで重さが変わるので仕方がないかもしれません。だから個人的におすすめのゲーミングPCを選出してみました。
ドスパラ「GALLERIA RA7C-R46」
- OS:Windows11 Home 64bit
- CPU:Core i7-14700F
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX4060 8GB
- 容量:500GB NVMe SSD
影MODを導入したいならガレリア XTがおすすめです。今回の検証でもGTX1660Tiが非常に優秀なグラフィックボードだとわかりました。しかも結構安いのでマインクラフトに最適なゲーミングPCです。
ドスパラ 「GALLERIA RA7C-R47」
- OS:Windows 11 Home 64bit
- CPU:Core i7-14700F
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX4070 12GB
- 容量:500GB NVMe SSD
影MODだけでなく大規模MODを入れてMinectaftをたっぷり楽しみたいならそこそこハイスペックなゲーミングPCが必要です。特に大掛かりな罠や自動収穫装置を作る場合、CPUやメモリ量に余裕がないと本当にカクカクするので注意が必要です。
G-Tune 「DG-I5G60」
- OS:Windows 11 Home
- CPU:Core i5-13400F
- メモリ:16GB
- グラボ:GeForce RTX4060 8GB
- 容量:500GB NVMe SSD
バニラや軽量化MODでサクッとプレイするだけなら格安のゲーミングPCがおすすめです。でも最新グラフィックボードのほうがコスパが良いため、GTX1060 3GBがいいでしょう。これならチャンク16にしてもサクサクです。