ALIENWARE(エイリアンウェア) X51 スプレマシー 性能レビュー
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遂に来ました!宇宙最強のゲームPC「Alienware」の実機レビューです。今回はAlienwareの中でも人気の高い「Alienware X51 スプレマシー」のレビューをしていきます。2014年夏モデルとしてX51には4機種ありますが、スプレマシーは一番ハイスペックなデスクトップです。
実は以前、2013年秋冬モデルをレビューしたことがあるのですが、今回2014年夏モデルを入手したのでスペックやベンチマークスコアや評価を修正していきます。
ALIENWARE X51 スプレマシーはこんな方におすすめ!
小型なのに高性能なデスクトップゲームPCが欲しい!
デスクトップの置き場所に困っている!
FF14を最高画質でプレイしたい!
ALIENWARE X51 スプレマシーのスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8.1 64bit | Core i7-4790 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX760Ti 2GB | 8GB DDR3 |
HDD | チップセット |
1TB HDD | 不明 |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 不明 |
パーツ構成を見る限り、まさにミドルスペックといった感じでしょうか。でもGeForce GTX760Tiを搭載しているゲームPCはとても珍しいです。
以前レビューしたエイリアンウェア X51 スプレマシーの2013年秋冬モデルではGTX670を搭載していました。2014年夏モデルはGTX760Tiになり、性能は格段に向上しています。
基本構成ではWindows8.1です。ただしカスタマイズでWindows7に無料で変更できます。Windows7 ProやWindows8 Proに変更するのは有料です。
ALIENWARE X51 スプレマシーの外観
ALIENWARE X51 スプレマシーの外観、接続端子、大きさなどをレビューしていきます。
箱から取り出して驚いたのはPCケースのサイズです。ゲームPCでこんなに小さいデスクトップは初めて見ました。デスクトップゲームPCって「どどーん」って大きいイメージですよね。実際、これまでレビューしてきたのは例外なく大きなものばかりでした。
でもALIENWARE X51 スプレマシーはとても小さいです。500mlのペットボトルと比較するとどれだけ小さいかよくわかると思います。これなら置く場所に困るなんてことはありませんね。
スイッチを入れると一部青く光ります。発光の色は青だけではありません。初期設定が青色なだけで、設定で自由に変更できます。
正面は光沢のある材質になっていて格好良いです。電源を入れると下のエイリアンの目が光ります。最下部にある網目はファンですね。こうやって見ると改めてコンパクトだとわかります。
正面の接続端子はUSB2.0が2個とスピーカー、マイクだけです。かなりシンプルですね。あとDVDドライブが搭載されています。ウィーンと出てくるタイプではなく、DVDを差し込んで吸い込まれていくプレイステーション3のようなタイプです。
上部はファン用の網目だらけです。ケースが小さいからこそ排熱に気をつけていることがわかります。
横置きも可能です。エイリアンウェア X51はコンシューマ機と同等の大きさです。
背面はこんな感じです。USB3.0端子が4個、USB2.0端子が2個、LANポート、サウンド関連端子、DVI-I/DVI-D/HDMI/DPなど映像端子、そして電源です。一般的なデスクトップゲームPCと同じ構成ですね。
ただ、今回のレビューで困った事がありました。それはALIENWARE X51 スプレマシーにPS2端子がなかったことです。手元にPS2キーボードしかなかったため、パソコンを起動することすらできませんでした。あなたが持っているキーボードがUSB接続なら問題ありません。また、PS2からUSBに変換するパーツを持っていても大丈夫です。どちらにも該当しないなら注意が必要です。
ALIENWARE X51 スプレマシーのベンチマークスコア
エイリアンウェア X51 スプレマシーの性能をベンチマークスコアで確認していきます。使用するベンチマークソフトはFF14、PSO2、ドラクエ10、MHF、3DMARKです。設定は最高画質+解像度1920×1080です。
FF14ベンチマークは最高品質で9999でした。過去にレビューしたGTX760と比較すると、GTX760Tiは約10%以上高性能なようです。標準品質では18733でした。これならどんな画質でも60fpsを維持できます。
PSO2ベンチマークは最高画質で33115、標準画質で56780でした。30000を越えてくるのはさすがですね。GTX760とGTX770の中間くらいのスコアです。小さいPCケースでこれだけ高性能なのは本当にスゴイことです。
ドラクエ10は余裕の18000越えです。もちろん最高評価の「すごく快適」です。
MHFは15344でした。
3DMARKは今回のレビューからFireStrikeだけを使うことにしました(全部やっていると時間が掛かるのです・・・)。3DMARKの評価では「上位43%のパソコン」です。ミドルスペックゲームPCですから予想通りの評価です。
ALIENWARE X51 スプレマシーの評価
エイリアンウェア X51 スプレマシーはパーツ構成だけ見れば、ミドルスペックであることは間違いありません。しかし現状、ほとんどのオンラインゲームを最高画質で遊べるくらい高性能だとわかりました。
エイリアンウェア X51 スプレマシーは2013年秋冬モデルから2014年夏モデルになって、10%以上ハイスペックになったのに価格はほぼ変わっていません。そういう意味ではお買い得になりました。
そしてこれだけ小型なゲームPCはエイリアンウェア X51だけです。「持ち運ばないけど、机が狭いからゲーミングノートPCにしよう」と考えているなら、エイリアンウェア X51を選択肢に入れてください。エイリアンウェア X51なら置き場所に困るなんてことが絶対にないのですから。