スタイリッシュ薄型ノートPC!OMEN 15-5000 性能レビュー
使い勝手抜群の最薄ゲーミングノートPCがHPから登場!
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先日、HPのゲーミングPCブランド「OMEN」について聞いてきました。あの時は外観だけをレビューしました。でもやはり性能が気になりますよね。
OMEN 15-5000がオンラインゲームに最適なゲーミングノートPCなのか、普段使いはどうなのかを評価していきます。結論を先に書いてしまうと、非常に使い勝手の良いノートPCだと判明しました。
OMEN 15-5000はこんな方におすすめ!
薄型で格好良いゲーミングノートPCが欲しい!
ゲームだけでなく普段使いも重視したい!
標準画質か高画質の設定で充分!
OMEN 15-5000のスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows8.1 64bit | Core i7-4710MQ |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX860M 4GB | 8GB |
HDD | チップセット |
256GB SSD(M.2接続) | 不明 |
光学ドライブ | 液晶 |
なし | 15.6型 タッチパネル対応グレア液晶 |
CPU、メモリ、グラフィックボードだけを見ると典型的なミドルスペックゲーミングノートPCです。しかし詳しく見てみるとHPならではのこだわりがわかります。まずSSDを初期搭載してる点です。しかもM.2です。M.2は現在普及しているSSDよりも遥かに高速なのです。
私がレビューするためにOMEN 15-5000の電源を入れたら、あっという間にWindowsが起動しました。あまりの早さに驚きつつも、試しに電源を入れてからデスクトップが表示されるまでの時間を計測してみました。
わずか5秒!これは速い!あなたのPCは起動までどれだけの時間がかかりますか?古いPCだと1分どころか5分かかる場合も・・・。起動を待つ時間って無駄ですよね。でもOMEN 15-5000ならすぐ作業に取りかかれます。
OMEN 15-5000の外観
次にOMEN 15-5000の外観や接続端子のレビューをしていきます。
こんな箱で届きます。本体だけでなく箱も格好良いです。
本体は黒いボディです。
HPのロゴが刻印されています。
開いてみると液晶が反射していることに気付きます。OMEN 15-5000の液晶はタッチパネル対応です。ゲーミングノートPCは反射の少ないノングレア液晶が主流ですが、タッチパネル対応はグレア液晶しかありません。グレア液晶は綺麗に映るメリットがあります。しかし目が疲れやすいデメリットもあります。
珍しくテンキーがありません。代わりに左側にマクロ用のキーが配置されています。その分、通常のキーが少し右側にズレています。慣れれば問題ないのですが、初めのうちはホームポジションに指を置こうとしているのに1つ左側のキーに触ってしまいました。
キーの配置は普通です。ノートPCには意外と欠かせないFnキーもあります。
電源ボタンは左奥にあります。
OMEN 15-5000はキーボードの設定が充実しています。プリインストールされている専用ソフトで左側のマクロキーにショートカットを設定したり、Windowsキーを無効にしたりできます。
動作を安定させるためにファンを常時フル回転させる、なんてこともできます。HPの本気が垣間見えますね。
キーボード、電源ボタン、スピーカーの光は自由に変更できます。WASDキーだけ光らせることも可能です。
実際に光らせた様子がこちらです。部屋を暗くすればもっと綺麗に見えます。
スピーカーが光るのは斬新です。
背面の通気口はノートPCを開くと一定時間光って、しばらくすると消えるようです。
OMEN 15-5000の最大の特徴はその薄さです。ゲーミングノートPCはどれも分厚いですよね。3cm未満の厚さのゲーミングノートPCはたったの14%しかありません。OMEN 15-5000は3cmどころか2cm未満に収まっています。
一番薄い部分が15.5mm、一番暑い部分が19.9mmです。15.6型ゲーミングノートPCでは最薄です。薄型だからこそこのスタイリッシュなデザインを実現できています。バッグにもすっぽり入ります。
次に接続端子を見ていきましょう。一般的にノートPCは左側と右側に接続端子が集まっています。しかしゲームをする時に邪魔ですよね。マウスを右手で持つなら右側、左手で持つなら左側に大切な接続端子(例えば電源やLANポート)があったら最悪です。
OMEN 15-5000の素晴らしいところは、両サイドにはほとんど接続端子がありません。上の写真は左側です。左側には何もありません。右側にはSDカードのスロットがあるだけです。こんなゲーミングノートPCは初めて見ました。使いやすさを極限まで追求しています。
つまり接続端子は背面に集結しています。電源、USB3.0が4個、HDMI、Mini DisplayPort、マイク&ヘッドホン端子があります。特にこのUSB3.0が優秀で、ノートPCを閉じた状態でも給電できるのです。
例えば私はイーモバイルを持っているのですが、MacBookAirの場合ノートPCを閉じてしまうと充電できません。デスクトップと同じようにPCの電源を落とした状態でも充電できるのは非常に便利だと感じました。
勘の良い方はここまで読んで気付いたことがあるかもしれません。そう!LANポートがないのです!薄型ノートPCの弱点といえるでしょう。無線LANでオンラインゲームをプレイするのは不安ですよね。
でも大丈夫です。USB接続のLANポートデバイスが付いてきます。これを背面のUSBに接続すれば、有線でオンラインゲームを遊べます。
OMEN 15-5000のベンチマークスコア
OMEN 15-5000が薄型で使いやすいノートPCだということはわかりました。でも重要なのは性能です。オンラインゲームが遊べなければゲーミングノートPCとは評価できません。
OMEN 15-5000の性能を確かめるために今回もベンチマークスコアを計測しました。ミドルスペックのGTX860Mはどれくらいの設定が適しているかチェックしていきましょう。
FF14ベンチマークは最高品質で5593(とても快適)、標準品質で10848(非常に快適)です。最高品質でも大丈夫な評価ですが、念のため高画質か標準画質にするのがおすすめです。
PSO2ベンチマークは最高画質で9816、標準画質で15020でした。さすがに最高画質は厳しそうです。標準画質で計測しているときは常時100fpsを越えていたのでPSO2を充分快適にプレイできます。
ドラクエ10は12000ぴったり!最高品質でも最高評価の「すごく快適」です。ドラクエ10を楽しく遊ぶのに適したノートPCです。
MHFは7643です。公式サイトによると4000以上のスコアならストレスなく快適にプレイできるそうです。
3DMARKの評価では「上位67%のパソコン」です。ゲーミングノートPCとしては標準的なスコアです。「普段使いの性能抜群でオンラインゲームもしっかり楽しめる!」という印象です。高速な薄型ノートPCが欲しい方におすすめです。