Anthem推奨スペックとグラボ別fps(ベンチマーク)
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2019年2月22日発売予定のAnthem(アンセム)が話題になっています。発売前に体験版がリリースされたので早速プレイしてみました。ログイン不能やら強制終了やら不具合だらけで不安になりますが、ゲーム自体はかなり面白いと感じています。
ただAnthemの異常な重さはどうにかならないものでしょうか。Twitterをチェックしたところ、ちょっと古いゲーミングPCでもまともにプレイできないみたいです。具体的にどれくらいの重さなのか、設定別・グラボ別にベンチマークしてみたのでご紹介します。
Anthem推奨スペック
OS | Windows 10 64bit |
CPU | Intel Core i7-4790 3.6GHz |
メモリ | 16GB |
グラフィックボード | NVIDIA GTX 1060/RTX 2060、AMD RX 480 |
最新ゲームらしい推奨スペックです。BF5も似たような推奨スペックでした。ただ、グラフィックボードに謎が残ります。GTX1060とRTX2060とでは1.5倍くらいの性能差があります。これでは選びづらいです。ちなみに推奨ビデオメモリは4GB以上なので、GTX1060 3GBではなくGTX1060 6GBです。
Anthemのグラボ別・画質別ベンチマーク
実際にAnthemをプレイして、グラフィックボード別と画質別にフレームレートを計測してみました。Freeplayで遊べるこのマップで、できるだけ同じルートを移動するようにしました。ベンチマークした時、言語は英語しか選べませんでした(日本語にするとログインできない不具合が発生)。
グラフィック設定は解像度を1920×1080、画面をウィンドウモード、垂直同期をオフにしました。そしてグラフィッククオリティはプリセットでUltra、High、Medium、Lowの4種類をそれぞれ試しました。
ベンチマーク計測に使用したゲーミングPCのスペックは以下のとおりです。
OS | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i7-8700K |
メモリ | 16GB PC4-21300 |
グラフィックボード | RTX2060 6GB、RTX2070 8GB、RTX2080 8GB、RTX2080Ti 11GB |
Ultra画質
グラボ | VRAM | 平均fps |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
105
|
RTX2080 | 8GB |
101
|
RTX2070 | 8GB |
97
|
RTX2060 | 6GB |
89
|
High画質
グラボ | VRAM | 平均fps |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
109
|
RTX2080 | 8GB |
106
|
RTX2070 | 8GB |
102
|
RTX2060 | 6GB |
96
|
Medium画質
グラボ | VRAM | 平均fps |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
109
|
RTX2080 | 8GB |
114
|
RTX2070 | 8GB |
112
|
RTX2060 | 6GB |
112
|
Low画質
グラボ | VRAM | 平均fps |
---|---|---|
RTX2080Ti | 11GB |
118
|
RTX2080 | 8GB |
124
|
RTX2070 | 8GB |
125
|
RTX2060 | 6GB |
122
|
まずこのベンチマーク結果はひとつの例にしか過ぎません。Anthemはマップ、場所、向いている方法によって本当に大幅にフレームレートが変化します。具体的にはどのグラボでどの画質にしようとも、70~160fpsくらいになります。特に飛んで移動していると重くなります。
おそらくAnthemは144fpsでプレイすることを想定していなく、60fps以上出ればOK!という考えなのでしょう。確かにUltra画質にしても60fpsを下回ることはありませんでした。そして製品版になってどうなるかはまだわからないものの、今のところ144fps以上で安定させるのは不可能です。
また、RTX2080Tiとの相性が悪かったのも少し気になります。唯一60fps台まで落ち込んだのがRTX2080Tiでした。Anthemとドライバのアップデートで改善されることを祈ります。
CPU使用率とメモリ使用量
CPU使用率は50~85%でした。Core i7-8700Kでこれですから、かなりCPUを使う印象です。
メモリ使用量は8GB前後です。最大で8.4GBに達していました。さらにブラウザ等のソフトウェアも起動したら10GB以上になることもあるでしょう。推奨スペック通り、メモリは16GBにしておくことをおすすめします。
今回のベンチマークはあくまでも体験版です。製品版が発売されたら、また改めて検証してみる予定です。