フェイス PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-W 実機レビュー
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今回は初めてフェイスのデスクトップゲームPCをレビューしていきます。GTX TITANを搭載したハイエンドモデルです。これまでで一番ハイスペックな最強ゲームPCで、ベンチマークスコアも素晴らしい結果になりました。
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PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wのスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows7 Pro 64bit | Core i7-4770K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX TITAN 6GB 2枚組 | 32GB DDR3-1866 |
HDD | チップセット |
512GB SSD(RAID 0) | GIGABYTE GA-Z87X-UD3H |
光学ドライブ | 電源 |
ブルーレイスーパーマルチドライブ | 1000W |
ほんとうに素晴らしいスペックです。手抜きが一切ありません。やはり注目すべきはGTX TITANでしょう。GTX TITAN単独でもハイスペックが約束されていますが、なんと2枚組です。最高性能のグラフィックボードが2枚も搭載されていれば、どんなに重いオンラインゲームでも常にMAXフレームレートを維持できるはずです。現状だけでなく数年後に発売される最新ゲームでも良いパフォーマンスを発揮してくれます。
しかし、GTX TITANだけ搭載していれば良いというものではありません。他のパーツの性能が良くないと意味がないからです。でもそこはさすがのフェイスですね。CPUには最新世代HaswellのオーバークロックであるCore i7-4770Kを搭載し、メモリは32GBもあります。この構成ならバランスに優れているため、GTX TITANの性能を完全に引き出してくれます。
さらにディスクにはSSDを採用していますが、ただのSSDではありません。RAID0という並列処理で通常よりも遥かに高速化を実現する仕組みが導入されています。一般的なSSDよりも高速なため、Windowsの起動はもちろん、ゲームの起動やマップ読み込みなども快適になります。
PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wの外観
次に外観と接続端子をレビューしていきます。
PCケースは幅250x高さ605.6x奥行578.8(mm)と結構大きめですが、ハイエンドデスクトップとしてはこれくらい大きくないと逆に不安になります。なぜならエアフロー設計が重要になるため、内部のスペースに余裕を持たせたほうがパフォーマンスが良くなるからです。
エアフローとして正面、左側、上部、背面、下部が空いています。面白いのが下部です。画像で少し浮いているのがわかりますか?下からも空気を取り込むために浮かせているそうです。あらゆる場所から空気を取り込み、循環させることでPC内部を適切な温度に保っています。
調べてみたらあの有名なCooler Masterのケースだそうです。上部もごつごつとした逞しいデザインですね。前の方にたくさんの接続端子が搭載されていることがわかります。USB 3.0×2、USB 2.0×2、eSATA×1、オーディオ×1とたっぷりです。ヘッドセットやゲーミングマウスに使うのが便利そうです。
背面にもUSBやディスプレイ用のポートが数多く用意されています。昔はUSB接続端子が足りなくなって困ることがありましたが、ここまで豊富なら余裕を持って使えますね。
PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wの内部
Cooler Masterのケースはその名の通り、エアフローにこだわりがあります。レビュー写真で珍しい部分にファンがありますよね?一般的なPCケースなら、あんな場所にファンは搭載されていません。でもディスクドライブもしっかり冷やすために妥協しないのがCooler Masterなのです。
ちなみにファンの数は全部で8個。こんなにファンがあるとホコリの掃除が大変なのでは?と思うかもしれませんが、ケースに付いているメッシュは簡単に掃除できます。PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wは追加ドライブのスロットも充分用意されているため、拡張性の高さも評判が良いです。
PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wのベンチマークスコア
ケースもパーツもハイエンドなことがわかりましたが、PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wの評価はやはりベンチマークスコアを見て決定したいですよね。今回はハイエンドゲームPCなので、いつもより多くのベンチマークソフトを使用しました。3DMARK、新生FF14、PSO2、ガンダムオンライン、モンスタハンターフロンティア、バイオハザード6、ドラクエ10の7種類をスコアをご紹介します。
総合的に評価してれくる3DMARKは14169です。過去最高のスコアです。
新生FF14は思ったよりも数値が伸びませんでした。「非常に快適」と最高評価ですが、このスペックなら10000を越えるのではないかと予想していましたが、実際には7487でした。
PSO2は素晴らしいスコアですね。58183です。計測中に右下に表示されるフレームレートは常に安定していました。PSO2のようにアクション性の高いオンラインゲームでは大切な要素ですね。
「スペックが足りないと起動しない」「とてつもなく重い」ことで有名なガンダムオンラインでは14124でした。10000を超えるスコアって初めて見ました・・・。
Windows版の正式リリースが待ち遠しいドラクエ10でも「すごく快適」という最高評価でした。
モンスタハンターフロンティアオンラインは23920です。ラグって仲間に迷惑をかける、なんてことはなくなりそうですね。
Windows版が出たことで話題になったバイオハザード6でも最高評価のランクSです。
どのベンチマークスコアも見たことがないような高い数値がでました。当然すべて「非常に快適」という評価です。ちなみにどれも「最高画質」「1920×1080」という設定です。綺麗なグラフィックで最高フレームレートを保てるので、誰よりもゲームを楽しめることは言うまでもありませんね。FPSでもMMORPGでも他の人よりも有利になることまちがいなしです。