中古ゲーミングPCは新品とどんな違いがあるのか比較
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ゲーミングPCを買うなら普通は新品を選びます。99%の人は新品にしていると思います。でも中古ゲーミングPCという選択肢も一応存在します。
ゲーミングPCは中古と新品とでどのような違いがあるのでしょうか。そしてどっちを選ぶのが正解でしょうか。様々な角度から比較してみます。
中古ゲーミングPCのメリット
- 安い
- 古い世代のパーツを選べる
中古ゲーミングPCを購入するメリットはあまり多くありません。正直なところ「安い」だけです。新品ゲーミングPCならどんなに安くても6万円以上します。これに対して中古ゲーミングPCは3万円台も見つかります。
そして古いパーツを選べるのもメリットと言えなくはありません。新品のゲーミングPCだと最新世代のCPU、グラボが中心で、古くても一世代前のが残っている程度です。
中古ゲーミングPCならさらに古いパーツを搭載したモデルが見つかります。またWindows10ではなくWindows7なことも多いため、人によっては嬉しいでしょう。
中古ゲーミングPCのデメリット
- 保証が短い
- いつ壊れてもおかしくない
- 現品限り
- 候補が少ない
- コスパは良くない
一方でデメリットはたくさんあります。私が思う中古ゲーミング最大のデメリットは保証の短さです。新品なら無料で1年保証、有料の3年延長保証が受けられます。
中古だと一般的に1ヶ月しか保証されません。それ以降壊れてもBTOメーカーは何もしてくれません。でも1ヶ月あるだけマシかもしれません。オークション等で個人売買したらノークレーム・ノーリターンの保証なしですからね。
あとは中古ゲーミングPCは欲しいパーツの組み合わせが基本的に見つかりません。数が少なく、現品限りですから「見つかったらラッキー」くらいに思ったほうがいいです。
そして中古ゲーミングPCは確かに安いのですけど、コスパが良いわけではありません。新品と同じパーツ構成の中古ゲーミングPCを探して比較してみたら、「中古、保証1ヶ月なのに価格に違いがほとんどない・・・」なんてことが多いです。
ドスパラの新品と中古を比較
私の知る限り、中古ゲーミングが最も充実しているのはドスパラです。以下のページに中古ゲーミング一覧があるのでとりあえず見てください。
ドスパラのGALLERIAシリーズを中心に、他社ブランドであるG-Tune製、G-GEAR製、FRONTIER製などが揃っています。300件以上ありますね。最安値だと3万円くらいです。
また、最新世代グラボ搭載の中古モデルも見つかりました。新品と比較してみると以下のとおりです。
モデル名 | ドスパラ ガレリア DJ(新品) | ドスパラ Magnate(中古) |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit | Windows 10 Home 64bit |
CPU | Core i5-8500 | Core i5-7500 |
メモリ | 8GB | 8GB |
グラボ | GTX1060 3GB | GTX1060 3GB |
ストレージ | 1TB HDD | 525GB SSD |
価格(税抜) | 99,980 円 | 109,901 円 |
えぇ・・・、これなら新品のほうがいいんですけど・・・。新品のほうがCPUとチップセットが上、メモリも高速です。中古はストレージがSSDなのはいいですね。しかし新品をSSD + HDDにしてやっと似たような価格になるため、どう考えても新品のほうがお得です。
もちろんこれは一例でしかありません。頑張って探せば掘り出し物が見つかる可能性があります。ただ「あ、この中古ゲーミングPC安い!」と思っても、よく見たら一部欠品があったり状態が悪かったりするので何とも言えません。
結論!新品ゲーミングPCのほうがメリットいっぱい
PCパーツのなかでも特にグラボは新しければ新しいほどコスパがよくなります。だから現状の色々なPCゲームをプレイしたいなら新品ゲーミングPCをおすすめします。選択肢が多く、カスタマイズも色々可能、保証も長くてメリットだらけです。
逆にどんなに古くてもいいからできるだけ安いゲーミングPCが欲しい場合は、中古ゲーミングPCもありだと思います。あとから自分でパーツの追加・交換をできて、自己責任だとわかっているなら中古のメリットを享受できます。