G-Tune XM-B 性能レビュー!RTX3070 + Core i7-10700
この性能で20万円以下なんて半端ない!
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2021年にハイスペックゲーミングPCを買うなら、RTX3070搭載デスクトップが大本命です。RTX20シリーズより圧倒的に高性能かつコスパが良くなったからです。
G-TuneにちょうどいいRTX3070搭載ゲーミングPCがあり、レビューしている時点では20万円以下で購入できます。実機を入手ししたので性能を検証してみました。
目次
G-Tune XM-Bはこんな方におすすめ!
20万円以下でゲーミングPCを買いたい!
重いゲームを遊べる性能にしたい!
パソコン初心者に優しいモデルを選びたい!
G-Tune XM-Bのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-10700 |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce RTX3070 8GB | 16GB(PC4-21300) |
ストレージ | チップセット |
512GB NVMe SSD + 2TB HDD | INTEL B460 チップセット |
光学ドライブ | 電源ユニット |
なし | 700W 80PLUS GOLD |
これ本当に良いパーツ構成なんですよ。というのも基本をしっかり抑えているんです。RTX3070と組み合わせるならCPUはCore i7以上にすべきですし、メモリは16GB以上です。ストレージだってSSD + HDDにするのが定番です。
G-Tune XM-Bはこれらの条件すべてを満たしていますよね。他社にはもっと安いRTX3070搭載ゲーミングPCがあります。でも実はストレージ容量が極端に少なかったり、メモリが8GBだけだったりするんですよ。
でもG-Tuneは違います。見かけだけの安さよりも「パソコン初心者がそのまま買っても快適に使える」パーツ構成を最初から用意してくれています。実に信頼の置けるメーカーだと実感します。
ストレージの速度
G-Tune XM-Bに搭載されているSSDとHDDの速度を計測しました。
SSDの速度
SSDは「SK Hynix HFS512GD9TNG-L2A0A」で、シーケンシャルリードが3280MB/s、シーケンシャルライトが2136MB/sです。理想的な速度です。わざわざ別のSSDに変更する必要はありません。
HDDの速度
HDDは「WESTERN DIGITAL WD20EZAZ」で、シーケンシャルリードが212MB/s、シーケンシャルライトが195MB/sです。
G-Tune XM-Bの外観
次にG-Tune XM-Bの外観や接続端子のレビューをしていきます。
G-TuneのNEXTGEAR-MICROシリーズです。ミニタワーケースに分類されるので、ミドルタワーやフルタワーよりも小型です。NEXTGEARシリーズとは違って、電源を入れてもG-Tuneのロゴは光りません。
正面にはマイク入力、スピーカー出力、USB3.0が2つ、HDMI端子、電源ボタンがあります。光学ドライブはオプションで追加可能です。
上部は完全に塞がっています。
左側です。上の方にあるネジを取り外すとサイドパネルを開けられます。
正面と底面から吸気し、背面に排気するエアフロー設計です。裏配線のおかげもあって、とてもすっきりしていますね。
CPUクーラーはCOOLERMASTER製です。メモリスロットは2つとも埋まっています。
CPUクーラーの下にM.2 SSDが接続されています。最近は熱対策のためにヒートシンクを設置しているゲーミングPCが増えてきました。
グラフィックボードは「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge」です。
3.5インチストレージベイの空きはありません。
右側を空けると2.5インチのスロットが2つあります。
背面です。
マザーボードのバックパネルにはPS2、USB3.0が4つ、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。
RTX3070の映像出力端子はHDMI、DisplayPortが3つです。4画面同時出力まで対応しています。
G-Tune XM-Bの温度
3DMARK FireStrikeを動作させたところ、CPU(Core i7-10700)の温度は平均55.2℃、最大86℃でした。思ったよりも高い温度です。高級なCPUグリス(ダイヤモンドグリス)へカスタマイズしてから購入することをおすすめします。
GeForce RTX3070の温度は平均57.9℃、最大68℃でした。グラフィックボードは低い温度で推移していました。
G-Tune XM-Bのベンチマークスコア
G-Tune XM-Bの性能をベンチマークソフトで評価しました。解像度はどれも1920×1080です。
CINEBENCH R15 / R20
CINEBENCH R15 | CINEBENCH R20 | |
---|---|---|
マルチスレッド | 1679 cb | 3588 cb |
シングルコア | 208 cb | 498 cb |
Core i7-10700の性能です。Core i7-10700ならしばらく困ることはありません。でもRTX3070の性能をもっと引き出したいなら、Core i9やRyzen 9のほうがいいです。
FF15ベンチマーク
高品質 | 標準品質 | 低品質 |
---|---|---|
12154 | 15866 | 17643 |
FF15ベンチマークは最高画質でも「非常に快適」です。RTX2070だと高品質設定で9700ですから、RTX3070のほうが25%も高性能です。
FF14:漆黒のヴィランズ ベンチマーク
最高品質 | 高品質 | 標準品質 |
---|---|---|
20654 | 21225 | 24992 |
平均164fps | 平均174fps | 平均222fps |
RTX3070でも20000を越えるんですね。GTX1060の2倍くらいなので本当に凄い性能です。
PSO2ベンチマーク
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
129614 | 140342 | 202205 |
PSO2ベンチマークはCPU次第でもっとスコアが上昇します。
MHFベンチマーク
MHFベンチマークは81527で、RTX2080Tiと同等のスコアです。
3DMARK TimeSpy(DirectX12)
総合スコア | Graphics score | CPU score |
---|---|---|
12800 | 13631 | 9517 |
DirectX12用ベンチマークのTimeSpyでは「上位6%」の評価でした。RTX2080TiクラスのゲーミングPCが20万円以下なんて激安としか言いようがありません。
3DMARK FireStrike(DirectX11)
総合スコア | Graphics score | Physics score |
---|---|---|
25950 | 34183 | 22949 |
3DMARK FireStrikeの評価では「上位3%のパソコン」です。やはり凄まじい性能とコスパを兼ね備えた素晴らしいゲーミングPCだとわかりました。パソコン初心者に優しいパーツ構成ですし、ハイスペックゲーミングPCを求めているならG-Tune XM-Bをおすすめします。
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