Core i7-6800K搭載!ドスパラ ガレリア XG-E 性能レビュー
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ドスパラで人気のGTX1080搭載ゲーミングPCといえばガレリア XGとガレリア ZGです。あと小型のガレリア SGもありますね。ほとんどの人はこの3つから選びます。
でも別の選択肢としてCPUを強化したガレリア XG-Eもあります。上記3つのゲーミングPCよりも高額ですが、果たして性能はどうなのでしょうか。今回はガレリア XG-Eをレビューしていきます。
ガレリア XG-Eはこんな方におすすめ!
最新ゲームを最高画質で遊べるゲームPCが欲しい!
CPUの性能をがっつり要求される使い方をする!
でもある程度予算は抑えたい!
ガレリア XG-Eのスペック
*商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
OS | CPU |
---|---|
Windows10 64bit | Core i7-6800K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX1080 8GB | 32GB |
HDD | チップセット |
525GB SSD + 3TB HDD | インテル X99 チップセット |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | Seasonic SS-860XP2(860W 80PLUS PLATINUM) |
まずガレリア XG-Eには3つのモデルがあります。今回レビューしているモデルは「GALLERIA XG-E i7-6800K搭載モデル」という製品名で、CPUがCore i7-6800Kです。
基本モデルであるガレリア XG-EのCPUはさらに高性能なCore i7-6950X EEです。そして最後の1つはCPUがCore i7-6950X EEに加え、ドスパラのセーフティサービスへの加入をする代わりに安くなっています。
価格を比較すると「GALLERIA XG-E i7-6800K搭載モデル」<「GALLERIA XG-E セーフティサービスモデル」<「GALLERIA XG-E」という順番です。最大16万円も違うのでCPUが高級になるとここまで高額になるのか・・・と感慨深くなります。
ガレリア XG-Eとガレリア ZGの比較
では人気モデルのガレリア ZGとはどのような違いがあるのでしょうか。以下の表にまとめました。
パーツ | ガレリア XG-E | ガレリア ZG |
---|---|---|
CPU | Core i7-6800K | Core i7-6700K |
メモリ | 32GB(PC4-19200) | 16GB(PC4-17000) |
HDD | 3TB | 2TB |
チップセット | X99 | Z170 |
電源ユニット | Seasonic 860W(80PLUS PLATINUM) | Enhance 800W(80PLUS GOLD) |
すべてガレリア XG-Eのほうがハイスペックです。メモリは容量が2倍なだけでなく速度も高速です。ただ、CPUは単純比較が難しいです。
Core i7-6800KとCore i7-6700Kの比較
パーツ | Core i7-6800K | Core i7-6700K |
---|---|---|
定格クロック | 3.40GHz | 4.00GHz |
TB最大クロック | 3.60GHz | 4.20GHz |
キャッシュ | 15MB | 8MB |
コア数 | 6 | 4 |
スレッド数 | 12 | 8 |
キャッシュ、コア、スレッドはCore i7-6800Kのほうが優秀です。一般的にコアやスレッドが多ければ多いほど高級なCPUということになります。ただ、それはあくまでも複数コアや複数スレッドが必要になる用途の場合です。
動作周波数はCore i7-6700Kのほうが優れています。オンラインゲームの場合は今のところ4コア、8スレッドが推奨されるのが上限です。となると、動作周波数の高いCore i7-6700Kのほうがフレームレートが高くなる可能性があります。
実際、以前Fallout4のベンチマークを計測した時に、コア数が少ないけれど動作周波数の高いCPUのほうが、フレームレートが高くなりました。だからCore i7-6800Kはゲーム用途よりもエンコードでCPUのコアやスレッドをがっつり活用する使い方をする人におすすめです。
ストレージの速度
今回ガレリア XG-Eをレビューした時には480GB SSDと3TB HDDが搭載されていました。でも時期によってはSSDの容量が525GBになっています。それはともかく、ストレージの速度を計測しました。
SSDの速度
SSDはシーケンシャルリードは555MB/s、シーケンシャルライトは490MB/sです。充分高速ですが、ここまでハイスペックなゲーミングPCを買うなら、さらに数倍高速なNVMe M.2 SSDに変更したいです。
HDDの速度
HDDはシーケンシャルリードが202MB/s、シーケンシャルライトも200MB/sです。
ガレリア XG-Eの外観
次にガレリア XG-Eの外観や接続端子のレビューをしていきます。
ガレリア XGやガレリア ZGと同じPCケースです。
DVDドライブが搭載されています。
正面の接続端子はUSB3.0が2個、SDカードリーダー、マイク端子、ヘッドホン端子、リセットボタン、電源ボタンです。
上部には排気口が2つあるのですが、トップケースファンが2つ付いています。ガレリア ZGだと後側の1つだけだったので、熱対策を重視していることがわかります。
左側には吸気口が2つあります。ここにもケースファンを追加できます。ただ、CPUもグラフィックボードも低温度に収まっていたので、このままでも大丈夫でしょう。
内部を見てみましょう。裏配線ではないものの、ケーブルが綺麗にまとまっています。
CPUクーラーはトップフローではなくサイドフロー型です。厳密に比較したわけではないですが、サイドフロー型のほうがCPUの温度を低く抑えられる傾向が強いと感じます。
GeForce GTX1080はASUS製です。ドスパラにしては珍しい気がします。(大抵はPalit製)
拡張スロットはPCI Express x16が1つ、PCI Express x8が1つ、PCI Express x1が1つ空いています。他にもSATA 6Gb/sが5つ、SATA Expressが1つ空いているので拡張性抜群です。
ストレージはこのように簡単に引き出すことができます。ネジで固定されていないので交換が楽です。
電源を入れたらCPUクーラーが青く光ります。
右側は吸気口が1つあります。
リアケースファンは1つです。
マザーボードの接続端子はUSB3.1が2つ、USB3.0が4つ、USB2.0が4つ、PS2、LANポート、サウンド関連です。USB3.1端子が2つもあるデスクトップは初めて見ました。どんどん次世代に移行していますね。
GeForce GTX1080のインターフェイスはDVI、HDMI、DisplayPortが3つです。
ガレリア XG-Eのベンチマークスコア
大容量メモリやCore i7-6800Kがゲームにどのような影響を与えるのかが一番気になります。各種ベンチマークソフトでグラフィック性能を検証しました。
DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
---|---|---|
17822 | 17860 | 22797 |
DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
18222 | 18427 | 21575 |
GTX1080ですから当然FF14ベンチマークはとても良いスコアが出ました。もちろん1920×1080ならどれだけ高画質にしても余裕です。
設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
---|---|---|
59505 | 77390 | 81013 |
PSO2ベンチマークはメモリ32GBの割には思ったほど伸びませんでしたが、設定6でも200fpsを越えていました。
ドラクエ10は20696です。
MHFは49160でした。歴代最高のスコアです。ガレリア ZGよりも10%程度高くなりました。
3DMARKの評価では「上位5%のパソコン」です。ハイスペックを越えてハイエンドです。動画編集やエンコードもする人には嬉しい性能です。でもやはりゲームだけするならガレリア ZGのほうがコスパが良くておすすめです。
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