G-Tune MASTERPIECE i1560SA1-SP 実機レビュー
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MASTERPIECE i1560SA1-SPはG-TuneのゲーミングPCとしては超ハイスペックなデスクトップです。以前、MASTERPIECE i1550SA1のレビューを掲載しましたが、MASTERPIECE i1560SA1-SPはマイナーアップデートした、より強力なモデルです。当然ベンチマークスコアも向上しています。
MASTERPIECE i1560SA1-SP公式ページはこちら
MASTERPIECE i1560SA1-SPのスペック
OS | CPU |
---|---|
Windows7/8 Pro 64bit | Core i7-4820K |
グラフィックボード | メモリ |
GeForce GTX Titan(6GB) | 32GB PC3-14900 |
HDD | チップセット |
2TB HDD | インテル X79 Express |
光学ドライブ | 電源 |
DVDスーパーマルチドライブ | 700W |
古いバージョンと比較するとあらゆるパーツがパワーアップしてますね。Core i7-4820Kは発売されたばかりのCPUです。ミドルスペックゲームPCに多い、Core i7-4770よりも高性能でオーバークロックもしています。
メモリは32GBで同じに見えますが、PC3-14900に変わっています。以前よりも回転数が向上しているため、読み込みや書き込みが高速になっているのです。マップ読み込みなどで威力を発揮してくれる部分です。
そして注目はやはりグラフィックボードでしょう。MASTERPIECE i1560SA1-SPはGTX TITANを搭載しています。以前レビューしたモデルはGTX780でした。GTX TITANは数値の型番ではないのでわかりにくいですが、GTX780のビデオメモリが3GBだったのに対し、GTX TITANは6GBもあることを考えると、非常にハイスペックだとわかります。実際、多くのパソコンニュースサイトのベンチマークスコアではGTX TITANのほうが圧倒的に高性能だと評価しています。
MASTERPIECE i1560SA1-SPの外観
PCケースは同じなので、以前撮影した写真を使用していきます。PCケースで注目すべきは、接続端子とエアフローです。
デスクトップを選ぶPCゲーマーなら、PCケースの大きさはそこまで気にしないかもしれないですね。MASTERPIECE i1560SA1-SPは決して小さいデスクトップではありません。でも大きすぎるというわけでもありません。ちょっと大きいくらいです。
前面の接続端子が上部に配置されています。これは地味に重要なポイントですよ。真ん中の辺りに接続端子が配置されているデスクトップを多く見かけますが、正直使いにくいと感じます。なぜならUSBやカードリーダーを使うときに、ちょっと屈まなければ手が届かないからです。椅子に座りながら、手を伸ばすので結構面倒なのです。
また、ゲーミングマウスやヘッドセットはケーブルが短いことがあります。真ん中ではなく上部に接続できれば、その分ケーブルに余裕ができます。足りないよりは余ったほうが絶対に良いはずです。MASTERPIECE i1560SA1-SPの接続端子が上のほうにあるのは、ゲーマーのことを考えている証拠でしょう。
背面はUSB端子の多さが目立ちます。昔はUSB、PS2、Firewireなど色々な規格があったため、マザーボードもそれぞれの端子を用意しなければならなくなり、USBが少なかったのです。でも最近は何でもかんでもUSBです。特にUSB3.0は非常に高速で、ゲーミングマウス、キーボード、外付けHDDなどに最適です。
写真の青い部分がUSB3.0です。前面には2個あったので、背面に2個もあれば充分ですね。ちなみにUSB2.0もしっかり用意されています。未だにUSB2.0にしか対応していない機器も多いですから、6個以上あるのは嬉しいポイントです。
MASTERPIECE i1560SA1-SPの内部
G-Tuneのエアフローは一味違います。一般的なパソコンメーカーは小型化を意識しています。しかしG-Tuneは静音性と冷却性にこだわりがあります。なぜなら、ゲームPCはCPUやグラフィックボードを酷使します。酷使すれば温度が上がります。温度が上がれば、ファンが高速回転します。するとファンの音が大きくなるのです。
ちなみに最近のCPUやグラフィックボードはPC内部の温度が上がると、自動的にクロック数を引き下げます。壊れないようにする処置なのでしょうが、性能も落ちるためPCゲーマーには不利益な点もあるのです。つまり温度が上がらないようにする仕組みが重要になってくるわけです。
MASTERPIECE i1560SA1-SPはPC内部の温度を下げるために、エアフロー設定を研究しています。パーツ同士の配置にゆとりを持たせているのも理由の1つです。ケースがちょっと大きいのはデメリットではなく、むしろメリットだったのですね。
今回新しく取り入れられたのが「可動式フロントFAN」です。これはグラフィックボードの冷却性を高める仕組みです。グラフィックボードは製品によって大きさが異なります。ファンを可動式にすることで、グラフィックボードの近くにファンを移動できるのです。扇風機に近いほうが涼しいと感じますよね。それと一緒です。
MASTERPIECE i1560SA1-SPのベンチマークスコア
MASTERPIECE i1560SA1-SPのベンチマークを計測したのでご紹介します。今回使用したのは、新生FF14ベンチマーク、PSO2ベンチマーク、3DMARK、そしてWindowsのコントロールパネルに存在する「パフォーマンスの情報とツール」です。
最新パーツはやはり強いですね。以前よりも全体的に10%くらい性能が向上しています。3DMARKは8950でした。歴代2位のベンチマークスコアです。
新生FF14ベンチマークは8170です。こちらは微増ですね。でもレビューしてきた中では歴代1位の素晴らしいスコアです!このスコアなら解像度MAXにして、最高画質にしてもヌルヌル動かせます。エフェクトがきついボス戦で大活躍できそうですね。
PSO2ベンチマークは47848です。やはり10%くらいアップしてますね。GTX TITANと最新CPUの威力がよくわかります。歴代2位のスコアです。これまで結構な数のゲームPCをレビューしてきたのに、この好成績ですから間違いなくハイスペックなゲームPCです。
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