ゼンハイザー GAME ONE Black レビュー
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本当に久しぶりにヘッドセットを新しく買いました。これまで使っていたのは「ゼンハイザー PC161」です。性能自体に不備が生じたわけではありませんが、もうゆるゆるになってしまってちょっと頭を動かしただけでずり落ちてしまうので限界を感じたのです。
Amazonでの注文履歴を見てみたら2010年5月に購入していました。ということは約7年も使っていた計算です。そりゃゆるゆるにもなるはずです・・・。
購入したのは「ゼンハイザー GAME ONE Black」
2回連続でゼンハイザーのヘッドセットを使って満足していたので今回もゼンハイザー製にしようと決めました。でも他にも色々と私が求める条件がありました。
- 開放型
- イヤーパッド(耳あて)がふかふか
- 締め付けが強くない
- 予算3万円以内
開放型
私はヘッドホンでもヘッドセットでも密閉型が好きではありません。なんか耳が痛くなってくるんですよね。開放型だと長時間装着していても違和感を覚えません。開放型は音漏れの問題があるものの、一人暮らしなので別に音漏れしても大丈夫です。
イヤーパッド(耳あて)がふかふか
最初に買ったヘッドホンがAudio Technica製で、イヤーパッドがスポンジみたいなふかふかなタイプでした。それがとても気に入ったので、それからはずっとふかふかなものを購入するようにしています。
私はメガネをかけているのでイヤーパッドが柔らかいかどうかを重要視しています。革製だとどうしてもメガネが耳に当たる部分が痛くなってきます。
締め付けが強くない
イヤーパッドと同じく、締め付けが強いと耳が痛くなります。PC161は結構締め付けが強くて、初めの頃はティッシュ箱にピタッとはめて少し緩くなるよう調節していた記憶があります。でもこの辺りは使ってみないとわからないのでどうしようもない部分かもしれません。
予算3万円以内
PC161を7年使えたことを考えると2万円以上でも別にいいかな、と思いました。でも5万円もするような高級ヘッドセットはさすがに必要と感じません。
以上の条件で絞り込んだ結果、「ゼンハイザー GAME ONE Black」に決まりました。1週間くらい使ってみたので写真とともに使用感をレビューしていきます。
ゼンハイザー GAME ONE Blackのスペック
まずゼンハイザー GAME ONE Blackがどんな性能なのかスペックをご紹介します。
重量 | 300g |
---|---|
マイクロフォン | ノイズキャンセリング |
感度(マイクロフォン) | -38dBV/Pa |
周波数特性(マイクロフォン) | 50 Hz – 16,000 Hz |
周波数特性(ヘッドホン) | 15 Hz – 28,000 Hz |
音圧(ヘッドホン) | 最大116dB |
インピーダンス(ヘッドホン) | 50Ω |
ケーブル長 | 3m(PC 用)、1.2m(Mac/iPhone/PS4/Xbox One 用) |
コネクタ | 3.5mm × 2(PC 用)、3.5mm × 1(Mac/iPhone/PS4/Xbox One 用) |
私は音に詳しいわけではありませんし、耳が良いわけでもないので特筆すべきところはありません。「マイクにノイズキャンセリングは必須かなー」くらいの感想しかありません。
ゼンハイザー GAME ONE Blackの外観
外箱です。横にスライドさせて中箱を取り出すのですが、ズラしにくくて破きたくなってきました。
頑張って取り出しました。
パカー。
取り出しました。ヘッドセット本体からは3.5mmのマイク入力端子とヘッドホン出力端子が伸びています。ケーブルは3mと結構長めです。1.2mのケーブルに切り替えることもできます。
最大まで伸ばした状態です。5cmくらいでしょうか。スルッと伸びるタイプではなく、カチカチと調節するタイプなのでしっかり固定できます。また、カチカチはかなり細かいです。多分20段階くらいの調節が可能です。
マイクはこれくらい下まで傾きます。口との距離はちょうどいいと感じました。
GAME ONE Blackを選んだ理由のひとつに「マイクのミュート機能」があります。普通はボリュームコントローラーについているマイクのON/OFFで切り替えると思います。
でもGAME ONE Blackはマイクを上に戻すことで自動的にマイクがミュート状態になります。この写真くらいまで戻すとカチッと音がしてミュートになります。非常に便利で気に入っています。
一方でGAME ONE Blackにはボリュームコントローラーが付いていません。人によってはデメリットでしょう。でも私はPC161についていたボリュームコントローラーで音量調整したことがないので何の問題もありません。
マイクを一番上まで持ってくるとこんな感じです。
ゼンハイザー GAME ONE Blackの使用感
1週間ほど使ってみた評価を書いてみます。
装着感は抜群
サイズを細かく調整できますし、頭頂部が当たる部分もふかふかしているため装着感は完璧です。耳がすっぽり収まりますし、ズレることもありません。さらに締め付けが強すぎず弱すぎることもなく、本当にピタッとはまります。
イヤーパッドは思ったよりも硬めですが、耳が痛くなることはありません。メガネをかけている人にはかなりおすすめです。
マイクのミュート機構が便利
上でも書きましたがマイクを戻すことでミュートになる機能がとても便利です。今まではAFKする時に「1.マイクを上に戻す」「2.コントローラーでミュートにする」「3.ヘッドセットを外す」という3ステップだったのが2ステップになったので本当に楽です。
そして私はマイクを上に戻してからヘッドセットを外す習慣が身についているので、この機能のおかげでミュートをし忘れる危険性が完全になくなったのは嬉しいです。
音は違和感がない
音の評価って難しくないですか?何をもってして良いのか悪いのか私には判断できません。ただ、ひとつだけ確かなのはPC161から移行して違和感がありませんでした。特に低音が強くもなく、シャリシャリすることもないため、万能タイプのヘッドセットだと思います。
とても気に入ったので5年以上使い続けられることを期待しています。もしもあなたが現在ゼンハイザーのヘッドホンやヘッドセットを使っていて買い替えを検討しているなら、GAME ONE Blackは良い選択肢でしょう。