G-Tuneには一般販売されているゲーミングPCと、トップページからは辿り着けない当ページ限定のゲーミングPCがあります。今回レビューするには後者の限定モデルです。

実は当サイト「ゲームPCバンク」がおすすめする限定モデルで、一般販売されているモデルよりも安くなっています。こっそりセールしているようなものです。だからこのページを見ているあなたはかなりラッキーです。

G-Tune EM-B-AFはこんな方におすすめ！

15万円以下のゲーミングPCが欲しい！
やや小型なミニタワーを選びたい！
大人気のRTX3060でゲームを楽しみたい！

G-Tune EM-B-AFのスペック

＊この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。

OS	CPU
Windows10 64bit	Core i5-11400F
グラフィックボード	メモリ
GeForce RTX3060 12GB	16GB PC4-25600
ストレージ	チップセット
512GB NVMe SSD	INTEL B560 チップセット
光学ドライブ	電源
なし	700W（80PLUS BRONZE）

G-Tune EM-B-AFの価格と詳細はこちら

全体的にミドルスペックらしいパーツ構成です。Core i5、メモリ16GB、512GB NVMe SSDとサクサクになる要素が満載です。Core i7という選択肢もあるのでしょうけど、Core i5のほうがかなり安いので15万円以下に収めたいならこちらのほうがおすすめです。

メモリは16GBあれば十分です。8GBだと足りないゲームもありますし、8GB未満しか使わないゲームでも16GBあったほうがサクサク動きます。私はここ8年くらい、新たに購入するゲーミングPCは必ずメモリ16GBにしています。動画編集や重いゲームの配信までを考慮するなら32GBをおすすめします。

ストレージはカスタマイズが必要です。512GB NVMe SSDは優秀なストレージですが容量が足りません。コスパを重視するなら512GB NVMe SSD + 2TB HDDをおすすめします。なぜかSSD + SSDにはできないようなので、もうちょっとお金を出していいならNVMe SSDの容量を増やしてください。

ストレージの速度

ストレージの読み込み速度と書き込み速度をCrystalDiskMarkで計測しました。

SSDの速度

SSDは「KINGSTON OM8PDP3512B-A01」でシーケンシャルリードは2510MB/sです。シーケンシャルライトは317MB/sです。NVMe SSDなのに書き込みは遅いです。

G-Tune EM-B-AFの外観

次にG-Tune EM-B-AFの外観や接続端子のレビューをしていきます。

G-Tuneではミニタワーに分類されるNEXTGEAR-MICROのケースです。デスクトップゲーミングPCとしてはかなり小型です。机の上に置いてもほとんど圧迫感がありません。

正面のインターフェイスは斜めに設置されています。左からマイク入力、スピーカー出力、USB3.0が2つ、HDMIです。右下に電源ボタンがあります。

上部には何もありません。ゲーマーへのアンケートで「デスクトップの上に物を置きたい」という意見が多かったのでこうなりました。

左側です。

内部は裏配線ですっきりしています。ケースファンはリアファン1つだけです。

CPUクーラーは人気のCOOLERMASTER製です。その下にM.2 SSDがあります。

底面は二重のメッシュになっています。六角形の穴がPCケースのもので、さらにその下に細かいメッシュが貼り付けられています。マグネットで付いているので簡単に取り外せますし、水洗いもできる優れ物です。

3.5インチストレージベイは1つ空いています。

右側です。

背面です。

マザーボードのバックパネルにはUSB2.0が2つ、USB3.0が2つ、USB3.2 Type-C、LANポート、マイク入力、ライン入力、ライン出力があります。PS2端子はありません。

GeForce RTX3060の映像出力端子はHDMI、DisplayPortが3つです。

G-Tune EM-B-AFの温度

3DMARK FireStrikeベンチマークを動作させたところ、CPU（Core i5-11400F）の温度は平均55.1℃、最大79℃でした。Core i7-10700に比べると低い温度で推移しています。

GeForce RTX3060の温度は平均54.6℃、最大65.9℃でした。

G-Tune EM-B-AFのベンチマークスコア

G-Tune EM-B-AFのグラフィックス性能を各種ベンチマークソフトで検証しました。

CINEBENCH R15 / R20

	CINEBENCH R15	CINEBENCH R20
マルチスレッド	1426 cb	3305 cb
シングルコア	218 cb	522 cb

Core i5-11400Fの性能です。ほとんどのゲームはCore i5-11400Fで十分です。

FF15ベンチマーク

高品質	標準品質	軽量品質
8707	12017	15283

FF15ベンチマークは高品質だと「快適」、標準品質と軽量品質だと「非常に快適」の評価でした。RTX3060は画質さえ少し落とせば重いゲームをサクサク動かせることがわかりました。

FF14ベンチマーク

最高品質

19523

平均 136 fps

FF14ベンチマークは60fpsを一度も下回りませんでした。実はこれってかなり凄いことです。

PSO2ベンチマーク

PSO2ベンチマークはウルトラ画質で22422でした。快適に動作する基準スコアの2倍以上です。

MHFベンチマーク

MHFベンチマークは50630です。GTX1080搭載ゲーミングPCとほぼ同じスコアです。

3DMARK TimeSpy

総合スコア	Graphics score	Physics score
8627	8639	8561

DirectX12用ベンチマークソフトのTimeSpyでは「上位43%」の評価です。

3DMARK FireStrike

総合スコア	Graphics score	Physics score
19284	21708	21141

3DMARK FireStrikeの評価では「上位16%のパソコン」です。十分ハイスペックな性能を持っているとわかりました。ストレージを追加しても16万円程度で購入できます。しかも通常価格よりもずっと安いのでおすすめですよ。

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