DELL ALIENWARE 15 プラチナ R3 性能レビュー
細部までハイスペックなのが嬉しい!
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エイリアンウェアのゲーミングノートPCがモデルチェンジしました。R2からR3になったようです。簡単に言えばGTX900MシリーズからGTX10シリーズに刷新されました。
15インチのALIENWARE 15にはGTX1060搭載モデルとGTX1070搭載モデルがあり、今回レビューするのは最高性能のGTX1070搭載モデルです。性能だけでなくノートPC本体もリニューアルされたので性能以外の部分も解説していきます。
ALIENWARE 15 プラチナ R3はこんな方におすすめ!
ハイスペックなゲーミングノートPCが欲しい!
やっぱり格好良いノートPCを使いたい!
ノートでもゲームのヌルヌル・サクサクを体感したい!
ALIENWARE 15 プラチナ R3のスペック
*この記事のパソコンはレンタル品です。商品構成や使用されているVGAの仕様など、変更になる場合があります。詳細はメーカーページをご確認ください。
| OS | CPU |
|---|---|
| Windows10 64bit | Core i7-6700HQ(4コア/2.60GHz) |
| グラフィックボード | メモリ |
| GeForce GTX1070 6GB | 16GB PC4-19200 |
| ストレージ | チップセット |
| 512GB PCIe SSD + 1TB HDD | 不明 |
| 光学ドライブ | 液晶 |
| なし | 15.6型 IPS ノングレア |
色々と面白いスペックです。まず最近のメモリはPC4-17000が主流です。しかしALIENWARE 15 プラチナ R3は同じメモリ16GBでもPC4-19200のため通常よりも高速です。
同様にストレージもSSDはSATAインターフェイスではなく、高速なPCIeインターフェイスですし、HDDは回転数が5400rpmではなく7200RPMです。昨今のゲーミングノートPCではなかなか見ることができない高性能なパーツが詰め込まれています。
そして液晶モニターまでカスタマイズ可能なのも面白いです。普通、ノートPCで液晶を変更できるなんてありえません。120Hz対応液晶や4K対応液晶等に変更できます。120Hz対応液晶にカスタマイズすれば60Hzより2倍ヌルヌルになるため、ノートPCでも高fpsを出す意味が見出せます。
ストレージの速度
ALIENWARE 15 プラチナ R3のストレージ速度をCrysitalDiskMarkで計測しました。
SSD
SSDのシーケンシャルリードは1632MB/s、シーケンシャルライトは525MB/sです。さすがPCIeインターフェイスです。読み込み速度はSATA3 SSDの3倍くらい出てます。
HDD

HDDのシーケンシャルリードは150MB/s、シーケンシャルライトは140MB/sです。ほとんどのノートPCに搭載されているHDDは100MB/s前後なので、やはり高速ですね。
ALIENWARE 15 プラチナ R3の外観
次にALIENWARE 15 プラチナ R3の外観や接続端子のレビューをしていきます。

実寸は幅: 389(幅)x 305(奥行き)x 25.4(高さ)mmです。重量は3.49kgです。15インチのゲーミングノートPCのわりには結構重めです。

エイリアンウェアのロゴマークが刻印されています。

マットなブラック一色です。

テンキーなしのシンプルなキーボードレイアウトです。テンキーがない分だけ各キーのサイズが大きくてタイピングしやすいと感じました。

WASD周辺は特に変なところはありません。スタンダードです。

ただし左側にAlienware TactX切り替えとマクロキーがあります。

中央奥のエイリアンウェアロゴが電源ボタンです。パソコン初心者はこれが電源ボタンだと気付けるのかちょっと不安です。

液晶モニターは最大解像度1920×1080の60Hzです。前述の通り、1920×1080の120Hzや3840×2160 IGZOにカスタマイズ可能です。アクション性の高いゲームをやるなら120Hzがおすすめです。

左側にはUSB3.0 Type-C、USB3.0、マイク入力、スピーカー出力の端子があります。

右側にはUSB3.0端子だけあります。両側はどちらも端子が少なめな印象です。

後側はボコッと出っ張っています。ヒンジとの距離があるゲーミングノートPCって初めて見たかもしれません。

後側にはLANポート、mini-DisplayPort出力、HDMI出力、Thunderbolt3、Alienware Graphics Amplifier接続用ポート、電源端子があります。電源端子、映像出力、LANポートが後側にまとまっているのは高評価です。これまでのレビューで何度も書いていますが、常時接続する端子は全部後側にまとめるべきだと考えています。

外出先で電源を接続するならACアダプタも持っていく必要があります。これに加えてコンセントに繋ぐケーブルも必要です。

さて、電源を入れるとあちこち光ります。キーボードバックライトが光るのは当然として、電源ボタンやその上の「ALIENWARE」の文字も光ってます。あとトラックパッドも操作をするときだけブワッと光ります。

さらに両側にも光る部分があります。エイリアンウェアらしい格好良いデザインだと思います。
ALIENWARE 15 プラチナ R3のベンチマークスコア
ALIENWARE 15 プラチナ R3にはノート用GTX1070が搭載されています。どれくらいの性能なのかベンチマークスコアを見ていきましょう。
FF14

| DX11 最高品質 | DX11 高品質 | DX11 標準品質 |
|---|---|---|
| 12775 | 13028 | 14877 |
| DX9 最高品質 | DX9 高品質 | DX9 標準品質 |
| 13473 | 13730 | 15438 |
FF14ベンチマークはすべての設定で「非常に快適」です。デスクトップ用GTX1070よりも低いスコアですが、FF14をプレイするのにまったく問題のない性能です。
PSO2

| 設定6(最高画質) | 設定5(高画質) | 設定3(標準画質) |
|---|---|---|
| 17876 | 21299 | 29226 |
PSO2ベンチマークはデスクトップ用GTX1070の半分以下の性能です。それでもサクサクですけどね。この辺りはCPUの性能不足だと原因が判明しています。グラフィックボードの性能が同等だったとしても、デスクトップとノートとではCPUの性能に大きな差があります。
ドラクエ10

ドラクエ10は16397です。
MHF

MHFは34993です。デスクトップ用GTX1070とほぼ同じスコアです。MHFベンチマークは純粋にグラフィックボードの性能を計測しているっぽいので、わかりやすいスコアが出て好きです。
3DMARK

3DMARK FireStrikeは12542で「上位17%のパソコン」という評価です。他のGTX1070搭載ゲーミングノートPCと同じくらいですね。でもメモリ、ストレージ、液晶等は明らかに優位性がありますから、細かい部分までハイスペックを求める人におすすめです。ALIENWAREにしては随分と安いと思います。













