ゲーミングチェア AKRacing Nitroのレビュー
座り心地や機能性がPCゲーマー向きだと実感!
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ゲーミングデバイスといえばマウス、マウスパッド、キーボード、液晶モニタが主ですが、最近はついにゲーミングチェアなるものが出てきました。名前の通りゲーマーのためのオフィスチェアです。
日本で比較的有名なのはDXRacerです。東京ゲームショウなどで展示されていたので知っている方も多いでしょう。しかし今回レビューするのはAKRacingというブランドのゲーミングチェアです。
Racingの名前が入っていることからわかるように、DXRacingと同様に本来はレーシングカー用の椅子です。どちらも近年のe-Sports業界の発展を機に、ゲーマーブランドとして各所でアピールしています。AKRacingはこれまでヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、中国のe-Sports大会で使われた実績があるそうです。
AKRacing Nitroのモニターに当選しました
ここ数ヶ月、ずっと椅子の買い替えを検討していました。つい先日まで使っていた椅子はもうボロボロで革がベロンと剥げていた状態でした。そこで候補に上がったのがゲーミングチェアです。最近あちこちで目にするようになっていて興味が湧いていました。
どういうものがあるけ調べてみたら、DXRacer以外にAKRacingがあることを知り、サイトをくまなくチェックしてみたら「モニター募集中」の文字を発見。で、駄目元で応募してみたらまさかの当選!レビューを書くことが条件だったので、座ってみた感想などを好き勝手書いてみます。
AKRacing Nitroの色は5種類
まず日本で販売されているのはAKRacingブランドのAKRacing Nitroシリーズです。色は5種類から選べて、赤・青・緑・オレンジ・白があります。あまり派手なのは好みではないため、白色を選びました。どれを選んでも価格は一緒です。
AKRacing Nitroの組み立て
AKRacing Nitroは完成品で届くわけではありません。いくつかのパーツと付属品がバラバラの状態で届き、自分で組み立てる必要があります。
背もたれ部。
座部。
座部の裏側に取り付けるシリンダー固定台。
5本足のベース。
ランバーサポートと呼ばれる腰のクッションです。
ヘッドレスト。
キャスターやガスシリンダーなどのパーツです。白いのは軍手です。最初は軍手なんて必要ないだろうと思っていましたが、いざ組み立ててみると必須だと思い知りました。
すでに取り付けられているネジを外さなければいけない工程があり、これが非常に固くて手が痛くなるし、心が折れそうになりました。L字の簡易六角レンチが折れることを覚悟するくらい力を入れたらやっと外せました・・・。
組み立ての説明書も入っています。しかしこの説明書がいまいちわかりづらい。しかも間違っているところもありました。なので公式サイトの「AKRacing チェア 組み立てマニュアル」を見るべきです。こちらのほうがずっとわかりやすいです。
AKRacing Nitroの使用感
組み立てに30分以上かけて完成しました。早速座ってみると、まず座り心地の良さに驚きました。座部のクッションが程よく柔らかくて、「あぁ、これは長時間座っていても疲れなさそうだ」と感じました。
DXRacerと比較すると、背もたれの幅が少し広いというか、ゆとりがあるように思います。DXRacerが背中をぴったり包み込むのに対し、AKRacing Nitroは少し余裕があるため、適当にダラっと座れます。背もたれの湾曲に違いがあるのかもしれません。
アーロンチェアとの比較です。AKRacing Nitroのほうが高さがあるだけでなく、座部の奥行きも長くなっています。私の身長は172cmです。ランバーサポートを外してしっかり深く座った場合、AKRacing Nitroは座部の前方にちょうど膝裏がつくくらいです。アーロンチェアだと膝裏はつきません。
ヘッドレストはゴムバンドで装着しています。私の場合、首の辺りにヘッドレストが当たって気持ちいいです。
ランバーサポートはお好みで。普段はどちらでもいいですが、背もたれを大きく倒すなら外すことをおすすめします。
横から見るとこんな感じです。背もたれの角度はデフォルトの状態です。
椅子の高さは8cm調節できます。
右側に背もたれの角度を調節できるレバーがあります。結構強くグイッと引っ張る必要があります。
背もたれは最大180度まで倒せます。深夜のゲーム中に傾けたが最後、確実に寝落ちします・・・。
ほぼ平面ですね。
ただ、私の場合は180度まで倒してしまうとちょっと腰が痛かったので、160度くらいのほうが寝心地が良かったです。余裕で眠れますよこれ。
アームレストの高さは7cm可動できます。
最大まで伸ばした状態が私にはぴったりでした。
アームレストは少し凹んでいます。腕を置いてみるとしっかりフィットします。これまで私は少し膨らんだタイプのアームレストしか知らなかったので斬新に感じました。
アームレストを高くして肘支点・腕支点にするのもいいですし、
少し下げて手首支点にすることもできます。
「何をもってゲーミングチェアなのか」を定義することは難しいです。でもAKRacing Nitroの座り心地や機能性は確かにPCゲーマー向けです。「新しい椅子を買うからどうせならゲーミングチェアにしてみようかな」と思うならAKRacing Nitroを候補に入れてみてはいかがでしょうか。