PCパーツの「空箱」とっておくべき?
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自作PCや一部のBTOパソコンでは、パーツの「空箱」が発生しますよね。初めてBTOパソコンを買ったとき、あまりにも沢山の空箱が付いてきて驚いたことがありました。
この空箱、そのまま捨ててしまうべきか保管しておくべきか迷いませんか?そこで、私の経験から空箱の扱いを紹介してみたいと思います。
空箱には色々とメリットがある
一旦PCを組んでしまうと「ゴミ」になってしまう空箱ですが、実際にはいろいろと使い道があります。
まず、「中古として売却する際に高値が付きやすい」というメリットがありますね。PCユーザーの中には一定数「化粧箱がセットで保管されたいたほうが安心」という層がいます。
これは10年以上前から変わらないですね。化粧箱を保管している人はパーツ自体の扱いも丁寧だろうというイメージや、実際に使わない場合は箱にいれて保管しているだろうという憶測があるわけです。
また、中古で購入したあと、もし使わなくなっても「箱付き」のほうが値崩れしにくいことから、リスクヘッジという側面もあるでしょう。
空箱は付属品や説明書、保証書をまとめておくときに便利ですし、実際に空箱をきれいに保管している人は高確率で付属品も揃えて取っておきます。
このように、「空箱がある=保管状態の良い中古とみなされる」という風潮があることは知っておいて損はないです。実際、結構その通りだったりしますしね。
空箱を取っておくべきかどうかはパーツによって異なる
とはいえ、すべてのパーツの空箱を保管していては、いくらスペースがあっても足りません。PC歴が長くなると、空箱だけで小さな押入れが半分くらい埋まる…という事態にも直面します。
そのため、パーツによって空箱を保管したり捨てたりしながら、調整していく方法がおすすめです。
ちなみに私が空箱を保管するときの基準は次のとおりです。
- GPU、CPU、は無条件で空箱を保管(付属品込み)
- マザーボードは付属品と保証書だけを保管し、空箱は捨てる
- PCケースと電源の箱は無条件で廃棄する、付属品もそこまで厳重に保管しない
GPUとCPUは箱も商品の一部として考えたほうがベターです。中古市場ではあきらかに箱ありと無しで価値が変わっています。小さくて繊細なパーツだけに、専用の箱が保管ケースと便利だからです。
また、世代が変わっても値崩れしないものが多いので、どうせなら箱付きで高値を維持したいという思惑もあります。
一方、マザーボードはCPUやGPUよりも買い替えスパンが長く、箱も大きく、専用の箱でなくとも保管しやすいので捨てていますね。ただし、ブラケットなどの付属品は取っておくようにしています。ごく稀に専用の付属品がありますし。
最も箱を棄てやすいのは電源とケースですね。ほぼ無条件で捨てちゃいます。この2つはマザーボードよりもさらに使用年数が長く、保管しておくメリットがありません。
箱があったからといって中古価格が高くなることもないですし。ということで、パーツによって箱を捨てるかどうか決めています。
中古でパーツを買うなら箱付きが良い?
これまでの内容と矛盾するようですが、中古でパーツを買う場合に重視すべきは箱の有無よりも「誰が売っているか」です。
フリマサイトなどで購入する場合は、PCパーツの扱いに慣れており、十分に知識もあって、使用履歴や売却の理由をしっかり回答できる出品者から買うようにしましょう。
過去にPCパーツを売却していて、高評価がついていることも確認してください。「よくわからないけどもらったので売っています」的な出品者は避けましょう。リスクが高すぎます。
個人的には、BTOメーカーが運営している中古パーツショップから購入する方法が安全かなと思いますね。バルク品(箱や付属品が無いもの)であっても動作検証をしているので、ハズレをつかんでしまうリスクが非常に低いからです。
中古パーツ購入時の参考にしてみてください。