疲れにくさ重視!PCモニターのアイケア機能まとめ
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長時間のデジタルデバイスの使用は、目の疲労や不快感を引き起こすことがあります。特にゲームのように集中力を要する場合は、アイケア機能の有無が疲れ具合を大きく左右しますよね。
そのため、近年のPCモニターにはアイケア機能が常備されるようになってきました。そこで2023年現在、PCモニターに採用されているアイケア機能をまとめてみました。
ハードウェアブルーライトカット機能
ブルーライトは、デジタルデバイスから放射される光で、長時間の露光は目の疲労や睡眠障害を引き起こすことがあります。
PCモニターのアイケア機能では、ブルーライトをカットするフィルターが採用されています。ただし、ブルーライトカット機能はソフトウェア制御、ハードウェア制御の2種類があり、前者は色調が変化してしまいがちです。
一方でハードウェアブルーライトカット機能は、色調を変化させることなくブルーライトの低減が可能です。ブルーライトをカットしても色の再現性が落ちないので、鮮やかさや臨場感を損なうことなく、目への負担を軽減できるわけです。
ノングレア
これは正直なところ好みの範囲なのですが、PCモニターはグレア(光沢あり)よりもノングレア(光沢なし)のほうが目への負担が小さいといわれています。
グレアの場合、映り込みが生じやすくなるため、見えない部分を補う目の動きが負担になるのだとか。一方グレアは見た目は地味ですが、映り込みがほぼないので、長時間使用しても負担は小さいですね。
もっとも、最近はゲーミングPC向けモニターでグレアタイプは見かけなくなりましたが……。個人的にグレアのメリットが思いつかないほど、ノングレアのほうが実用的で優秀です。
フリッカーレス技術(アンチフリッカー)
一部のPCモニターには、画面がちらつくことを抑える「フリッカーレス技術」が搭載されています。
バックライトの駆動方式によって発生するフリッカーは、無意識な体の反応を引き起こし、本人が自覚していないうちに目の疲労として蓄積されていきます。
フリッカーが多いモニターを使用していると、翌日になって眼精疲労が残ることもあるので、フリッカーレスの存在はかなり重要ですね。
また、近年はゲーミングモニターの高リフレッシュレートが、目の疲労を軽減するという結果もあるようです。リフレッシュレートが高いと残像感が低下するので目の負担が軽減するのだとか。
高さ調節が可能なスタンド
個人的に意外と重要だと感じているのが「スタンドの高さ調節機能」です。安価なモニターには高さが調節できないものが多いのですが、画面と目の高さを一致させると、想像以上に疲労が軽減されます。
また、チルト(上下角度)調節機能もあると、自然な姿勢を維持しやすく、体全体の疲労軽減にも役立ちます。
私はiiyamaの「Pro Lite 3270QS」を使用していますが、このモニターはスタンド部分の作りがしっかりしていて、かなり柔軟に高さを調節することができます。
31.5インチサイズでも極端に大きく感じることがないのは、スタンドと調節機能が優秀だからでしょうね。
全部入りモニターも珍しくない
ここで紹介したアイケア機能は、ミドルレンジ以上のグレードに属するPCモニターであれば、ほとんど搭載されているものです。
ただし、ハードウェアブルーライトカット機能とスタンドの高さ調節については、ほかの機能に比べるとやや数が少ない印象を受けます。なので、この2つを搭載しているモニターの中から、好みのものを選ぶと良いかもしれません。