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かずのこ選手とG-Tuneに直撃取材!プロゲーマーとスポンサーから見たプロゲーマーに必要な要素

プロゲーマーになるためにはどんなことをすればいいでしょうか。ゲームが強いこと?確かにそれも必要でしょう。でもそれだけでプロゲーマーになれるとは到底思えません。

そこで格闘ゲームのプロゲーマーである「かずのこ選手」と、スポンサーであるG-Tuneに話を伺ってきました。テーマは「プロゲーマーとスポンサーから見たプロゲーマーに必要な要素」です。また、「プロゲーマーをスポンサードして利益になっているのか」等かなり突っ込んだ話もしています。

なお、かなり削ったにもかかわらず10000文字を越えてしまったので、ブックマーク等しておいて時間のある時にゆっくり読むことをおすすめします・・・。

登場人物

  • 杉澤さん – 株式会社マウスコンピューター コンシューマ営業統括部 コンシューママーケティング室室長
  • 宮尾さん – GODSGARDENのマネージャー的存在
  • かずのこ選手 – Team:GODSGARDEN所属のプロゲーマー
  • うらみん – 当サイトの運営者。かずのこ選手と同じく、元々は川越の格闘ゲーマー。バーチャファイター4でセガ公式の全国大会まで進んだことがあります。

G-Tuneがどのような活動をしているか

私が知る限りでは国内パソコンメーカーの中で、マウスコンピューター(G-Tune)がゲームのイベントや大会へのサポートを最も積極的にやっているように見えます。

ありがとうございます。

これまでどのような活動をしてきましたか?

数年前私がひとりで担当していた時は、イベントや大会へのサポートは年間2, 30件が限度でした。その後3人体勢になってからは段々と年間50件まで増えてきて、今は年間100件以上のイベント協賛をしています。

元々はセガさんやカプコンさんのゲーム体験会等にパソコンを30~50台貸し出す等、お手伝いしていました。そこから弊社としてもパソコンでゲームをすることの良さを伝えなくてはならないと思いました。

なおかつ極端な話をすると、詳しい方からするとパソコンはCPU、メモリ、グラフィックボード・・・と同じパーツを搭載したら額面上は同じスペックになるわけです。

そこで品質や安定感の違いを実感して頂く必要があるだろうと考えました。例えばどれだけエアフローが大事だと言っても、すべてのパソコンメーカーがエアフローにこだわってると言うわけです。

このようなスペック表だけだとわからない部分は体感するしかないと思っています。もしもオフラインのイベントでパソコンがトラブルになってしまうと、イベント運営側は大変なことになります。

このような失敗が許されない環境へ機材を提供することは、絶対的な品質への自信がないとできません。そしてイベントで当たり前に使えていることが一番大切です。

イベントに来てくれた方々がG-Tuneのパソコンを触ってみて、違和感なく使えることが大事だと思っています。G-Tuneのパソコンの良さを伝えるためにイベントへの協力を積極的に行っていく、というのが出発点です。

それから発展していって3年前から協力だけでなく、生放送などゲームに関わることやゲーミングPCを使って何かすること、例えばVRに関しては、VRあるところにG-Tuneあり、みたいな形で積極的にあらゆるプロモーションをしています。

最近だとOcufesに協力していますよね。特にLITTLEGEARはOcufesがきっかけで開発されたゲーミングPCなのではないでしょうか。

(*Ocufesとは日本のVR開発者団体のこと)

Oculusがキックスターターで2013年に出てきた直後からずっとシーンを追いかけてきています。ここからコミュニティへのアプローチを意識するようになりました。

当時はVRってまだまだ未知だったので、どういうパソコンが必要なのかが不安定でした。最初はmacbookで動いていたのにバージョンアップでスペックが足りなくて動かなくなりました。これはゲーミングPCの出番だと思いました。

また、Optimus機能の競合が発生しノートパソコンでVRへの出力ができないこともありました。そこでVR開発者から色々な意見を収集することにしました。まずはOptimusが駄目、だったらOptimusを無効にできるノートPCを作ろうじゃないか、となりました。ただ今後ノートPCでの環境がどうなるかわからないので、持ち運べるデスクトップという発想でLITTLEGEARが生まれました。

G-Tuneがプロゲーマーをサポートする目的とは?

現在どれくらいの数のプロゲーマーやプロゲーミングチームのサポートをしていますか?

Team:GODSGARDEN、DetonatioN Gaming、Rampage、USGの4チームをサポートしています。

ではG-Tuneがプロゲーミングチームのサポートをする狙いや目的はなんでしょうか?

まずはゲーミングPCの良さをどのように伝えていけばいいか。スペックだけではわからないG-Tuneの強みをどう届ければいいか。これらの課題は私達がG-Tuneのサイト上に記載しても限界があると考えています。

一方、オフラインでのイベントは実際に来て触らないとわからないという限界があります。今はインターネットで動画配信等を活用し、G-Tuneの良さを伝えてくれるエバンジェリストが必要であると考えました。 

ではどういう人がエバンジェリストになってくれれば説得力が出るかと考えた場合、プロゲーマーだろうと。プロゲーマーに限らずゲーム配信に携わってきた人にはファンがついています。「面白い」「こんなプレイしていみたい」と思っているわけです。

「G-TuneのゲーミングPCを使っているからゲームがヌルヌル動いていて、快適に配信できている。同じことやりたいならG-Tune触ってみて」とプロゲーマーに言ってもらえると、「色々なPCメーカーがあるけどそこまで言うなら試しにG-Tune触ってみようかな」という流れになることを狙っています。

つまりプロゲーマーは私達の代わりになって啓蒙してくれる理想的な人なのでサポートを積極的にしています。

短期的な見方をするとプロゲーマーへのサポートは広告宣伝費としての意味合いが強いと思います。プロゲーマーへのサポートは売上や利益として成り立っているのでしょうか。

そういう意味では成り立っています。これだけ長年サポートできていることがひとつの証明です。

GODSGARDENとG-Tuneの関係

かずのこ選手やTeam:GODESGARDENの選手たちはG-Tuneがサポートしているプロゲーマーの中では唯一の格闘ゲーマーです。他のe-Sportsと比べると格闘ゲームはゲーミングPCとの関わりがやや薄いように感じます。それでも成り立っているのでしょうか。

元々かずのこ選手にスポンサードする前からお付き合いがありました。e-SportsのプロゲーマーとしてではなくゲームコミュニティーとしてのGODSGARDENのゲーム配信番組である「顔TV」にてG-Tuneの啓蒙活動をして頂いていました。そこで素晴らしい結果が出ていました。

実際、顔TVは格闘ゲームがメインではあるものの、他のゲームの配信もしています。多くのゲーマーは1つのゲームだけでなく色々なゲームをするものです。私もFFシリーズをやるときもあれば格闘ゲームをやるときもありました。

色々なPCゲームのジャンルがある中で、顔TVの視聴者が格闘ゲームだけやっているわけでないだろう、と思っています。ゲームは色々なジャンルがあって、色々な楽しみ方があるのですから。

だからかずのこ選手が良いといったものに対しては、格闘ゲーム以外のところにも影響するはずです。かずのこ選手を格闘ゲーマーだからこそ、という狭い視点では見ていません。

G-Tuneでは顔TVモデルやGODSGARDENモデル等を販売していましたが、特に印象深いのがカプコンカップ2015でかずのこ選手が優勝した際の記念モデルです。あれは大ヒット商品になったのではないでしょうか。

尋常じゃないことになりました。(笑)

ということは、プロゲーマーをサポートすることは自社の利益に繋がっているということですね。とても良い関係ですよね。

GODSGARDENにサポートをした経緯

G-TuneはGODSGARDENと密接な関係に見えます。ではGODSGARDENと協力するにあたって、専用モデルの販売以外にはどのようなサポートをしていますか?

珍しいものとしては、GODSGARDENが活動しているゲーミングハウスが『G-Tune顔巣秋葉原』という名前になっていることです。他のチームにはないことを一緒にやっていこうとしています。

『G-Tune顔巣秋葉原』の件では本当にお世話になりました。当時『顔巣』と呼んでいたGODSGARDENの配信場所が横浜の外れにあったんですが、ちょっと場所が不便だったんです。ゲーマーのたまり場なのに、遠すぎて溜まれないと言う。(笑)

で、総師範KSKが秋葉原に引っ越そうと言い出しまして、皆その気になったんですがGODSGARDENはいつもお金が有りません。で、僕が杉澤さんに泣きついたんです。

「秋葉原に行けばゲーマーも集まって、配信頻度も増えて、より宣伝にもなるはずです。ネーミングライツを買うと言う形で助けてもらえないでしょうか?」と。

最初は結果を出して下さっているGODSさんが困っているなら・・との思いもあったのですが、やってみた結果、配信頻度、視聴者数共に増やして頂きましたし、毎日放送される番組名に「@G-Tune顔巣」と表示して貰える様に成りました。

「裏顔TV」は膨大なPVの有るニコ生のTOPにも毎回表示される人気番組ですので、広告の費用対効果ではとてもいい提案をしてもらったと思ってます。

この件は、お金がどうしても必要だったから、無理くり捻り出したアイデアだったので、結果が出て本当によかったです。杉澤さんが怒られなくて本当に良かった。

私にとってGODSGARDENはとてもとても大事な存在です。物凄くコアなファンがついていて、個人的にも、お付き合いしていて非常に楽しいということがあります。

また、GODSGARDENでG-Tuneを頑張って啓蒙して頂いているので、ずっとWin-Winの関係を続けられています。だから色々なことを積極的にやっていきたいと思っています。

GODSGARDENがG-Tuneとのお付き合いをお願いする当初は、かずのこではなくGODSGARDEN全体として話を持っていったんです。GODSGARDENチャンネルは累計だと何千万人の視聴者数、おそらく当時はゲームに限らず音楽や雑談などを含めた全チャンネルの中で一番の累計数でした。

そもそも最初はGODSGARDENて格ゲーのシーンを盛り上げたくて、ウメハラくん、総師範KSK、稲葉さんと僕の4人で最初始めたんです。ただ、お金が無くって本当に苦労していて。スタッフも交通費とかも自腹で出して、みんなで助け合ってやっていました。

視聴者の皆さんも格ゲーを大切に考えて居て、「格ゲーの大会(GODSGARDEN)をサポートしてくれるスポンサーの商品は買い支えなきゃ!」と言う感じでしょうか。みんな凄い危機感だったんです。

僕らとしてはマウスとかキーボードとか比較的単価の安いデバイスのスポンサードは過去にお願いしたことがあったんですが、どれも結構売れるんですが単価が安いため、同じくらいの数が売れるならゲーミングPCにしたほうが、スポンサーからこちらに頂ける費用も増えるかな、という狙いがありました。

パソコンってスペックが同じだと似たような価格だったりもするし、それならGODSの視聴者の皆さんもGODSを応援しているメーカーのパソコンを買ってくれるんじゃないかなと思ったのも有ります。あと、同じスペックだとG-Tuneは比較的安いからお勧めし易いですしね。

ただゲーマーの配信がパソコンメーカーのスポンサーを獲得する、という実績がGODSGARDENにも、G-Tuneさんにも、そもそも業界全体にも全くなかったんです。

ですので、最初は無料でいいので、スポンサードしている体で顔TVのG-Tuneモデルを出してください。と提案したら、なんとかやってみましょうとご快諾頂けました。ただし、儲かったら分けてくださいと。(笑)

ファンの人達全体と一緒に盛り上げていった結果、1年以上に渡ってG-Tuneの売り上げランキングで1位を何度も獲得することができました。それができたので、かずのこにも良いスポンサードをして頂くきっかけになったんです。

G-Tuneさんからすると、GODSGARDENにスポンサードしてもその効果は未知数だったと思います。一方、僕らは宣伝したからと言って何かを失うわけではないので、宣伝してみたらたくさん売れて、じゃあもっと色々できますね、という流れで・・・。

5年前はもう本当にそんな感じで始めたんですよね。ゲーム推奨PC等(ファイナルファンタジーXIV推奨PCとか)はやっていましたが、動画配信者とのタイアップはやったことがなく、エイヤっと始めてみました。

そもそも、ゲーマーとゲームタイトルを同列に扱ってくれると言うのは当時は本当に有難かったですね。怖かったと思うんですよ。外から見たら僕ら勝手にチャンネルつくって配信をしている、謎の中年男性集団ですからね。(笑)

こんなどこの馬の骨ともしれない集団に上場企業がスポンサードして、事故ったりしたら杉澤さんが怒られちゃうじゃないですか。

僕らは格ゲーのサークルでは有るものの、当時の僕の本職がレコード会社の会社員だったし、ほかにも放送作家さんが居たりしたので、許諾関係とかでいろんなメーカーさんと出来るだけトラブルが起こらないように連絡を取り合ったりはしていたんですけど。

裏ではそこまで気を使って配信していたんですね。

それなりにちゃんとトラブルが起こらないように気を使っているんですけど、前例がないなかで配信番組にG-Tuneがスポンサードするのは勇気がいただろうな、と思います。

でもその結果、凄く良い結果・関係が生まれたんですよね。

いいことがたくさん起こりました。かずのこがカプコンカップ2015で優勝したのもそうですし、その前に使ったCMも・・・狙ったと言えば狙ってたんですけど。明らかに狙った以上の効果が。(笑)

あのCM大好きです。(笑)

(*Speed & Powerでお馴染みのCM。顔TVの配信の最初と最後に流れます。)



かずのこくんや総師範KSK、ふり~ださんが出るから、彼らのファンから見たら面白くなっちゃうはず。でも知らない人から見たら普通に格好良くて、有名なプロゲーマーが出演しているよね・・・という中身で作っていきましょう、とは言っていたんですが想定以上でした。(笑)

謎のCPUと対戦してたりとか。

CPUガイル(笑)

なんでCPUガイルに勝って叫んでるんだっていう(笑)。色々面白すぎます。

見ている人も一瞬だけ映っているCPUガイルに気付くわけじゃないですか。みんなよく見てるんですよね。

見てますよ。細かく見てます。一瞬しか映ってないのに。

奇跡的に面白いことが色々起こって、本当に感謝してます。

GODSGARDENの強み

他にも以前、GODSGARDENのメンバーがマウスコンピューターの工場見学に行く様子が配信されていました。あれも非常に面白かったです。

ありがとうございます。弊社では今、「飯山TRUST」という言葉を掲げて、飯山で製造しているからこその品質の良さを伝えていこうとしています。

色々なメディアにそのメッセージを発信しているのですが、ゲーマーは新聞で情報を仕入れない可能性があります。ではゲーマーにどうやって伝えていけばいいかと考えた時に、やはり自分の好きな人が工場に潜入してみた、というエンターテイメントな要素とかあったほうがきっと皆さん見てくれます。

ガチガチ堅い雰囲気よりも少し緩くてわかりやすい訴求したい。だったらそういうプロに来て頂いて、ファンが紐付いているなら見て貰えるのではないかということでやってみました。

GODSGARDENの配信が好きだからこそ、視聴者はあの長い時間動画を見てくれるのですね。

まさに僕らがやっているプロモーションはテレビがやるような広告展開とは大分違っていて、テレビCMが15秒、雑誌広告がペラっと捲るだけなのに対し、長い時間をかけてじっくり伝えられます。

あの動画では飯山に行ってそこにいる人達と交流して、実際に飯山の工場で一生懸命作ってる様子を伝えました。自分たちを使ってもらえれば、長い時間をかけて知りたい人に濃い情報を届けられます。

かずのこの選手とG-Tuneとの関係

簡単に自己紹介をお願いします。

G-Tuneさんにスポンサードにして頂いている、GODSGARDEN所属のプロゲーマーかずのこです。

かずのこ選手はこれまで紆余曲折ありつつ、今のG-Tuneにスポンサードされているプロゲーマーになったわけですが、以前とガラッと変わったことはありますか?

精神的には良い意味で変わったところはありません。他のプロ格闘ゲーマーと話す機会が多いのですが、スポンサーから大会の成績に関するプレッシャーをかけられることがあると聞いたことがあったので、自分も覚悟していました。

カプコンカップ2015の本戦前に本格的にスポンサードして頂けることになって、ご挨拶に来た時にプレッシャーをかけられるのかなと思っていたものの、そういうのは本当にまったくありませんでした。カプコンカップ2015ではいつも通り緊張することなく自分のプレイに集中することができました。それがカプコンカップ2015で優勝できた要因のひとつになったのではないかと感じます。

他のプロゲーマーの方は「ここで勝たないとまずい」という緊張やプレッシャーで自分の実力を出せないこともあるそうです。G-Tuneさんはむしろプレッシャーをかけないようにしてくれているので、本当に良いスポンサードして頂けてると実感します。

なので、格闘ゲームに対するモチベーションが上がったりはするのですけど、マイナス面は一切感じません。

G-Tuneがかずのこ選手をスポンサードした経緯

カプコンカップ2015で優勝した時にかずのこはG-Tuneのパーカーを着用していました。

はい、よく覚えています。

今から見るとカプコンカップ2015の前にG-Tuneからスポンサードを受けていたように見えます。でも実はG-Tuneからスポンサードを受けた発表はカプコンカップ2015の後なんです。

そういえばそうでしたね。

実力的には問題ないと言われながらも長い間アマチュアでやってきて、満を持してZeveronのスポンサードを受けることになったのですが、発表したら直ぐにZeveron自体が分解してしまい、かずのこが宙ぶらりんの状態になってしまいました。

その時に我々GODSGARDENのスタッフもどうしよう・・・となってしまい、かずのこファンも「かずのこ可哀想」という状態でした。杉澤さんになんとか助けて頂けないでしょうかとお願いしに行ったら、杉澤さんはどうやって社内で調整や説得をするかまで考えてくださって、サポートしてくれるところまでいきました。

ただ、カプコンカップ2015本戦まで時間がなく、プレスリリースや社内稟議など諸々の調整や準備が間に合わない状態でした。でも発表はしていないけれど契約は完了というところまで進んでいたので、せっかくの大舞台ですから「じゃあG-Tuneパーカー着て出なよ」ということになりました。

そしたら着て優勝!(笑)

昼休みに社内で「うおおおお!お祝いだー!」と大騒ぎしてました。(笑)

助けてもらった状況ではありつつも、プレッシャーをかけられることなく、非常に良くしてもらってます。

大会はただでさえ緊張するのに、そこにプレッシャーが加わるのはつらそうです。

格闘ゲームは精神面が重要だと思うので、プレッシャーがかけられないのは本当にプレイしやすいです。

GODSGARDENもサポートして頂くだけの存在にはなりたくないので、かずのこが優勝したことによって、記念セールで喜んで頂けて良かったです。

かずのこ選手が考えるプロゲーマーになるために必要な要素

以前どこかの動画かイベントで「プロゲーマーに求められることは何か?」を質問された時に、他のプロゲーマーの方々は「強さ」だとはっきり断言したのに対し、かずのこ選手は「スポンサーへの貢献」だと仰っていました。

そうですね。NVIDIAのイベントだったはずです。皆さんズバッと発言されるので自分だけ間違っているのかな、と不安でした(笑)。でも僕は「スポンサーへの貢献」で合っていると思いました。

実は数日前にこんなアンケートを取りました。多くの人がプロゲーマーは強さが最も重要だと考えているようです。

そうですね・・・。強さもスポンサーへの貢献も重要なんですけど、ゲームが好きな人からすると存在感だと思うんです。だからゲームシーンで存在感を出すことが一番重要だと考えています。

存在感とはカリスマ性、あるいは知名度ということでしょうか?

知名度もそうですけど、強ければ存在感を出せますし、面白いプレイヤーだったり、他の人があまり使わないキャラクターを使うプレイヤーだったりすると、それはそれで存在感が出ます。やはり注目されたり、この人がいたら面白いな、と思って貰えないと意味がありません。

ただ強いだけだったら、アマチュアのプレイヤーにもたくさんいます。でも日本でプロゲーマーになっている人は凄く存在感がある人です。例えば女性プロゲーマーのチョコブランカさんに求められているのは、強さというよりかは「女性でも格闘ゲーム頑張れるんだぞ」とか「メディアに出てアピール」とか、存在感を出せているからプロゲーマーでいられるし、みんな応援してくれているのだと思います。

なるほど。ではかずのこ選手は存在感を出すためにどのような活動、あるいは工夫をしていますか?

注目される大会には毎回出場するようにしています。またゲームで新しい発見があったとかSNSで発信したりしています。

プロゲーマーは練習している姿を配信する等、そのゲームに対する活動を発信していって、興味を持ってもらわないといけません。プレイヤーに興味を持ってもらえれば、そのプレイヤーのスポンサーになろうとする企業が出るかもしれません。

格闘ゲームのプロゲーマー達は大体週1くらいは自分の活動を配信していると思います。大会だけではなく、普段からこういう活動していることをアピールしていく必要があります。

確かに大会にだけ出て、他では露出しない人は存在感が出なさそうです。

それこそ世界大会で優勝すれば存在感が出るのでしょうけど、強いプロゲーマーがたくさんいる中で優勝するのは難しいです。だから世界大会の優勝を目指しつつも、他の活動もしていかないと。ゲームだけしていればいいわけではないと思います。

かずのこ選手から未来のプロゲーマーへのアドバイス

アンケートの結果を見る限りでは、これからプロゲーマーを目指そうとしている人たちはゲームの強さを最優先に考えているかもしれません。ではこれからプロゲーマーを目指している人たちに「もっとこういうことをしたほうがいいよ」というアドバイスはありますか?

マイナスイメージが付いているプレイヤーをスポンサードすると、企業にマイナスな効果しか生まれません。プレイヤーとしてクリーンなイメージが付いていないと尊敬もされないし、悪い意味で存在感が出ちゃったりします。

だから尊敬されるような選手にならないとプロゲーマーにはなれないと思います。あとは色々な活動をしているというアピールをしないといけないので、今だったらTwitter等のSNSアカウントを必ず作るとか配信するとか。ゲームだけ強くなればいいというわけではないってことを覚えて、自分を売っている活動をもっとすべきだと思います。

ファンを獲得することが重要なのでしょうね。

そうですね。プレイだけでファンを獲得するというのは難しいと思うので。強さも重要なんですけど、強さだけじゃないぞ、というのはプロゲーマーを目指す人に覚えておいてほしいです。

スポンサーから見たプロゲーマーになるために必要な要素

スポンサー側からすると極端な話、ただ強い人と強くて配信などもしっかりしている人とでは後者をサポートしたいものですか?

そうですね。個人的観点を含めつつビジネスの視点でも見た場合、結局どのように成果を出せば良いのか、というところに着地します。ですから自分の強みをしっかりアピールして活かせる方に対してスポンサードしたいと考えます。

「スポンサードしてください」と言われても、「何ができるんでしょうか?」に対する答えがないと難しくなっちゃいます。これってスポンサードに限らずどんな仕事でも一緒だと思うんです。飛び込み営業でいきなり「うちの製品買ってほしいんです!」って言っても・・・それと同じだと思うんですよね。

だからプロゲーミングというシーンで活躍していくなら強さプラス活動の幅。つまりゲームの上手さだけじゃない自分の強みに取り組んでいく必要があるんじゃないかなと思います。

自分の強みを知っておくことは重要でしょうね。

ただ、配信するだけが答えではないと思います。「僕は配信はしないけれど圧倒的な知名度があります!さらに超イケメン!(笑)とにかく映像に使ってくれれば、僕のファンは絶対に反応してくれます!」なんてことをアピールすれば、企業によっては魅力を感じてくれるかもしれません。

だから強みを理解してアピールできることが必要なのかな、と思います。

これからのG-TuneとGODSGARDEN

GODSGARDENとG-Tuneで今後こうしていきたい、というプランはあるのですか?

うちとしては、ずーっと長く長くやっていきたいと思っています。ビジネスとしての活動の話をすると、チームとして活動の幅やファンを広げて頂くことで、結果として私達にとってはアプローチ先が増えるので、新たなお願い事が出てくるのかな、と思います。

ビジネス臭を若干なくすと、人として皆さんとても素晴らしい方々なのでずっと長くやっていきたいのもそうですし、色々なヒントを頂けます。

「こうやったらどうかな、ああやったら面白くなりそう」と色んなアイディアを頂けます。PCメーカーとしてパソコンを売ることに特化した発想だけでなく、エンターテイメントを作る発想が(宮尾さんから)出て来るんですよね。

それってゲームシーンに特化して追っかけている皆さんだからこそ生まれてくるものです。今後もお互いに意見を出し合いながら、新しいアプローチの仕方などを模索していきたいと思います。

かずのこ選手はどうですか?

より一層頑張るしかない・・・。(笑)

とりあえずカプコンカップのことで頭がいっぱいだよね。

そこで活躍できればいいなって感じですね。

GODSGARDENサイドからのお知らせとしては、近々ソウジ君周りで動きがあるかもしれません。

おお!続報を楽しみにしています。ありがとうございました。

(インタビュー収録後にTeam:GODSGARDENに所属を発表したソウジ選手が11月22日に東京ヴェルディのeスポーツ部門にレンタル移籍と言う発表がされました。)

>> G-Tune
>> GODSGARDEN

管理人 うらみん

格ゲーに飽きて2002年頃からオンラインゲームに参入。主にFPSとMMORPGをプレイしています。FPSでは大会で優勝し、海外クランと対戦したことがあります。RTSは下手糞です。

パソコンをカスタマイズするのが好きなので、趣味で当サイトを運営しています。ドスパラ、G-Tune、フェイス、エイリアンウェアなどのゲームPCを使用した経験があります。

ゲーム PCの選び方で迷ったら、Twitterで気軽に質問してください(╹◡╹)

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